選挙のエンタメ化と泡沫候補の抑制策を考えよう
選挙のエンタメ化が課題として出てきました。
供託金さえ払えば売名行為が出来る、というのは昔からありました。誰とは言わないが、政見放送で自由にやるというのは昭和の時代からあったわけです。
でも、それが今回顕著になったのは、そのままネットに引きずり込もう(=金儲けにつながる)という意図が明確化したからだと思っています。つまり供託金を没収されてもネット配信で回収でき、しかもそれ以上に儲けにつながるとしたら「それだけでやる価値がある」ということなんだと思います。
供託金を上げればよいという意見があるが、実は供託金に関しては先進国の中では異様に高いのが我が国です(調べればわかるのでここでは書かない)。供託金を上げるとそもそも貧乏人は立候補できなくなるのでむしろ下げるべきだと私個人は思っています。しかし下げると今以上に異様な候補者が乱立することになります。
ではどうするか。
私としては「推薦人制度」でも設けたらある程度のハードルになるんじゃないかと思っています。例えば、知事選なら10000人とか、都道府県議選なら1000人とか、まぁ人口比で決めていいと思うんですが「私は○○さんを候補者として推薦する」という署名を集めないと立候補できないようにしてはどうかと思うんです。
そもそも、10000票も集められないような人が知事選に出ても仕方ないのでは?例えば今回の選挙で言うとドクター中松氏の23825票が11位で、その次が9685票です。大変失礼ながらドクター中松氏より上位でも知らない人はいますが、ドクター中松氏より下位の人は一人も知っている人はいませんでした。
ということで、私個人としては「推薦人制度」が機能しそうかなぁと思うんですが、他にいい案があれば皆さんのご意見を。
47 件のコメント
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。
別に神聖なもんじゃないから、みんなでわいわい騒いでやればいいと思います。
今回、話題性があったためか投票数が増えました。
が、まだ4割の人は投票もしないんですよね。
私も政治については、そんなに関心がありませんが、選挙にはいつも行ってます。
立候補阻止の署名はダメかな?
署名集めの期間が難しいですね。
>> せんちゃん さん
当選しそうだから入れました。そんな人が居るとは、全く思いも寄りませんでした。
死に票になるのが、いやって、考えるのが居るとは、ビックリです。
>> せんちゃん さん
私も投票したいと思う候補者がいなくても投票には必ず行きます。その場合は「どちらがマシか」「どちらを落とすべきか」とか「どっちの所属政党がマシか」とか極限まで比較して投票することにしています。> まだ4割の人は投票もしないんですよね。
私の義母は都民ですが、今回は投票していません。入院中だからです。まあ、人それぞれ色々な事情があるのでしょうからそこはあまり追及しないこととします。
なお今回は投票率の話ではなく、立候補者からいかに「泡沫候補を減らすか」という話ですので何卒。
選挙の運営費として、
回収する条例や法律でも制定したらいい。
儲からないと分かれば、
今回の都知事選の立候補者のうち、
二桁も残らないんじゃないかな。(●´ω`●)
>> モバイル クエスト@gmail.com さん
> 選挙関連動画の視聴いや、違います。
選挙が終わって売名が終わって「これから」の話なので。それ、どう集計するんですかね?
有権者が無視すればいいだけです。
エンタメ化という面では、今回のH氏のような手法もありますので対抗するのは難しいでしょう。
何でも言いたい放題で言ってもすぐにその発言を撤回する、直前まで立候補すると言っておきながら当日になって立候補もしない。
全てはお笑いの領域のネタでパフォーマンスですね。
それでも面白がる人がいるから収入源として成り立っている。
問題なのは今回は当初マスコミがほぼ無視していた石丸氏が一定の結果を出したことで、既存の政党やその党員、マスコミの怖さも明白となりました。
立候補に規制をかける怖さも露呈してしまっています。
どうしようもありませんが、マスコミがこれほど私物化されている実情を見ると、全てを自由化することで国民が免疫力をつけるしかないと見ています。
>> ダータンスヒルビリー さん
> 有権者が無視すればいいだけそれは結果に出ていて、申し上げたようにドクター中松氏以下は1万票に届いていない。が、無視できないのが例えば「政見放送」ですね。
これこそ見なけりゃいいのですが、見たくなくても流れて来る場合もあるし、そもそもそういう候補にも公平に放送時間を割かなければならない。これ、放送法に基づいて受信料を払っている人からすると腹立たしいことかと思います。こういう部分こそ、ネット解禁して「見たい政見放送だけ見られる」ようにすべきかと。
マスコミは本当にゴミなのでねえ、、、
>> 電人 さん
そもそも、儲けをそっくり持って行かれると分かっていたら、
立候補者しないでしょ。(●´ω`●)
>> モバイル クエスト@gmail.com さん
いや、だから。今日以降の話なんですけどね。それってどう区分するんですか?
