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クレカつみたて上限規制緩和(「金融商品取引業等に関する内閣府令」改正)

「金融商品取引業等に関する内閣府令」が2024年3月8日に改正され、クレカつみたての上限設定が10万円になりました。

(参考)
「金融商品取引業等に関する内閣府令」等の改正(案)の公表について
https://www.fsa.go.jp/news/r5/shouken/20231219/20231219.html

「金融商品取引業等に関する内閣府令」及び「金融サービス仲介業者等に関する内閣府令」の改正(案)に対するパブリックコメントの結果等について
https://www.fsa.go.jp/news/r5/shouken/20240308/20240308.html
https://www.fsa.go.jp/news/r5/shouken/20240308/02.pdf

「信用の供与」(←クレジットの意)上限はそもそも10万円であったものの、10万円買い付けるとカード会社によっては20万円貸し付けている期間が発生するため、法律に抵触してるんじゃない?ということでした。
そこで「信用の供与」という表現を「有価証券の売買をした月におけるその個人の売買対価に相当する額の総額」(←クレジット請求月単位、みたいな)という表現に改めることで、グレーゾーンを回避することとなりました。

法改正に先立ちパブリックコメントが求められていました。
https://www.fsa.go.jp/news/r5/shouken/20240308/01.pdf

パブコメ返から金融庁の考えも明らかになってきました。
・信用の供与の対象が(本来は)つみたてNISAであったこと。
・つみたてNISAの上限が33,333円/月だから、信用の供与上限が10万円/月で必要十分であったこと。
・つみたてNISAを承継するNISAつみたて投資枠が(本来の)スコープであること。

NISAつみたて投資枠で買付可能な上場投資信託はスコープ内です。一方で、NISAつみたて投資枠以外の口座での信用の供与の行使=成長投資枠や特定口座でのクレカつみたては不問に付されている状況です。さらに、複数の証券会社に複数種のクレカを登録して、総額として毎月20万円クレカつみたてしている…というのも引き続き不問です。
外国株を含む個別株のクレカつみたてについては、スコープ外ということできっちり否定しました。

各証券会社の対応は、インプレスの記事が詳しいです。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1574906.html

楽天証券は、即日対応の意向を示し、3月10日から設定変更可能になるようです(休日対応ごくろうさま、振り替えしてね)
https://faq.rakuten-sec.co.jp/90000866

SBI証券は、
>積立設定可能額引き上げの実施時期や、引き上げ実施後のポイント付与率など各種条件については、決定次第、速やかにご案内
https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2024/0308_14475.html
とのことで、4月積み立て分(3月10日設定締切)には間に合わなさそうですね。


14 件のコメント
1 - 14 / 14
SBI証券が楽天証券を即座には追随できないのは、
「三井住友カード つみたて投資」サービス内容改定のお知らせ
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010785.jsp
からうかがえるように、三井住友カード株式会社との相談調整が必要だからですかねー。
#クレカつみたて、すぐ売って現金化錬金術みたいな側面もあるし。

5万円超のリワードは、
・楽天カード 1%
・auPAYカード 1%
・マネックスカード 0.6%(7万円超は0.2%)
なので、三井住友カードも(たとえプラチナプリファードであっても)1%程度と想像します。プラチナプリファードが攻めたリワード設定をしたりすると、業界構図がかなり変わりそう…
毎日積立てにもクレカが使えると嬉しいのですが....

>> ひみつ77@👈👉ご安全に! さん

それはそうですねー。
「毎日クレカつみたて」の実現にはそもそも「毎日つみたて」できる必要があります。「毎日つみたて」のシステム化を蔑ろにしているネット証券も散見されます。投信の小数点端数口数の扱い含め、どこまで投資家に寄り添える証券会社か(笑)、そこを見極める必要を感じます。

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

|「毎日つみたて」できる必要
少なくともSBI証券では可能です。NISA積立て枠で投信2本利用中ですよ。😊
gavotteさん、その節はお世話になりました。おかげさまでふっきれて、今年は楽天証券の私ですw

私も毎日積み立てのほうがいいですね~。でも、楽天カード決済で毎日積み立てはできない~^^; クレカだと毎月1日付けしかできないです~。なので例えば、毎月1万円積立NISAするなら、5000円楽天クレカで1日付け、5000円楽天キャッシュで15日付け・・・という風に分散しています。

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

|5000円楽天クレカで1日付け、5000円楽天キャッシュで15日付け
なるほど、我家もクレカでの毎月特定日での積み立てには抵抗があるので、毎日にしています。
#過去のデータでシミュレーション/試算してみると大差はないかも....

