【本州で2番目の距離】下道だけを走る路線バスの旅

先週、大阪近郊区間を140円で360km旅をした私ですが、今日は路線バスの旅をしました。
乗った路線バスが、本州で2番目の距離、下道だけを走る路線バスです。
松阪駅まで近鉄電車で向かい、松阪駅近くで朝食を食べてから、松阪駅前8:35発の三交南紀行きに乗車。三交南紀は三重県熊野市にある三重交通の車庫です。熊野市駅前まで、4時間ちょっと乗車します。
車内は一見、普通の路線バスですが、長距離客に配慮して、車内は全てクロスシート。WiFiサービスや一部の席には携帯電話充電用のUSBポートがあります。
途中の停留所も乗降客があれば停まります。私自身数えてませんが、停留所は100箇所以上あるのでは？
途中で2回、小休憩があります。
下道、国道42号線を南下していきます。途中、大紀町〜紀北町、紀北町〜尾鷲市、尾鷲市〜熊野市の間に、急勾配、急カーブの峠道があります。峠の途中の長いトンネルの片側1車線を走っている時、後ろの乗用車が反対車線を激走して私のバスを追い抜くのにはヒヤッとしました。

峠を越えて坂道を下ると熊野灘が見えてきました。鬼ヶ城トンネルを越えて、関西電力エリアに入ると、すぐに熊野市駅前です。熊野市駅前で下車しました。

熊野市駅前にある、喜楽さんでさんま寿司とめはり寿司を食べるつもりでいたら休業😥
先月の台風で熊野市の中継が映った際、駅前の喜楽さんの外板が風で剥がされている映像を見ました。今回の休業の理由はわかりませんが。
さんま寿司は新宮で食べようと気持ちを切り替えて、さらに南下する路線バスに乗ります。

乗車した新宮駅前行きのバスは、海岸沿いの国道42号線を走ります。
バスの車窓から、熊野灘に吠えているような獅子岩を、ここは熊野の名所です。先日の熊野大花火大会では、獅子岩と花火を一緒に撮影したいカメラマンが殺到したとか。

熊野から和歌山県との県境の熊野川まで続く海岸沿い「七里御浜」。これもバスからの撮影です。

路線バスで熊野川を渡り、和歌山県新宮市に入りました。県境が越えられる路線バス貴重になってきてます。
新宮駅に到着。
松阪駅前〜熊野市駅前〜新宮駅前の路線バス乗り継ぎ旅はこれで終わりにします。

新宮駅に特急パンダくろしお号のシートが置かれて、列車待ちの人に利用されてます。

ようやく新宮で、さんま寿司にありつけました。
遅いお昼に食べ、さらにもう一パック持ち帰って、帰りの列車の中で頂きました。

帰りもバスという選択肢もありましたが、列車で帰ります。
路線バスだと、座席で飲食が出来ないのとトイレの問題です。
和歌山県の新宮駅にも、JR東海各線で見られるような車両が乗り入れてます。
見た感じ、電車そっくりですが気動車（ディーゼルカー）です。

紀勢線の車窓、私のお気に入りの新鹿海岸です。
ここの海岸は海水浴しながら列車が見えます。水もきれいで、私もかつて海水浴で来たことがあります。メガネを波にさらわれた苦い思い出もありますが。

路線バスの旅、最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

いくつかのマスでマヨの味付けしました（笑）