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むつかしいですね

日テレの特集番組で「場面緘黙症」というのが紹介されていました。
2022年の放送です。
https://news.ntv.co.jp/category/society/fe6e52ba04ef4fc381f09597579933d4

「場面緘黙症」とは、家では普通に話しているのに、学校などに行くと「止まってしまう」障害です。
母親が学校に連れて行くと、廊下に立ち止まったままで、表情がなくなっていました。

学校に行くと「止まってしまう」ので、食事はもちろん、一日中水さえも飲まないままだった事もあったそうです。

でもケーキ作りが好きで、専用のミニ工房を作ってあげたら、自分の居場所が見つかった と喜んだそうです。
(カメラがあったからか、表情にこそ出ていませんでしたが)

よかったですね。
(そのあとちょっとありましたが。)


「自己愛性スペクトラム症候群」という障害もあり、この人の生い立ちは可哀そうです。

親から愛されたいために「自分は常に優秀でなければならない。」「そうでなければ愛されなくなる。」という、恐怖と隣り合わせで幼少から育つのだそうです。

だから「自分が唯一の優れた人間であり続けるために、ライバルは蹴落としてもいい。」という結論になる。

「自分は優れた人間だ。」と思っているので障害であることを認めない。
ゆえに治療が難しいそうです。


自分が障害を抱えていたら、どうして欲しいでしょうか?
「関わられたくない。」と思うかも知れません。

むつかしいですね。


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