西日本最大のパイプオルガン。その音色は？

西日本最大のパイプオルガンを演奏するコンサートに行ってきました。
目測、高さ12mのパイプから出る低音は澄み渡った、キレイな音色でした。
（高音はパイプが短いので、小さなものでも出ると思う。たしか小さなパイプオルガンはパイプの途中を膨らませて低音出してたと思う。・・・たぶんやで。知らんけど。）

お客さんは1,500人。完全予約制で先着順。ゲットしました。
今日という日を楽しみに、意気揚々と家を出発！
まずは車で家から最寄りの駅の駐車場へ。

安いトコは満車。
その近辺にもあるはず。ナビで検索して移動。
あれへん。ナビの言う事聞いてたらどんどん駅から離れていく。
あかん。他の駅の駐車場を検索。今度は入れた。

電車を乗り継いで、大阪環状線に乗る。乗れない。
満員過ぎて、私の靴が扉に挟まれて閉まらないのだ。
大阪人魂 炸裂！「降りてたまるか！」どんどん人を中に押し込んだら閉まり、発車。

こんどは大阪駅から阪急に乗り換えする・・・のだが、どう行けばいいのか分からない。「どこや、阪急！」
大阪駅でうろうろと数十分間の迷子。・・・「あ！あった！」（案内板を発見）

阪急大阪駅でナビタイム検索。間に合うのか？
「当初の予定の3本遅れ。おう！間に合いそうや！」
「迷子になるんは想定内や、早よう出てきて正解や。」

阪急の某駅に到着。「会場まで乗せてくれるバスがおるはずや。」
おれへん。・・・というか、たぶん俺がおるトコが間違っとる！

通りがかる人に尋ねる。・・・その通りに歩くが、歩いても歩いても目印の建物がない。また迷子。

「目的地まで聞くから迷子になるんやな」
また現地人を捕まえて聞く。「そこ左ですわ。」「はい。分かりました。ありがとう。」
左に曲がったらまた人に聞く。どんどん聞く。
「おんなじ人に聞くんちゃうから遠慮は要らんやろ。」
・・・・「おお。ここや。バスおる。」

乗ろ思たら警備員に「そっちに並んでください。」
「えぇ！この行列はみんな客かい！ぐっすらおるやんけ。」
（でも送迎バスはピストンしてるので、意外に早く乗れた。）

会場に入ったら学生が箱持って立っとる。（ここは大学だからね）
チャリティーコンサートなので入場無料だが、志のある人は箱にお金を入れるコトになっとる。
「俺かて50過ぎたオッサンや。大きな紙入れたるがな。」

階段を進むと、また立っとる。
「もーええやろ。おれの限界超えとる。」（入れず）

会場に入ると、人間っておもろいもんでんな。
列の端から埋まっとる。「ええ音聞くなら中央やろ。」
なんと！後から来て中央の席に座れた。

＜ほんで、最初の話のパイプオルガンね。＞
でも1曲ひたら演奏者がソデに入った。
「え？1っ曲？」・・・まあええわ。さっきので充分や。まだ音が耳にへばり付いとる。

帰りは送迎バスが目の前に停まってる。あたりまえ。
「さぁ。来しなはえらい目におうた。神戸空港から関空までベイシャトルがあるさかい、三ノ宮に出て空港や。フネなんて何年も乗ってないなぁ。これがいわゆるクルージング帰宅や。」

神戸空港に到着。乗り場まで無料の送迎バスがある・・・と書いてある。（スマホ画面ね。）
・・・「どこ行ったらバス停あるんや？」（迷子）
ウロウロして15分ほどで見つかった。
「なんやと！2分前に出たトコで、15分待てと？」・・・風強いからクソ寒い。

バス来た→乗った→乗船手続きOK→乗船！
おえっぷ。風が強いからシケとる。揺れるわ揺れるわ。
（吐いてはないけど、揺れて気持ち悪い）
下見とったらあかん。背中着けとったらあかん。外見とく。
真っ暗でなんも見えへんがな。・・・30分で関空に着。

関空でまた迷子。
「どこ行ったら電車乗れるんや。外人に聞くのもおかしいしな。立場逆やもんな。」
下の階に降りたら改札を発見。
・・・という事は？・・・そのとい目に券売機・・・あるがなぁ！
券売機の前へ。
「え～。予想以上の乗車賃や。まぁしゃーない。乗らな帰られへん。」

電車に乗る。もう７：３０。「何や、予想以上に混んどるな。」
「そーか、あたりまえやな。外国から来る人は時差もあるもんな。この人らにとってはまだ昼過ぎやろ。」

電車を乗り継いで、やっと駐車場にたどり着いた。
駐車料金はもう最大金額。・・・と言うても600円。

券入れて、支払いはカードで。
・・・入れても返って来て「カードをいれてください。」
・・・「入れとるがな」。
何回やっても「カードを入れてください。」
「そーかい！現金が欲しいんかい！ほな入れたるわ！」・・・清算済み。

嫁に「9時に帰るわ」とメール。
「食べて帰っておいで・・・」と返信。
「おまえまで俺をひきずり廻すんかい！」

ああしんど。コンサートの2時間のけたら往復で8時間やがな。
けど、パイプオルガンええ音しとったなぁ～。