危険なわけでもないですし。
私から見ると、道路で暴走している車や爆音を上げて走るバイクのほうがはるかに迷惑です。
>> ダータンスヒルビリー さん
繰り返しますが、見なきゃいいってのはその通りなのです、それに有限の放送時間を割かれるという問題提起をしています。掲示板設営費(選挙ポスターの公式な掲示看板)も膨大になります。50名以上対応とその半分ではクソでかい看板を設置する費用もだいぶ違うでしょう。これは我々の税金からの支出です。大半が変なポスターを貼るために、我々の税金が使われたのです。
候補者の街頭演説を公然と邪魔する行為、2人による直接対決を演出しようとしたマスコミなど、むしろこちらを強く規制して欲しいですね。
東京は常日頃から特に強い規制をかけていて大衆の不満がたまっていますし、日本はスパイ天国ですから煽りに対する耐性をつける必要があります。
>> ダータンスヒルビリー さん
そもそも今日は選挙中に安倍さんが暗殺された日ですからね。都知事選の場合、得票数が概ね1万票。これが評価の分かれ目だと思います。
大きく1万票を下回ると立候補者には選挙を行う上で必要な費用を請求してはいかがでしょうか?
都知事選は立候補時のデポジットの桁を1つ上げましょう・・・
つまりは税金。見る見ないは自由ですが税金は使用されます。
>> たきしま さん
下位からは罰金を取る、みたいなことですね?それはエンタメとしては面白い。最下位争いも必死になるな(笑)日本以外の国ではそういう方法とっている国もあるみたいですね。
ただし、同じ選挙に立候補する人を除くにしないとまた某団体みたいなことに…
後は市民感情からしたら、落選したら配信で得た広告収入を没収できるようにしたほうが良いかと。
※各種の補助策が張ったポスター枚数に比例でいいかな?
>> さと さん
>> さと さんあー、それじゃだめです。
立候補者の本気度をチェックするための話ですから。
その気になれば、無所属でも95%超が達席できます。
https://togetter.com/li/2398221
誰になっても主権は民衆にある。
>> よっちいぃ さん
>同じ選挙に立候補する人を除くにしないとこれはつまりaさんとbさんを同時には推薦できません、みたいなことですかね?
まあそれはそうでしょう、二票は投票できないのと同じ。
>> pasorin さん
石丸氏は安芸高田市時代のポスター代を払ってなかったみたいですね。作ってもらったものには金を払おう。さすがに悪ノリが過ぎたというか。
>> pasorin さん
ポスター枠を売却して、掲示場ジャックされた問題の話です現行ルール(法)で取り締まれるものはしっかり取り締まる。
そうでないものは受け手側がスルーする。
選挙ポスターや政権放送の問題なら他にも解決策はあると思う。
ネット環境や地デジの相互通信使って、見たい人だけが選択して見れるようにしても良いし。
ポスターもデジタル映像化すれば良い。
解決策の一例ですが。
推薦人制度自体は良い案だと思うし、反対はないです。
ただ、結局愉快犯が存在する以上はイタチごっこになりそうなので。
愉快犯がある程度好きにやるのは諦めて、受け手側が有益な情報のみ拾い上げるようにする。
ある意味、ネットリテラシーにも通じるし、そんな時代なのかな、と思って都知事選を見てました。
>> うまちゃん@平常運転 さん
概ねご指摘の通りなのですが、繰り返しになりますが、>見たい人だけが選択
と言ってもその公式看板設置費用や政見放送製作費は税金から捻出されるので、それを
>愉快犯がある程度好きにやるのは諦め
ていいの?って話になるわけです。で、1000票にも届かん人が半数いるのです。それらに使われた費用の半分が、ですよ。
日時の公示と、選挙サイトのQRコードの掲示だけで十分かと。
不適切なものが掲示されるリスクとコストを下げて、有能な人が出馬しやすいように供託金も下げましょう。
>> m..m さん
