【SIM道楽】進撃の楽天プリペイドSIM一覧 ~圧倒的コスパで急増中~でも異なるDNAに要注意 !
2020年4月から正式スタートした楽天未モバイル・キャリアサービスも、昨年末(12月26日)時点で 600万回線に達したというニュースも届いています。そんな中でも 2023年1月からスタートした法人向けサービスの提供による寄与も大きな効果があったように感じています。
法人向けサービスの中でも 販社相手に一定数の「SIM卸し」を経由することで個人向けに「コスパの良い」&「認証不要」なSIMを販売する「プリペイド・データSIM」サービスは、これまでは SoftBank社の独壇場だったビジネスエリアでした。
しかし、今日現在、Amazon.co.jpサイトを覗いただけでも、片掌を超える複数の販社が「RakutenプリペイドSIM」を積極的に販売している状況です。
そこで今回の【SIM道楽】のテーマは、急増中の各社の楽天プリペイドSIMサービスを比較してみたので、その結果シェアです。
「楽天プリペイドSIM」はハッキリ言って二つのグループに分類されることが分りました。
第一グループの特徴は :
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・ 契約期間 : 12ヶ月
・ 3GB/毎月, 7GB/毎月, 30GB/毎月
・ SMS 送受信無料☆
・ パートナー(AU)回線利用可 (所定量)☆
・ 海外ローミング利用可(所定量)☆
・ iPhone : APN構成プロファイル不要 (本家と同じ)☆
・ Android : APN = rakuten.jp (本家と同じ)☆
・ GB/月単価が 100円~200円
・ 電話番号が 070で始まる 11桁
この第一グループを構成する「楽天プリペイドSIM」を提供する販社とその商品は以下の表のようになります。
この第一グループ「楽天プリペイドSIM」の接続パフォーマンスは概ね以下のようになります。↓ 画像参照
時刻を問わず、概ね DN=15Mbps~30Mbps程度となり、昼時(混雑時)でも急激な接続品質劣化は見られませんでした。(当方の測定環境下での結果です)
また第二グループの特徴は :
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・ 契約期間 : 12ヶ月
・ 50GB/毎月, 100GB/毎月, 300GB/毎月
・ 8GB/年, 10GB/年, 20GB/年, 50GB/年
・ SMS 【不可】★
・ 国内データ通信専用のみ
・ パートナー(AU)回線利用【不可】★
・ 海外ローミング利用【不可】★
・ iPhone : APN構成プロファイル必須★
・ Android : APN = p.rcomm.jp ★
・ 電話番号が 020で始まる 14桁
この第二グループを構成する「楽天プリペイドSIM」を提供する販社とその商品は以下の表のようになります。
また、この第二グループ「楽天プリペイドSIM」の接続パフォーマンスは概ね以下のようになります。↓ 画像参照
時刻を問わず、DN=2Mbps~5Mbps程度と、第一グループと比較すると 全時間帯に渡って1/5~1/10倍という低速接続になっていますが、昼時(混雑時)でも更なる急激な接続品質劣化というものは見られませんでした。(当方の測定環境下での結果です)
以上、ここまで急速増加中の「楽天プリペイドSIM」について2つのグループに分けてみてきましたが、「仕様」にしても「接続パフォーマンス」にしても、明らかに異なる2つのタイプのサービスになっていることが分ります。
どちらのタイプも各々魅力的な「プリペイドSIM」サービスになっていると思うので、ユーザーとしては「仕様」「接続品質」「価格(コストパフォーマンス)」等の特徴をよく考慮して、自分の使い方に合致したサービスを選択することが肝要です。
注記-1 :
本文表中の「仕様」記述については、ネットショップや販社サイトの記載されている内容をもとに一覧表にしたつもりですが、誤記/誤解などの場合も考えられますので、本文中の「プリペイドSIM」購入の際には、ご自身で内容をシッカリ確認の上、選択購入されるようお願いします。
注記-2 :
本文中の「接続パフォーマンス」の実測データーについては、当方生息範囲の定点/時刻+当方スマホ(iPhone SE3)で 測定した結果となります。当然のことながら、他の測定環境、他の使用スマホではこれらと異なる結果が表示されることも考えられますので、その点は十分にご理解/ご承知のほどお願いします。
注記-3 :
本文中の各表にピックアップした「楽天プリペイドSIM」については、全てのSIMを実際に購入してテストしたわけではありません。
一部のSIMを入手してテストした結果を纏めたものなので、誤記/誤解など気が付かれた箇所がありましたら、お知らせ頂けると有り難いです。
以上、楽天モバイル、及び楽天プリペイドSIMのさらなる進撃を期待しています。
【参照】各々「楽天プリペイドSIM」販売サイトURL
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第一グループ
① https://www.jpsimshop.com/shopdetail/000000000109/
② https://item.rakuten.co.jp/todaywifi/r-sim3gb1m-12m/
③ https://www.amazon.co.jp/dp/B0C92ZS2G8/?th=1
④ https://www.amazon.co.jp/dp/B0BYVRPTGL/?th=1
⑤ https://www.amazon.co.jp/dp/B0BX97F13D?th=1
第二グループ
⑥ https://www.jpsimshop.com/shopdetail/000000000144/
⑦ https://item.rakuten.co.jp/todaywifi/r-sim100gb1m-12m/
⑧ https://www.amazon.co.jp/dp/B0CMNTT8Q9?th=1
⑨ https://www.amazon.co.jp/dp/B0CR18QZCJ
⑩ https://www.amazon.co.jp/dp/B0CR164KYK/?th=1








さらに、「楽天プリペイドSIM」について、高速データ消費後の接続パフォーマンスについては、第一グループ、第二グループ共に概ね以下のようになります。↑ 画像を参照制限速度中はほぼ仕様通り DN=約0.2Mbpsと低速になりましたが、PING=約30msということで、第一グループ、第二グループ共にPING値の劣化は見られませんでした。
SMSは解約してしまうと認証問題が発生してしまう場合が多いので解約注意と考えています。

本文追加情報 (と言いつつ書き忘れてました~(汗))第一グループは電話番号が 070で始まり、11桁
第2グループは電話番号が 020で始まり、14桁
となっていました。
やはり似て非なる遺伝子を持ち合わせているということ。
とても参考になりますね。
昨年、第一グループを購入したので、継続しようと思います。
マイネオ マイソクのお昼なんとかしたい人は、年間のSIMでなんとかなりそう😁
>> 及時雨 さん
一年間前払いのプリペイド(結構な金額)なので、数がまとまれば、何かと囁かれているビジネス状況としても、少なからずプラス向きの改善効果になってくる~というポイントが積極展開している大きなモチベーションなのでしょうね。