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Mozilla Firefox Quantum 57 公開

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2017年11月15日 23時00分(JST)、Firefoxの最新版となる「Firefox Quantum 57」が公開されました。
「Quantum」とは、昨年10月より始まったFirefoxの高速化プロジェクト「Project Quantum」のことで、Firefoxに“quantum leap”(飛躍的進歩)をもたらすという目標の下で進められてきました。
(参考:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/31/news070.html

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Firefox Quantumになったことによる主な変化は、「スピード」「デザイン」「旧式アドオン無効化」の3点です。

・スピード
レンダリングエンジンを従来の「Gecko」(C++ベース)から「Servo」(Rustベース)に移行したことにより、
今年3月(8ヶ月前)に公開された「Firefox 52」と比べ、処理速度が2倍に向上しました。(Webブラウザ性能ベンチマーク「Speedmaster 2.0」による比較)
また、Google Chromeよりもメモリ使用量が約30%少なくなっています。

・デザイン
「Photon」と呼ばれる新しいUIが採用され、デスクトップや携帯端末でデザインが統一されています。

・旧式アドオン無効化
従来の「XUL」という形式で作られたアドオンはFirefox Quantumで使えなくなりました。
これからは「WebExtensions」という形式のアドオンのみが使えるようになります。
XUL形式のアドオンを無効化したのは、「Google ChromeやOperaなどの他ブラウザの拡張機能APIと互換性を持たせる」という理由からだそうです。
(参考:http://www.publickey1.jp/blog/17/firefoxwebextensions.htmlhttps://developer.mozilla.org/ja/Add-ons/WebExtensions/What_are_WebExtensions
しかし、WebExtensionsはこれまで以上にアドオンの制約が厳しくなっているため、XULでできていたことが、WebExtensionsでできなくなる場合があります。


「Firefox Quantum」(バージョン57)公開 高速化とUI刷新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/15/news063.html

「Firefox Quantum」登場--高速化するも多数のアドオンが使えず
https://japan.cnet.com/article/35110407/

劇的に高速進化したFirefox 57「Quantum」公開、「Photon」でUI刷新
http://news.mynavi.jp/news/2017/11/15/018/

僕もインストールして使ってみましたが、僕はアドオンをあまり多く使わないため、特にXUL形式アドオンが使えなくても問題ありませんでした。高速化の恩恵も受けられて、満足しています。
アドオンを多用しない人や、XUL形式アドオンが使えなくてもいいという人は、これまでよりも格段に高速化が進んだFirefox Quantumを使ってみてもいいと思います。


11 件のコメント
1 - 11 / 11
TabMixとか主要なadd-onが使えなくなってて残念
add-on側の対応待ちですかねー
まだアップしてない人は待った方が良いかもしれません
アドオン故にFirefoxを使い続けているので、それに対応しないなら
『クリープのないコーヒーなんて・・・』と言いたいです。
思いっきり昭和ネタで、すみませんw。

私もTIAさん同様、アドオンが追い付くまでは更新しないですね(^_^;)。
Tab Mix Plusが使えなくなるのを覚悟の上で Portable版から updateしてみました。Portable版(インストール不要。USBメモリなどに展開し、そこから起動可能)も Portableapps.comで Releaseされたので、まずは「流石に環境壊したくない」という方であれば、そちらで動作状況確認に使えば良いかもしれませんね。

●Mozilla Firefox portable edition (Portableapps.com)
https://portableapps.com/apps/internet/firefox_portable

ひとまず updateした感想ですが.....

1.アドレスバーが太くなってしまった。Chromeと同じ感覚に見えるのは
  なんだか悲しい。(苦笑)
2.確かにレンダリング速度は速い。ある程度メモリの余裕がある
  クライアントで使用すればこれは快適。
3.Flashについては 27.x台であればそのまま動作する。
  (但し初めから Plug-inの常時許可を設定しておかないとNG)
4.Legacy Add-onについては代替を探すリンクも表示されるが、代替に
  なる Add-onが Adblock系しか出てこない.....。覚悟はしてましたが:)
5.メモリ使用量は劇的に減っているように見えるが、要は
  マルチセッションでメモリを持っていく Chromeや Vivaldi方式。
  結局それ程メモリ使用量は劇的に削減されていない。

まあ、これからシェアを含めてどう動くかが考えものでしょうね。個人的には結構快適なブラウザだと思います。
もうちょっとマルチセッションでのメモリ使用量含めてスリム化出来れば色々行けそうかなあ?という感じです。
私はPale Moon派です٩( ᐛ )و
56.0.2に戻しました。
常に新しいタブで開くことができるのがfirefoxの魅力と感じていましたのでどうしても馴染めませんでした。Chromeなどから移行するには違和感が少ないでしょうが...
思ったほど早くなかつた。
むしろ、体感的には遅く感じられます。

慌ててVerをあげる必要も無いかと思いますね。

Screenshot_from_2017-11-17_12-04-17.png

アップデートでいつも使ってるアドオンが使えなくなるのでChromeに乗り換えようと思って、一時はChromeを既存ブラウザにしたのですが、

・アドオンを入れても(アドオンが入ったFirefoxと比べて)使い勝手が良くない
・dアニメで動画再生しているときにdアニメのページを移動すると動画がコマ落ちする
・思ったより速くない。下手するとChromeのほうが遅いと感じたぐらい

という感じだったのでしばらくはFirefoxをアップデートせずに使います…。


ちなみに開発で使ってるUbuntuは自動アップデートされていたのですが、やはり旧式のアドオンは使えなくなっていました(画像参照)
何故かわからないけど57が重いです(・_・;

アドオンなど全部削除してリフレッシュもしてみたけど
なんかベタつく感じで使いづらい。

56に戻しました。
それほど早くない、という方もいらっしゃるようですね>Firefox Quantum。

私の場合は今までの Geckoだと「連続動作時のヒープメモリ漏れでガンガンメモリを食いつぶす」のが見受けられないだけでも、まあ、updateの価値はあったかな?と言う程度です。

急いで updateせずとも Portable Editionと併用すれば、どちらかを動かしてない限りきちんと共存できるので、そこをうまく使ってやれば良いと思います。

Portable Editionと通常インストール版、それぞれのショートカットを作っておいて、使い分ける場合はFirefoxを完全に 終了させてから、どちらかのショートカットのみをダブルクリックして
起動。これなら共存可能です。

Portable Editionがインストール不要であることを利用したテクニックで双方の動作状況、プラグインなどの対応状況を追いかけることは可能ともいえますけどね。

※仕事柄、動作検証を含めてブラウザは多数入れないとならないので、
 この手で Firefox、Opera、Chromeを使い分けています。
ベタつきの原因はRealDownloaderでした(・_・;

アドオンの方には載ってなくて無効化もできないので
Firefoxをセーフモードで動かしても関係なかったという…
気づけなかった私のボケでした(^^;
そういえば 57.xを使っていて気がついたことですけど.....。

※セッションマネージャーの設定画面が無くなってる.....。
→これば微妙に痛いです。ブラウザが落ちる前の直前セッションを
 覚えてくれないので。
 Tab Mix Plusが legacy add-onになってる関係上、Firefox内蔵の
 セッションマネージャーが使えない場合は困るなあ。
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