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今朝はジョイマンが出演して、日本中のお茶の間は大爆笑だったようでござる
紀伊の奇才、南方熊楠と並ぶ世界的な植物学者牧野富太郎の一生を描くNHK朝ドラ「らんまん」、物語は土佐の酒蔵「司牡丹」をモデルにした「峰屋」に産まれた万太郎が植物に傾倒してゆく奇人変人ぶりがかなりオブラートに包んだ感じではあるようでござるが、見事にドラマ化されているようでござる
「らんまん」の放送を見ているお茶の間の風景でござる
家族らんまんでござる
ドラマの中ではほぼ史実どおり、結局は廃業して人の手に渡ってしまう峰屋でござるが、このドラマの影響で日本酒に興味を持つ人が増えているようでござる
そもそも酒は飲まないので分らないのでござるが、淡麗辛口と言われる司牡丹は、現地の肴にはよくあうようでござる
どこの酒がどうだとか言う酒の専門家のような人が多いのでござるが、そもそもその土地に行ってその土地の食材を求め、それを肴に飲むのが通の飲み方で、寒い国で南国の酒を飲んで語るとかちゃんちゃらおかしいのでござる
みたいな事を吉田健一が言ってたかどうかは知らないのでござるが、いぶりがっこを食べながら吉祥瑞鷹の話をするのはある意味外道でござる
ま、なんの肴もなくて酒だけあれば、いつどんな時でも旨いと思えるのが酒呑みだというのはどこかに書いてあったようでござる
あれもこれもひっくるめて酒好き、酒マニア、酒依存、酒中・・・など色々と酒にまつわるエトセトラな人も多い世の中でござるが、そういう人達がまだ知らなかった世界をキリンビールの「陸」が開拓してしまったでござる
パウチに入ったウイスキーのサンプルでござる
封を切ったらその音に反応してネコが走ってくると話題になったチャオチュールの酒版、酒チュールでござる
この話をすると、酒のみの何人かはあったら買うかもと言う反応だったでござる
これが一つあれば、ゴルゴ13がしてたかどうかは知らないのでござるが、ロシアか大英帝国のスパイが、寒い夜のとばりの中でターゲットを狙っている最中にジャケットの内ポケットから取出すスキットルのように、いつでもどこでも簡単に酒を飲むことができそうでござる
最近、牛乳にプラ蓋がついたものが販売されているようでござるが、PETボトルに入った牛乳は販売されていなくて、同様にガラスカップに入った日本酒は販売されているのに、パウチに入った酒が販売されているのはみかけなくて、せいぜい展示会とかで配られるだけのようでござる
規制緩和なのか、どういう流れを辿ったのかは分らないのでござるが、ほぼサンプラーのような量の日本酒が入った酒が毎月届くと言う「日本酒定期便」とかと言うものが始まったようでござる
ポストに届く日本酒定期便サービスのSAKEPOST、提携酒蔵を全国70蔵以上に拡大
地域の地酒を飲み比べるサービスとして新潟県からエリアを広げ事業拡大へ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000029185.html
100mlの日本酒が入ったパックが3つ入って1セットなのでござるが、このシステムを楽しむためにはなんとスマホが必要なのでござる
スマホなかりせば、なシステムなのでござる
当然、ネット環境もないとダメでござる
これがIT時代の酒のみぜよ、でござる
パックには手貼りのシールが貼ってあるのでござるが、そこのQRコードを読み取らないと、どこのどんな酒が入っているか分らないのでござる
先に読み取ってから試飲するか、試飲してからどこのブランドかQRコードを読み取って答え合わせをするか、利き酒的な楽しみ方もできそうでござる
QRコード読み取るのが面倒だとかと言う人もそこそこいるようでござるが、開くまで分らないと言うのを愉しめるこころのゆとりを持つのにはいいかも知れないでござる
ポストに届く「日本酒定期便」、なかなかおもしろそうでござる
当然、コストパフォーマンス的には一升瓶の方が安い訳ではあるのでござるが、あちこちの銘酒を取り寄せて一升瓶を開栓しておいておくのとかが苦手な人には良いかも知れないでござる
商品バラ撒いているのが、ほぼナウでヤングなVTuberたちなので、酒好きのオッサンと言うよりも、色々試してみたい若者がメインターゲットなのかも知れないのでござる
以上、「らんまん」にジョイマンが出てきて、芸人を出しやがってとムカついてしまう余裕の無い人か、それを楽しいと思える心の余裕がある人なのかに分れそうだった今日の朝ドラだった的な話でござる
ハピタス、ポイントインカム経由だと15000Pもらえるようでござる

