もう負けてくれ…と願った高校野球(前編)
先月、TVで母校の野球ユニフォーム着た選手が、他校の選手と一緒に戦っていた。
野球には興味ないのだが流石に、「どうなってんだ!?」と思って調べてみたら、少子化で単独ではチーム形成できなくなり、5校の選手を集めてチーム形成している…とのこと。
しかも、令和8年度には学校そのものが無くなり、周辺3校を統合するって…もう、そんなことになっていたのか…
母校に大した思い入れのない僕のような人間でも、少し寂しさを覚え…統合チームを応援するも、健闘むなしく敗退してしまった。
それと同時に、古い記憶がよみがえった。
それは高校1年生の夏だった…
(以下、回想)
下宿主「ええ?勝った!?じゃあ次の日曜もご飯作らないといけないの?次も勝ったら、夏休みになっちゃうじゃない!いつまで勝つのよ?」
僕「まあ…勝ってしまったら…そういうことになりますよね…」
(相変わらず、このバ○アはマジでよぉ…いつまで勝つかなんて、誰が予想できっかよ!?そんなの、こっちが知りてーよ!)
(更に遡って…入学時まで回想)
僕は中学で卓球部にいた。高校でも卓球をやろうと思っていた。
中学では諸事情で、思いっきりプレーできたとは言い難く、その心残りを高校の部活で解消するつもりだった。
実家がド田舎過ぎて、高校の近くの下宿に入った。
下宿先は3階建ての鉄筋コンクリート造で、学生は3階、向かいの職業安定所の職員がたまに泊まる部屋とトイレと洗面所のある2階、カウンターのみの食堂と風呂場、下宿主の部屋がある1階…という造りだったと思う。
僕は入学式の前に、スポーツ用品店で新しいラケットとラバーを購入した。早速、素振りをした。一刻も早く玉を打ってみたいと思った。
本当に、やる気満々だった。しかし…
下宿主「ええ?卓球部!?運動部に入りたいの!?もう、運動部はやめて欲しいのよ…お風呂が遅くなるから…」
卓球部に入りたいと下宿主に報告したところ、露骨に嫌な顔をされてしまった…あの顔だけは今でも忘れられない。
下宿には2年生はいなくて、3年生が2人いた。1人は何部なのか不明だったが運動部ではなかったと思う。もう1人はバレー部だった。
というか、バレー部の先輩は小中でも先輩だった人だ。
先輩は良くて、僕達(同じ中学で部も同じ同級生がいた…彼も高校でも卓球部志望だった)はダメなの…?なんで入居する前に、予め説明してくれなかったの!?
この出来事は僕(と同級生)の思い描いた高校生活を大きく歪めることになった。
端的に言ってしまえば…この事件により、僕はスポーツが大嫌いになった。
(続く?)
思った以上に長文になりそうなので、回想からの回想で切っちゃいました😓
需要が高そうだったら、なるべく急いで後編を書きます。
なお、母校には廃校前に一度くらいは行ってみたいと考えています。
>> Nul さん
ありがとうございます😌思い出しながら書き進めてます。
>> 1953生まれ さん
昔とは違いますよねえ😓>> 杏鹿@………………………… さん
ご期待に添えるか分かりませんが、がんばります🫡「下宿のおばちゃんには迷惑だったろうなぁ」ということはいろいろあります。
北海道から出てきたので夏休みに遠距離を帰省する金などなく、
学生用下宿なので夏休み食事は基本なしのはずなのに、時々飯食わしてくれました。
夏休み中クラブ活動に通うわけでもなく、畳に訳のわからん部品を広げて電子工作している1年生。
今だったら、テロリストの卵を疑われても仕方ない学生でした。
>> 流しのモバイル人@増築温泉旅館裏通路 さん
僕も基本的には感謝しております。他人の子供を預かるなんて大変に決まってるし。帰省した時に何度か、お土産も持って挨拶行ってました。
しかし、「後出しで運動部NG事件」だけは…今でも残念でなりません。
「運動部じゃなきゃ何やってもOK」みたいな振り切れ方しちゃって…😞
(喫煙、飲酒みたいな単純な荒れ方ではなかったですが)