普通のミシンで刺繍を試みる
古い普通のミシンで刺繍をできないか挑戦してみた。
以下に手順を示す。
①刺繍するには両手を使うので本体に付いている電源スィッチをフットスィッチに替える。
一般的なミシンには電源のon-offやスピード調整を足で制御するコントローラーが付いているが私のミシンには付いていない。
古い機種で電源コードがモーターと直結しているのでプラグの抜差しで電源のon-offが出来る。
具体的には電源コードに中間スィッチを付ければ良い
スィッチ自体も自作可能であるがドアチャイムがあったのでそれを利用した。
②ミシンの押さえを外す。
押さえは上げたままでもいいが針周辺の視野が広がるので外すことにした。
③ミシンの送り歯を外す。送り歯は一方方向に布を送るので作業しやすいように外した。
④フリーハンドで直に布に刺繍を施す。(これには高度のスキル、センスが求められる)
私は絵心が無いので下の動画では適当に動かしているだけであるが自在に描画できるのは分かると思う。
器用な人はこの段階で実践に移れる。
(押さえの軸を下げるのを忘れたので布が上下に暴れているが下げれば布面との距離が2mm位になり布は落ち着く)
⑤前項が無理な場合布に図柄を書き写してそれをなぞることで刺繍を施す。(これにもある程度のスキル、センスが求められるが経験を積めば何とかなりそう)
内部を色で埋め尽くすのに苦労する。
下の動画は8分程のものをアプリを使い自動的に90秒に短縮している。
鉛筆の下書きを消したら何とか見られるようになった。
⑥ミシンの外にある図柄をなぞると布がそれに合わせて動く装置を作る。
MDF板の両端に2本の角棒をを置いて溝を作りその中に球体のビーズを並べその上に別のMDF板を置くことで滑らかに動くようにした。
下の動画のように先ず横方向に動く板を作りその上に縦方向に動く板を載せることで自在に動ける装置が出来た。
滑りをよくしようとすると遊びが多くなり正確な形を描けない。
遊びをなくすと板が動かなくなる。そのあたりの加減が難しい。
実際にやってみた。
ミシンの速度は一定であるのでなぞる速さも一定でなければならないので結構難しい。
原図と実際の出来上がり。
原図の輪郭線より内側に描画した個所は後で修正できる。
今回の作業で用意したもの
刺繍枠 15cm、10cm各1個
MDF板(6㎜厚) 20x40cm1枚、30x60cm1枚
角棒 5X5x450㎜4本セット、2x9x450mm4本セット
球形ビーズ 8mmX60個
小径の刺繍枠以外は100均のダイソーで調達した。
後、手持ちの廻り縁やベニヤ板、ボンド等
輪郭の内側を塗り潰すには刺繍用の糸を使うことになるがどのように利用するかを考えるのが今後の課題である。
自分には無理な技術だ。
刺繍できるミシンって高価だし、使いこなすことはできないので手を出そうとは思いませんが…
こっちもやらないかな(笑)
お見事です😊
夏休みの自由研究、完璧です(`・ω・´)✧
刺繍ワッペンを以前買ったけど使わずそのまま。Gジャンに縫い付け様と買ったんですけどね。
縫えば落ちる心配が無いし。
>> 探さないで下さい さん
私は今年の春ミシンを始めた初心者です。糸の方向が変わる所で一旦針を止めて次の針の動きをイメージしながら作業しています。
>> ぐ~たん さん
手先を動かしたり工夫したりすることでボケ防止の一助になるかなと思って最近ミシンを始めました。この装置小学生の孫に売り付けてやったら一石二鳥になるかもしれませんね。
>> 1953生まれ さん
よし、早速hijiakeミシン商会を立ち上げよう。年利50%の利益は確実ですから一口如何ですか?
直ぐにコンビのATMから振り込んで下さい。
店員や客がなんか言っても無視して振り込んで下さい。
>> Z5 premium さん
素材があるのなら後は行動あるのみですね。頑張ってください。