青春１８きっぷ　残り２日分で充実した旅を！

４月６日、７日の２日間、青春１８きっぷの残りで旅に出ました。
今回は１泊２日の日程で出かけます。

釧路から出かけると、ちょっとまずいこと（後述）になるので
自家用車で浦幌まで向かい、浦幌からのスタートです。

２５２２Ｄ（釧路発新得行）
浦幌　０７３６　新得　０９５９

乗車した車両は、北海道が所有しＪＲ北海道が運行しているものです。
シートには北海道を感じさせる動植物が描かれています。
以前、座り続けることに負担を感じる、というコメントを書いてくださったことがあったので、椅子の画像を撮りました。
カッティングも立体的で腰の負担が軽減されるように工夫されています。

窓下にあるステンレス部分は灰皿の取り外し跡・・・ではありません。
観光車両として活用するときにテーブルを固定するための金具です。
（普通列車としても観光列車としても）多くの方に北海道を感じていただきたいですね。
ちなみにこの車両の手すりは、持ち手部分が木製です。
これもどこか温かみを感じます。

そうそう、マイぴょんを連れてきたんだ。
そう思いだし、次の列車で記念撮影です。

３６Ｄ　特急とかち６号（帯広発札幌行）
新得　１１５０　新夕張　１３０６

鉄道好きの方にとっては有名な区間ですが、普通列車が走っていないため、この区間内のみで乗車する場合は、普通乗車券だけで利用できます。
青春１８きっぷや北海道＆東日本パスの普通列車専用企画きっぷも同様です。

難点は３月のダイヤ改正で全席が指定席になったこと。
空席に着席できますが、どこが空席かは運次第。
私は新得駅の自動券売機で空席情報を調べて着席しています。

新得駅では名古屋からいらした観光客の方に
どこに座ったらいいのか不安げに声をかけられました。
空席情報から座りやすい車両を案内し、私とともに無事着席することができました。

特急座席ですので、座り心地はいいですね！

３月ダイヤ改正で朗報だったのが、新夕張駅での接続が改善されたことです。

とかち６号からスムーズな乗り換えができます。

２６２８Ｄ（新夕張発千歳行）
新夕張　１３１２　南千歳　１４１８

今日はキハ４０の運用でした。
ヨンマルと呼ばれるこの形式は北海道を闊歩していましたが
現在ではかなり減少していて、近い将来、ＪＲ北海道ではいなくいなる運命なのかなと感じています。
エンジンをうならせながら峠越えをするヨンマルは力強く、北海道の鉄路とともにあったのですが、これもまた時代の流れですね。

名古屋からいらした観光客の方とも南千歳までです。
座席を案内したお礼を改めて伝えていただき、こちらも道中の安全を祈り、お別れしました。
見ず知らずの方と知り合えるのも旅の楽しみですね。

３８９５Ｍ　快速エアポート９５号（新千歳空港発小樽行）
南千歳　１４２３　北広島　１４４０

南千歳で乗り換えたのは同じホームで乗り換えられるからです。
北広島、ということで目的地は

エスコンフィールド北海道

です。ファイターズＶＳライオンズ戦を見に来ました。

エスコンへ来ると私は地域連携ブースに立ち寄ることにしています。
この２日間は「むかわ町」です。
すでに当日限定のものは売り切れていて、お菓子がいくつかしか残っておらず、もなかを購入しました。

私がエスコンについたのは１５時過ぎ、試合はすでに４回が始まっているところでしたが、エスコンはあちこち見るだけでも楽しく、クラフトビールの醸造所「そらとしば」もあり、試合以外でも楽しめます。
試合のない日も楽しめますので、道外の方、ぜひ北海道へいらっしゃるときはお立ち寄りくださいね！

試合結果は触れないことにします（ファイターズ負けました）。

試合終了後はファイターズガールによるダンス指導がありました。
帰宅客の分散化を目的に、試合後も楽しめる工夫があり、それもまたうれしいですね。

ダンス指導のあと、予約した宿のある駅、千歳に向かいます。

２７６６Ｍ（手稲発苫小牧行）
北広島　１８３１　千歳　１８４８

そらとしばのビールも２杯のみ気持ちよく、床に就きました。

ということで翌朝、「むかわ町」との出会いに、

「そうだ、鵡川へ行こう」

と思い立ちました。

４月７日
２７１０Ｍ（札幌発苫小牧行）
千歳　０６５４　苫小牧　０７１７
２２２３Ｄ（苫小牧発鵡川行）
苫小牧　０７５１　鵡川　０８２０

勇払原野を突っ走る日高本線、以前は様似までつながっていました。
当初の計画では襟裳岬を経由し、広尾線と接続、帯広まで計画されていました。
その名残で、旧国鉄バス（現ＪＲ北海道バス）が日勝線を運行しています。

