解体工事で足場倒壊【追記あり】
福島県会津若松市のビル解体工事現場で、足場が倒壊して女性が軽いケガしたというニュース。
死者が出なくて幸いでしたが、この手のニュースをうっかり見てしまうと建設業から離れた今でも、胸が苦しくなります。
建設業で働いた最後の数年間(コロナ前からコロナ中)は、人手不足の深刻さと、外国人作業員の増加の凄さを見て、不安になったものです。
このニュースの事故が、それらを要因としているかは分かりません。ただ単に計画がずさんだっただけという可能性もあります…
しかし、外国人に頼る傾向が高まるにつれ…ただでさえ余裕が無い建設業界が、リスクを一定にキープ出来るとは(真剣に現場で働いてた僕には)、到底思えないのです。
外国人が増えたら事故が増えるかもしれない。なんて書くと「差別だ!」と言われそうですが…たとえば10〜15年前くらいと比べたら、全く違う光景が工事現場にはあったのです。スマホの普及です。
いま、外国人の方たちが多い工事現場を休憩時間
にのぞくと十中八九、彼らはLINEのようなアプリ使って母国の人達と会話しています。
何を喋っているのか全く分からない言語の方も、大勢いました。
中には、日本人の親方から
「お前、休憩時間にスマホで家族とばっかり話してないで、もっと日本人と話せ。だから、いつまで経っても俺が何の指示してるか、理解出来ねんだよ。」
って説教されてる外国人の若者もいました…😨
外国人の方が増えたら増えただけ、日本語は上達しなくなります。だって、出身が同じなら仲間同士で、母国語で話した方が楽ですから。
仲間がたくさんいるような環境で、あえて難しい日本語習得に励むような人が、はたして何人いるのでしょうか…?
会津若松のニュース見て、あの時に感じた不安を思い出して、また怖くなりました。
ちなみに僕は、高い足場がある工事現場の横を通る時は(優れた職人が作業していそうであっても)、全力で駆け抜けてます…😖
【追記】
言葉がきちんと通じてない事が要因のヒューマンエラーによる事故は、少なくとも3件は見ています。うち1件は、自分が監督やってる時でした。
ちなみに、建設業をやり始めた頃には皆無です。
3件全て、(僕の建設キャリアの)後半の後半に集中して起きてます。つまり、わりと最近…って事です。
具体的な数値にできなくて申し訳ないですが、付け加えておきます😞
私も同様に、一刻も早く離脱です。
>> p928gts さん
賢明ですね、p928gtsさん👍東京の真ん中あたりでも、落ちてきた単管が通行人の頭に直撃したとか、ありましたからね…
タワークレーンのクライミングや、移動式クレーンにも警戒しています。
人間は失敗する生き物ですから。
失敗しないのはドクターX…外科医・大門未知子くらいのものですから…
![Screenshot_20240802-090208_ASUS_Launcher_(1).jpg](https://img.king.mineo.jp/system/content_comment_images/images/000/001/498/024/M_image.jpg?1722557096)
お疲れ様です。建設業の端くれにいますが、業界全体としては労働災害の件数は減ってきていると認識しています。一昔前と比べ安全管理に割く時間と労力が格段に増えていますね。納期やコストが優先されていた状況から、安全や品質が優先される事が多くなりました。
施主に対して最初から安全に関するコストを見込んだ説明や工期を納得して頂いて、工事に望んでいます。まだまだな現場もあるでしょうけど、少しずつでも理想の形へと持っていければ。
建設業では墜落転落災害がトップなのは変わらずなので、足場を含む高所作業は特に丁寧な手順や周知、安全管理が求められていますね。
ちなみに高所作業車や移動式クレーンを使う作業も多いですが、倒れるほどの事故は稀ですね。10年に1回も無いですし、私の関係する現場では過去30年ほどありません。
安全に絶対はありませんが、更に高いレベルで安全管理に努めたいですね。(^^)/
>> 多肉サボ好きT君 さん
こんにちは😊多肉サボ好きT君さんは、しっかりした現場でお仕事に携わっているのでしょうね。文面から、自信と誇りをひしひしと感じます。
僕が一番つらい仕事してた2017年…まさに東京のど真ん中って場所で一気に3人もの方がお亡くなりになる事故がありました。
高所作業車が仮床をブチ抜き落下し、下で作業していた作業員も巻き込んだ事故です。
僕はその時、皇居の入口の近くで搬入搬出作業の指揮、工事写真の撮影などをしていました。
事故が起きたのは、その向かいの現場です。
こういうのは信じない方のほうが多いですが…事故後に急に背中に激痛が走ったりしてました。(お経となえると緩和する)
2010年くらいに、クレーンが倒れて通行人がお亡くなりになる事故がありました。僕は行ってませんけど、同僚が行ってた現場でした。
そのゼネコン…2011年の311震災の翌日、点検無してタワークレーン使用していました…本当に呆れました。あんな、釣り竿みたいにブルンブルンと想定外の揺れを受けたクレーンを点検無しって…😨
やっぱり、事故を起こす体質ってあるんだな…実感しました。企業名出しちゃいたいくらい、思い出したら今でもムカつきます。
僕は優秀な人間ではないので、所謂クソ現場に通うことの方が多かったんだと思います😓
数値で事故が少なくなっているのであれば、それは本当に良いことです。
しかし、仮にたった1人の犠牲だとしても失われた命は戻りませんから、大切な命だと思います。
これからも、事故ゼロを目指して誇りを持ってお仕事頑張ってください!ご安全に!!
できるだけ遠回りして危険回避してます。
彼女たちは仲間内で母国語で話しているので、日本語を勉強する気にならないだろうなぁ...。
そのような環境が嫌になって退職する日本人もいます。
【日本語読めない外国人に日本語で安全教育 判決「事故は会社の責任」】
https://news.yahoo.co.jp/articles/39267dae12d6d46d797c89236ef10a82214e2027
「ベトナム国籍の男性が大けがを負ったのは、彼が理解できる方法での安全教育がなされていなかったから」という判決ですが、外国語で安全教育を実施するって、中小企業に出来るのかな?
>> ホットウォーター さん
君子危うきに近寄らず…とても賢い選択だと思います👍逆に言えば工事関係者だって、たくさんの人に通行して欲しくはないですからね。
>> よっちいぃ さん
安全対策、安全講習は大事ですね。大切なものを失ってからでは遅いですからね。>> lisa1789 さん
やはり、そうなりますよね。お疲れ様です😞業種にもよるでしょうけど、今の日本が直面している問題…と言っても過言じゃないと思いますね。