スクリーンショット_2024-03-11_094226.png

>> ひみつ77@👈👉ご安全に! さん

>#過去のデータでシミュレーション/試算してみると大差はないかも....<
確かにおっしゃるとおりw(長期運用の場合はとくに)。ですが、やはり小さなことでも、コツコツ毎日のほうがいいように思います。メンタル的にも・・・。楽天銀行マネーブリッジ設定はしているので「毎日」を選ぶかどうか迷いました。クレカ払いだと少しですが楽天ポイント付く(定期的に&クレカも使いたい)ので、それもいいなと迷い、最終的にその中間の「楽天クレカ1日+楽天キャッシュ〇日」でちょっとだけ分散+ちょっとだけポイントのドッチーモにしました^^;

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/sousa/sousa_tsumitate.html

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

SBI証券の特定口座は開設済みですよね?他の証券会社では買えないファンドもあるので、SBI証券の定期買付にも慣れておくのがよいと思います。

楽天証券は、つみたてNISA/つみたて投資枠は「毎日」を選択できますが、他の口座では「毎日」ができないのです。かつて楽天証券でNISA口座を開いていたころ一般NISA口座で「毎日積み立てられないー」と思ったような。設計的には、
  積み立て方法を選ぶ⇒積み立て口座を選ぶ
という「積み立て方法は口座種別によらない」のが普通と思っていました。しかし楽天証券の場合、
  積み立て口座を選ぶ⇒積み立て方法を選ぶ
という設計なので、口座種別によって選択できない積み立て方法があります。かつて篠田さんは、積み立て方法に
>大差はない
と言っていましたが、やっぱりそのシステム設計はお客さんを逃がしている気がします。
風の噂ですが、auカブコム証券も毎日つみたてができないとか…Fuum

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

>SBI証券の特定口座は開設済みですよね?<
すいません。まだです💦 ちょっと忙しくて4月になってからやります。せっかくいろいろ教えていただいたのに、さっさと着手しないですみません(><)

でも、やる!
やりますよ^^ありがとうございます。
またわからないことあったら教えてね^^

スクリーンショット_2024-03-15_180936.png

先日、楽天証券のマイページで、積立設定のページを見ました。楽天カードでの購入が上限10万円までに変更されているのが見えました。楽天さん、対応が早いと思いました。

その隣、私の毎月の購入額ですが、ゼロ円に変更しました。この10万円というのを見て、クレカ積み立てやめることにしました。毎月1日にクレカ設定したみなさんが、揃って購入するのですよね?

こうすることによって楽天ポイントが付与されるのは、うれしいことですが、購入日が選べないので、やめることにしました。今は、毎日買付にしています(また考え変わるかもしれませんが💦)。

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

わたしは4万円から9万円に増額しました。特定口座買い付けです。
と同時に、購入日と同じ日に、購入したファンドと同じファンド(少なくとも1か月は特定口座で寝かされたファンド)を、気分に応じて数万円程度(1万口以下の端数口数+1万口×N、Nは気分次第)取り崩すことに決めました。
買った分だけすべて翌月売却でもよいのですが(株ならクロス取引?ファンドの累投は制度的に無問題?)、買い付けた投資信託が信用口座の代用証券になっているので、ほどほどにおとなしく振舞っています(どの口が言う…)。
SBI証券&三井住友カードの対応が発表されました。
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010785.jsp
#まだ読ん込んでいませんが、プラチナプリファード最強かな?

クレカ積立上限額10万円への引き上げに伴うポイント付与率および設定可能日のお知らせ
~「三井住友カード つみたて投資」クレカ積立上限額10万円引き上げ記念キャンペーン!を開催~
https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2024/0322_14508.html

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

ざっくり現時点の理解では、
・2024年10月積み立て設定=11月買い付けまでは
  プラチナプリファード5%>ゴールド1%>一般0.5%

・2024年11月積み立て設定=12月買い付け以降は、カード利用額※によって揺らぐ。リワード上限は
  プラチナプリファード3%>ゴールド1%>一般0.5%

※年間カード利用額が100万円以上で1%の基本リワード、300万円以上で1%の基本リワード+1%の特典リワード(対象はプラチナ&プラチナプリファード)、500万円以上で1%の基本リワード+2%の特典リワード(対象はプラチナプリファードのみ)。
なお年間カード利用額に「三井住友カードつみたて投資」の積み立て額は算入されない(カード錬金術予防、なにげにイタイ…

>> gavotte@新型NISAウイルス さん

youtubeで関連動画を見てましたが、楽天証券のクレカ積み立てリワード0.5%に違和感があって調べてみたら、代行手数料が0.4%未満のファンドはリワードが0.5%なんですね。
代行手数料0.4%未満はほぼインデックスファンドですね。インデックスファンドはもっぱらNISAつみたて投資枠での買い付けですが、楽天証券ではアクティブファンドしか買わないから身に覚えがなかったです。
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