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トルコのカジノと軍楽隊



イスタンブールは南部の旧市街と北部の新市街に分かれているが観光地の殆どは旧市街に集まっている、
新市街で見るべきものは軍事博物館位であるがカジノのあるホテルがあるというので行ってみた。
新市街の象徴ともいえるタクシム広場の一角にあるザ マルマラ タクシムというホテルである。
地下の片隅にこじんまりとしたカジノがあった。
ルーレット、ブラックジャック、ポーカー、バカラ等それぞれテーブル1台、スロットマシンが10台ほどで客もそんなにいなかった。
只、ビュッフェは小規模ながら種類も豊富で街中では手に入らないハムも置いてあった。
毎日夕方から行ってプレイしたが勝った日はタクシーで、負けたら歩いて帰ることにした。
最後の2日間は昼間から行った。
客がいなくてテーブルは全て閉じていたがツーハンド(一人で2ヶ所にチップを置くこと)以上なら出来ると言われプレイしたが負けてばかりだった。

数年後、行程の最後の一週間はカジノに通うという計画を立てて又トルコに行った。
旅行は海辺のリゾート地が多かったので日本出発時からサンダル履きで通したが、カジノはきちんとしないといけないので靴と服を買って意気揚々と出かけた。
ところが肝心のカジノがない。
支配人に聞くと親イスラム系の政権が誕生して国内全てのカジノが閉鎖されたとのことであった。
遺憾千万!残念至極!



気を取り直して翌日からはかねてより興味のあったトルコの軍楽隊の演奏を聴くため軍事博物館やトプカプ宮殿に日参した。
トプカプ宮殿は木立の中を演奏しながら行進してきて宮殿をバックに演奏するスタイルで雰囲気は良いのだが週2回の公演で滞在中1回しか行けなかった。
その他の日は新市街にある軍事博物館で聴いた。
軍楽隊は博物館の中庭を演奏しながら行進してきて講堂みたいなホールで演奏する。
演奏専用の部屋ではないので反響が五月蠅すぎたが軍楽隊にデリカシーを期待する方が間違っている。軍楽隊は音の大きさが命であるが屋内ではもうちょっと音を小さくして欲しかった。

じぇっでぃん.PNG


ジェッディン・デデン(Ceddin Deden)という曲は向田邦子の『阿修羅のごとく』の テーマ曲やいくつかのコマーシャルを通じて日本でもお馴染みである。
何度も聴くうち耳コピーできた。
最初は手書きの楽譜を載せていたが余りにも汚かったので急遽楽譜作成ソフトを入手して一晩賭けて打ち込んだ。歌詞入力は面倒だったので割愛した。
発音、意味は下記のURLが詳しい。

http://w01.tp1.jp/~sr11919176/chotto-hitoiki/katakana-ceddin-deden.html

夜はトルコの古楽曲を聴いたりメブラーナ教の旋回舞踏を見たりして1週間を過ごした。


2 件のコメント
1 - 2 / 2
hijiake
hijiakeさん・投稿者
エース

>> あんちゃん@JR東日本実質出禁? さん

懐かしいですね
良い曲の紹介ありがとうございます。
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