供託金制度、機能していないので辞めたらいい、全く賛成です。一方で、辞めると泡沫候補が増える。これをどう抑制するかという話です。ポスターは確かにこれだけスマホが普及したので考えるべきところに来ている気がしますよ。
>> 電人 さん
>と言ってもその公式看板設置費用や政見放送製作費は税金から捻出されるので、泡沫候補に使われる税金の対策を考えるのであれば...。
「泡沫候補を規制する方向よりも使用する税金を軽減する」という意見です。
政権放送は規定に基づいて自主的に製作(録画)したものを提出させ、それを自由に閲覧できるようにする。
デジタル映像のポスター(画像)を提出させて、デジタルやネットで掲示する。
等々。
(個人的にはポスターとか廃止でも良いと思ってますけども)
推薦人制度も良いとは思いますけど、結局その管理と施行に金はかかる訳で。
なので、「どこに金をかけるか」だと思うんですよね。
なら、イタチごっこの懸念が無い方がいいかな、と。
>> 電人 さん
元祖泡沫候補(?)ですら2.5万票とってるのにね。>> うまちゃん@平常運転 さん
>政権放送は規定に基づいて自主的に製作(録画)したものを提出させ今でもこれはやってますね。但し製作費を支払っている(税金から)。その支払いをやめればいいと思うのは然りです。
>推薦人制度も良いとは思いますけど、結局その管理と施行に金はかかる
署名集めてから立候補しろよ、但し署名集めは自分らでやれよってことには税金の支出は発生しないようには思いますがね(せいぜいそのカウントと正当なモノかどうかのチェックくらい=マイナンバーカードでも使えば電子的に署名と正当性の担保は出来そうなものではある)。
>> pasorin さん
彼は老後の楽しみの一つとしてやっているんだと思うので死ぬまでやるでしょう(笑)我が国の知事や小選挙区の300万円、比例区は600万円というのは異様に高い。言ってみれば年収相当額ですよ。
しかし売名や泡沫候補の乱立を阻止するための制度してはご覧の通り機能しなくなったので、これに代わる制度として何が考えられるか、という話です。一方で乱立はやむを得ない、という意見もあるようです。
乱立はしてもいいがそこにかかるコストを削減出来ればそれでいい気もしてきましたね。なるほど。
>> 電人 さん
あとはaさんがbさん(両方とも立候補者)を推薦とか言うパターンもNGとすべきかも😒>> よっちいぃ さん
なるほど、まあそうでしょうね。想定外の事態を想定して先回りするのは大事。その辺の仕組みは選挙のデジタル化(マイナンバーカードを使用するなど)で簡易に実現できそうですね。そもそも投票券を郵送するってのはそろそろ辞めたらどうなんだろう、郵送費だって上がるのに。何月何日時点でこの人はここに住んでます、選挙権ありますってデータは役所が持ってるのだからマイナンバーカードで認証すれば投票用紙交付できるようにすればいいだけのこと。電子投票がゆくゆくは望まれるが、その前にこれ、実現したらコストダウンには有効なんだけどな。
投票券が届いていない場合や紛失した場合でも投票できる(但しマイナンバーカードや免許証持ってこい)、とあちこちの役所のページには書いてあるので最初からそれで運用すりゃいいだろって思うんですけどもね。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1281944
マイナカードの累計交付1億枚を突破
>> 電人 さん
ドクター中松氏がぎりぎり1万票に届かない得票数だったものの、その次との差が開きすぎていたため"概ね1万票"と書きました。多数の立候補者がいる中でほぼ1万票の獲得は凄いと思います。町村選挙でしたら1万票は当選する票数です。デポジット金(供託金)を下げるのは良いと思うものの、都知事選の規模だと概ね1万票を大きく下回る得票数の立候補者には売名行為税みたいなものを作り選挙後に課税すれば抑止力になると思います。
私は従って「あらかじめ1万人の推薦人を集められなければ立候補できないようにしてはどうか」と問うたわけですよ。下位には課税する、それもいい案かもしれません。
