トルコのリゾート カシュ
トルコの南西部、地中海に面した所にカシュ(Kaş)という小さな町がある。
10分もあれば歩いて横断できるほどの小さな町であるが夏場はリゾート地として賑わう。
折角のリゾートであるから海沿いに宿を取ろうと思い小さなペンションに泊まった。
裏庭の先がすぐ海だったがビーチではなく岩礁であった。
梯子とか設置されていたが海に飛び込んだら足の届かない深い海でずっと立ち泳ぎをしていなければならないので一回20分位が限度であった。
後は庭のデッキチェアで本を読んだり微睡んだりを繰り返して一日を過ごした。
ペンションから歩いて4,5分の所にオリーブの古木の疎林に囲まれたヘレニズム時代の劇場跡があり散歩や読書で毎日訪れた。
夕日に照らされた地中海は将に葡萄酒色に輝いていた。
他にもカシュの町には繁華街の中に石棺(右)や山際に石窟墓(左)等遺跡が散在している。
港には多くのクルーズ船が停泊していて前夜までに予約すれば乗れるようであった。
私は20km程東方にあるケコワ島へのクルーズを選んだ。
船は2本マストの帆船の形をしていたが帆走はせずエンジン動力の汽船であった。
客は30人程で欧米人が多かった。
(画像はGoogleのストリートビューでクルーズ船乗り場付近を写したものである)
途中2ヶ所景色の良い所で各々30分程のスイミングタイム
ケコワ島へ行き地震で沈んだ古代の港や海上に浮かんでいる石棺などを見物し船上で昼食。
その後上陸して高台にある中世の城塞を見て回った。
暑い夏の直射日光を浴びてのハイキングは強行軍であった。
帰りの船上では皆眠り込んでいた。
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