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青春18きっぷ 最寄駅から最も遠くまで往復すると

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先日は570円お得な乗車経験を書きましたが、今回は地元から「往復」できるところまで行ってみようと思います。

今回のダイヤ改正での個人的によいニュース。
それは始発普通列車が自宅最寄り駅に停車するようになったことです。
これまでは、始発のみ通過していたので、始発に乗るときはちょっとだけ遠い駅まで行かなければなりませんでしたが、これで気軽に乗車できるようになります。

旅行した日は3月31日。根室本線の富良野~新得が廃止される日です。
浦幌辺りから徐々に混みだし、新得に到着するころには座席だけでは足りず多くの方が立って列車に揺られていました。
最後の根室本線を堪能する方がいらっしゃるのかもしれません。

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新得駅に着くと午後から行われるお別れセレモニーの準備作業中でした。

マイクチェックで「は、は、は、ふぃ、ふぃ、ふぃ」と担当者が繰り返し行っていました。

現在、駅前ロータリーが工事中で砂利になっています。
ついでに北海道の重心地の碑もあって、記念に撮っておきました。
北海道のど真ん中から鉄路が失われる、というのも感慨一入です。

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実は代行バスに乗れば、廃線前の増発の影響で富良野まで往復できました。

私がダイヤ改正前に乗った時は代行バスは1台でしたが、今日は3台。
(帰り際に見た代行バスは4台に増えていて、通常代行をしていたふらのバスだけではなく、拓殖バスが待ち構えていました)

水害不通から8年間、支え続けてくれました。
ボードも年季が入っているのが伝わります(白茶けていますね・・・)・

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3台のバスが東鹿越に向けて出発します。

バスは3台とも6割ほどの乗車率でした。
私は手を振ってお見送りましたが、乗車した方も手を振ってこたえていました。
最後の乗車をかみしめるようなお客さんに囲まれて、素敵なひと時に感じました。

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さて、今日は青春18きっぷで遠いところまで行って、往復しよう!でしたので、ここからは石勝線に乗り換えます。

特急 とかち

に乗車します。石勝線は新得~新夕張で普通列車の運転を行っていません。
特急しか走っていないため、特例で当該区間内のみ乗車する場合に限って運賃のみで乗車できます。
青春18きっぷも同様に特例で特急に乗車できます。
約1時間10分。快適な特急の時間を過ごします。

今回のダイヤ改正で石勝線を通過する特急はすべて全席指定席になったため、「空席に限って着席できる」ことになりました。
私も空席に座り、新夕張へと移動するのでした。

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ということで、新夕張駅に到着しました。

ここが最終目的地です。釧路から出発し、青春18きっぷで往復できる限界の駅です。

なので、マイぴょんと一緒に記念撮影!

31日は日曜だったので、窓口はお休み。駅務員はいて構内放送は行っていました。

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新夕張駅前には道の駅があります。

もともとJA夕張のAコープで、そこを道の駅として整備しています。

今回は自宅へのお土産、帰りの食料を買い込みました。
時期的に産直品は少なかったですが、ジャガイモや豆、サニーレタスなどが置いていました。

夏から秋にかけてメロン販売もしているので、その時期に訪れるのもよさそうですね。

お土産で買ってきたお菓子、封を開けたらメロンの香りが部屋中に広がりました。
産炭地域からの脱却を目指し、いまでは高品質のメロンになっています。

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そして、夕張と言えば、「メロン熊」ですね。

日本一怖いゆるキャラではないでしょうか?
個人的には愛らしくて好きですが・・・。

熊被害が広がっている中、不謹慎かもしれませんが
ヒグマと共存していくこともまた必要かなと思います。
そのためにも、ごみを適正に処理をする、ポイ捨てをしない、熊が興味をひくような行動をしないなど、普段から自然を意識した行動をしたいと思います。