ちなみに1991年の都知事選(内田裕也が政見放送で史上初?唄ったことで有名)ではドクター中松氏(当時は本名・中松義郎で立候補)は27,145票得票していますね。内田裕也氏は54,654票です。
この時から「エンタメ化」は始まっていたとは言えますが、それなりに得票している(供託金は没収されているとはいえ)し、一定の支持はあったと言えます。つまり泡沫であって泡沫ではない。やはり1万票を得られないような候補者は最初の時点で「除去」した方がいい気がします。
②公費で枠組みの中で更に不自由に表現させる
③自費で自由に表現させる
────────────
①で問題が大きくなってきた
(目的外利用、商用目的、迷惑行為)
②多額の税金を使うなら、目的外の禁止行為と罰則をもっと明確に定めるべきですよね。
もしくは
③多額の公費(税金)が投入されている
「選挙ポスター」「全戸配布の選挙公報」「政見放送」を無くして、
候補者は自分のホームページやSNSや土地や広告枠を通じて政策の主張をすれば良い(^^)。ということでどうでしょうかね
───────────
選ぶほうも、自分たちの生活がどうすれば良くなるのか、政策の内容について身近に楽しく議論できる演説会やコミュニティが増えて、スマホやPCでいつでもどこでも気軽に投票できると良いですね(^^)
公共の場での騒音やひわいなものなどの迷惑行為は、普段通り規制して取り締まり
世界にならって、個別訪問はありにしましょうかね
候補者と有権者が社会課題について意見や主張をぶつけ合う
政治家と直接、話をするほうが重要ですからね(^^)
>> まいまいまいんに さん
>「選挙ポスター」「全戸配布の選挙公報」「政見放送」を無くして、候補者は自分のホームページやSNSや土地や広告枠を通じて政策の主張をすれば良い(^^)
概ね問題無いと思います。既にやっていることでもありますから、それを後は公的に認めるかどうかだけなんですよね。
>個別訪問はあり
これも今や問題無いでしょう(そもそもは買収=現金を渡すおそれがあるから禁じられた)。
公職選挙法にはおかしなところ(時代に合わない)が多々あります。
現状で良し。300万円払っても自分の政治的主張を聞いて貰いたい人に、言論の自由の場を与える。
【掲示板】
廃止あるいは最小限(供託金で可能な範囲で設置)。
経費の掛かる掲示板ポスター貼付は大政党に有利で不公平
N党立花氏は掲示板の廃止あるいは縮小を求め、改善しないなら候補者100名を立てると宣言。しかし都議会議員は国政政党に有利なので動かず。
【選挙公報】
新聞社に便宜供与するのは止め、区毎に競争入札でポスティング。==>経費削減、供託金の有効利用。
【街宣】
妨害者は聴衆の聞く権利を奪うものとし厳罰に処す。当然、犯罪者の個人情報を公開。
【放送】
候補者1人当たり6分・・これも供託金の内
NHKは法人税免除・補助金有りで放送して当然。
無料でアーカイブをネット閲覧可能とする。
【立候補者の資格】
<資格試験の実施>
特別公務員たる首長や議員に、公職選挙法などの知識を持つ者のみ立候補を認める。
<推薦人制度>
高橋洋一先生が紹介。都知事選だと100名か?
推薦人は氏名・所属(職業)を選挙公報等で公表。
==>変な人の推薦人になると後ろ指差さされる。
【ネット選挙】
自宅で投票可は絶対反対==>買収が容易
有権者を集めて背後から投票行動を監視する・・プーチン方式が可能。
非効率で成り済まし可能な現行方式は改善の必要あり。駅前などの個室の投票Boxを設置しても良いかも(不正防止のカメラで監視)
政見放送はすべてインターネットによるインタラクティブにすれば、アホ減ると思いますけどね。
>> pasorin さん
>N党がNHKで政見放送をする矛盾N党は、それが狙い。・・・わかんねぇかなぁ?
余程頭が悪くない限りナルホド・・って分かると思うが。
「NHK解体せよ!」「NHKスクランブル化せよ!」と主張してもNHKは無視。
しかし、政見放送だと公序良俗に反しない限り発言は自由。NHKは嫌でも放送せざるを得ない。NHKザマ―ミロ・・と言う事。