鵡川に向かうお客さんは１０名足らず、そのほとんどが旅行者のようでした。

折り返しの列車で、またエスコンへ向かいます。
鵡川駅で地元の方に声をかけられ、あれやこれやと会話を楽しみました。
地元の方と交流できるのも、旅の楽しみですね。

２２２４Ｄ（鵡川発苫小牧行）
鵡川　０８３０　苫小牧　０９００
２７３１Ｍ（苫小牧発千歳行）
苫小牧　０９２９　南千歳　０９４８
３８４３Ｍ　快速エアポート４３号（新千歳空港発札幌行）
南千歳　１００２　北広島　１０１９

エスコンフィールドへは徒歩道で１．９ｋｍほどです。
私の短い脚をフル回転して、だいたい２０分で着きます。
歩数は片道で３千歩くらいでしょうか・・・。
ｍｉｎｅｏさんぽも稼げるので、徒歩で移動するのもいいものです。
エスコン内も食事やブースの利用であちこち行くので、１万歩は軽く超えてしまいます。
健康のために、エスコンはいいですよ。

今日の昼食をどうしようかと考えましたが
やはり今回は「むかわ町」にこだわり、地域連携ブースでつぶの煮込みを購入しました。
このつぶが柔らかいこと！噛めば噛むほど旨味も出るし、煮汁がしみ込んだ大根も底に並べられていて、大満足な味わいでした。

このつぶの煮込み、普段も食べたいですね。
むかわ町で購入できるのかな・・・。
むかわ町はシシャモも有名で、改めて旅に出たいと感じました。

それと、ぶたまんにしました。これは釧路の食肉業者（よしやす）さんが製造しているものです。
地元応援の意味合いを含めて（価格も手ごろだったので）購入しました。
よしやすさん！おいしかったです！

実はこの両日、どちらも来場者全員プレゼントがありました。

６日はエスコンフィールド北海道開業１周年記念ユニフォーム。
７日はエスコンフィールド北海道に生息するマスコット、えふたんのフィギュア。

今回の旅行では全員プレゼントをゲットするのが目的でもありました。

試合はこの２戦ともファイターズの敗戦。
全員プレゼントがなかったら・・・、でも今日現在で五分で進んでいますので、昨年とは違うファイターズではないかとも感じています。

エスコンフィールドには壁画があちこちにあります。

１年ずっと探していた大社初代社長の壁画をやっと見つけました。
（気づくのが遅すぎ！）
ダルビッシュと大谷の壁画は有名ですが
今年は球団創設５０周年ということであらたな壁画もできました。
トイレにはレジェンドたちの名言が書かれてあり目をひきます。

ということで、帰路につきます。
（普通列車の旅で、乗り遅れると大変なことになるので・・・）

３９３４Ｍ　快速エアポート１３４号（札幌発新千歳空港行）
北広島　１６１８　千歳　１６３５

千歳駅で、特急乗車区間の空席を確認、夕食を仕入れて新千歳へ向かいます。

２６３１Ｄ（千歳発新夕張行）
千歳　１７２６　新夕張　１８２３
４００９Ｄ　特急おおぞら９号（札幌発釧路行）
新夕張　１８３２　新得　１９３３

帰りのおおぞらは日曜日ということもあって、ほぼ満席でした。
千歳駅で確認した座席もすでに座っていて周囲にも空きがなかったので、やむを得ずデッキで立席利用しました。

ということで、最後の普通列車に乗って、浦幌まで向かいます。

芽室から帯広、池田辺りはそれなりに混雑しましたが、池田を過ぎると車内には数人でした。
私と同じように新夕張～新得間、おおぞらに乗車した方が３名いましたが、芽室、帯広で下車しました。
新得～浦幌を通しで乗車したのは私だけでしたね。

２５６３Ｄ（新得発浦幌行）
新得　２００９　浦幌　２２２６

ちなみに、この先浦幌以東（釧路方面）へは、すでに運行を終えています。
（特急は先ほど乗車したおおぞら９号が浦幌駅で乗車できる釧路方面最終特急です。釧路まで普通列車を利用する場合は、前回書いた新得発１６４５の列車に乗らないと着きません。最終の特急だとおおぞら１１号に池田から乗ると釧路まで帰れますが、追加料金が約５千円かかってしまいます。）
ということで、出発を浦幌にして自家用車を浦幌駅駐車場に停めておく必要がありました。

浦幌から自宅までは自家用車で約１時間弱（６０ｋｍ弱）です。
北海道では郊外であれば、キロ数で到着分数の目安が分かります。
あと５０キロであれば５０分（平均時速６０ｋｍ）という感じです。
もちろん、市街地、山間部では４０～５０ｋｍの速度制限があるので、多少は変動します。

この日は霧がひどく、エゾシカも道路わきで新芽をむしゃむしゃお食事中で、運転はかなり慎重になりました。
遠足は帰るまで！それを心して安全運転をしました。

５日分、青春１８きっぷで楽しめました！
来季の販売でまた楽しめたらいいですね。
みなさんも普通列車の旅、いかがですか？