カメラのレンズ選び。MTF曲線
レンズのカタログで見かけるこのグラフ。
開放絞りで無限遠にピントを合わせた時の
レンズ性能の目安になるグラフです。
横方向は画像の中心からの距離
縦方向は解像力を,表します。
赤い線は主にコントラストを
青い線は解像力を表し、
(もちろん1に近いほど良いです)
大雑把に0.7以上あれば、
解像不足を感じる事はありません。
絞り開放でのグラフなので、
絞り込むとある程度良くなります。
またグラフの右側15より先は
四隅なので、これも通常はあまり
気にしなくても大丈夫です。
同じ色の曲線は出来れば揃っている
方が良いです。
↑一枚目は一眼レフ用の50mm。
中心は申し分無く、
周辺へ向かって解像度が
落ちていきます。
絞り開放の周辺部は
大抵ボケている領域なので
十分高画質ですが、
↑二枚目は,新世代の
ミラーレスZ用の50mm。
かなり違いますね。
F1.8開放とは思えないグラフになっています。
開放でも周辺まで解像していて、
画質の為に絞り込む必要がありません😅
非常に良いグラフですが、
優等生すぎてつまらない?
と言う声も😅
レンズ選びの際に
眺めてみるのも楽しいと思います😀
8 件のコメント
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>> 1953生まれ さん
こんなのもあります😅実売160万円ほど💦💦
絞り開放で無限遠にピントを合わせる、という必要性のあるシーンはそんなにありますかね。
だいたい開放値の明るいレンズというのは、近くにピントを合わせて背景をボケさせたくて買うものだと思っているのですが。
>> おれんぢ式部@🪳バル㌠🪳 さん
>絞り開放で無限遠にピントを合わせる、星の撮影では出てきますね(^^ゞ
(困ったことに4隅まで・・)
周辺まで解像させようとすると値段に跳ね返るので
>近くにピントを合わせて背景をボケさせたくて
と言う実使用を考慮した設計になっていることが多いと思います。
>> 5gh さん
ニコンのZシリーズは基本4隅まで解像させようという設計もあってお値段が一眼レフより高めです(ToT)/~~~
(特にS-LIne)
そこで、そこまで解像を求めないレンズもリリースされています。
28/2.8
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_28mm_f28/
40/2
https://www.nikon-image.com/products/nikkor/zmount/nikkor_z_40mm_f2/
>> 5gh さん
🤨なるほどですね〜花火なんかはシャッター速度落としてᖴ8ぐらいがいいと聞くので
開放まで開けたいとなると天体写真くらいの僅かな光、ということですね。
そうか💡天の川とかが撮れているのは、そういうレンズなんですねえ…