ちょっと紅葉山地区をぷらぷらし、mineoさんぽの6千歩を達成し、釧路へと向かいます。

特急 おおぞら

に乗車します。終点まで乗れば釧路まで帰れますが、青春18きっぷは新得で降りなければなりません。

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新得駅で普通列車に乗り換えます。

ちなみにこの列車、厚内以西の各駅から釧路方面へ向かう「最終普通列車」です。

新得発 16時45分

これが最終普通列車なんですね。画像の通りまだまだ明るいですものね・・・。

ちなみに釧路には21時04分に到着します。
約4時間19分かかるんですね・・・。
ちなみに最速の特急だと約2時間で移動できます。

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新得から帯広までは通学時間帯レベルの混み具合でした。
座席は埋まり立っている方も多かったですね。

根室本線の廃止もあって、それを経験した方が宿泊のために帯広へ移動している感じがしました。
新得も旅館はありますが、それほど多くはないので、繁華街が充実している帯広の方が利便性は高いかもしれません。

池田からは10人程度の利用者でした。
平日は部活帰りの学生が多く利用するので、浦幌までは混雑する列車です。

ちなみに運賃は片道5280円。
往復で10560円ですから、かなりお得に乗車できました。
新夕張~南千歳(千歳)の普通列車が少ないので、ここから先への利用が難しいんですよね・・・。

青春18きっぷはあと2日分、予定は決まっているので、また書き込みますね。
(興味のある方だけに向けて・・・)


14 件のコメント
1 - 14 / 14
 やってみなはれ。
 ・・・ 列車が遅れたりとか、乗り遅れたらどうなるのだろう。
青春18きっぷでのんびり旅をするのも楽しそうですね😃
やって見たいけど
お尻が痛くなりそうなのでパスかな…
北海道は、広いですね。
函館から根室まで、500kmですね。
本州では、東京から神戸までです。
青春18切符が18才を越えても使えることを最近知ったオジイ。北海道の広いことを感じました。

>> 熊猫大王 さん

確かに心配はあります。
ただ、乗り換えの余裕もあるので30分以内の遅れであれば吸収できる可能性はあります。
ちなみに行きの新得駅の待ち合わせ時間は1時間51分、新夕張での滞在は2時間1分、帰りの新得でも33分でした。

>> イーサ さん

のんびり景色を楽しんで、眠くなったら寝て、お酒をいただきながら楽しむ方もいたりして、悲喜こもごもですね。
特急の正規運賃だと片道8500円ほどになるので、だったら自家用車で行くのかなと思います。
旅はこころを新たにしてくれるので、まだまだやめられません。

>> クリームメロンソーダ さん

おっしゃることわかります。
幸い新型車両で座席は疲れにくい形に工夫されていますが、とはいえ普通列車ですし、長時間乗車することになるので、おしりを大切にしたいかたは難しいかも。
そう考えると直角座席で旅行しまくっていた方はもっとつわものかもしれません。

>> ホットウォーター さん

そうなんです。距離感や時間感覚は異なるかもしれません。
私が子供の頃は釧路発函館行の特急がありましたか、約8時間かけて走破していました。

>> ミチロフ@エース→ベテラン さん

青春18きっぷの他に北海道&東日本パス、クレジットカード会員限定の大人の休日パスなどもありますので、目的に応じて使い分けしてもらえればと思います。
北海道に住んでいますが、稚内は日帰り往復が不可能でなかなか足を伸ばせずにいます。

>> しーびーえっくす さん

もっと自分らしい鉄道旅行を考えてみましょう。

参考)そうだ、稚内へ行こう!★東京の大学生は修行中か、依存症か?

https://king.mineo.jp/reports/267672

>> しーびーえっくす さん

ていねいな情報提供、ありがとうございます。リタイア組には大人の休日か、毎日が休日だとかえって出不精になります。稚内は母親が戦前初めて教職についた所ですが、行ったことはまだありません。

>> 熊猫大王 さん

おっしゃるようにこれは素晴らしいですね。
稚内に惹かれ思い、共感します。
いろいろと計画はしていますので(ご期待に添えるかはわかりませんが)続報を(もし興味があれば)お読みください!

>> ミチロフ@エース→ベテラン さん

いつの日か、稚内に鉄道で行きたいと思っています。
(ちなみに車では行ったことがあります)
鉄道で行くからこそ味わえる景色もあるので・・・。
宗谷岬から樺太(サハリン)を見渡すのも感慨深いと思います。

旅の投稿が多いですが、これからも興味をお持ちになったらお立ち寄りくださいね。
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