IIJmio meeting 34 オンライン参加
6月24日(土)、IIJmio meeting 34がオンライン配信されました。
・【てくろぐ】IIJmio meeting 34 オンラインで6月24日に開催
https://techlog.iij.ad.jp/archives/3094
まず、冒頭に堂前さんから『IIJmio Updates』という、前回開催の昨年9月から今回までにあった事のお話がありました。
・IIJmio Updates (IIJ堂前)
https://speakerdeck.com/iij_techlog/iijmio-updates
前回から今回までの期間が長い為様々な話があり、主な話題だけ挙げさせて頂きます。
2023年からドコモ一部エリアで「つながりにくい」現状が発生との報道があった事についての解説がありました。
私はドコモの発表内容で、IIJmioやmineoといったMVNOにどの様な影響があるかは想像出来ていましたが、今回(上記URLの8-9ページ)で図解入りで解説されていて分かりやすかったです。
それとギガプラン増量(4/1~)についての話があったのですが、大手キャリアの料金プラン改訂で実質値上げするケースが増えている中、価格据え置きで容量アップを行うIIJmioさんは凄いなと思いました。(^^)
さらに3/31でみおふぉんダイヤルアプリが廃止となりそのまま通話しても11円/30秒となった一方、3月より国際電話を安く掛けられるプレフィックスアプリ「IIJmio国際電話」というものが登場した様です。
・IIJmio国際電話
https://www.iijmio.jp/intlcall/
現在、iOSアプリのみ公開されていてAndroidアプリはGoogle Playストア審査待ちとの事でした。
次に亀井さんより、『改善活動の取り組み』というお話がありました。
・改善活動の取り組み (IIJ亀井)
https://speakerdeck.com/iij_techlog/gai-shan-huo-dong-noqu-rizu-mi
内容としてはNPS等の、mineoさんの発表会やイベントでも出てきそうなものでしたが、IIJmioさんの改善活動の細部の内容を聞く機会は今まで意外と無く、具体的な改善点を知る事が出来て良かったです。(^^)
次に佐々木さんより、『eSIMの動向』というお話がありました。
・eSIMの動向 (IIJ佐々木)
https://speakerdeck.com/iij_techlog/esimnodong-xiang
基本的には以前あったeSIMの話ではあるのですが、IoT/M2M向けのSGP.01が情報書き換えは通信事業者からという仕組みで使い勝手が悪い為普及が遅く、新たにユーザー書き換え型でM2M/IoT向けの仕様を付加したSGP.31の標準化進められているそうです。
その後eSIMとeKYCの話があり、IIJmioの音声eSIMのeKYCの流れの説明がありました。
物理SIMと違って利用者に送付するものが無い為、従来のままでは法律の求める本人確認が出来ず新たな手順が必要になった様です。
最後に姜(カン)さんより『バリーくんとMVNOの運用』というお話がありました。
・バリーくんとMVNOの運用 (IIJ姜)
https://speakerdeck.com/iij_techlog/barikuntomvnonoyun-yong
障害発生した際、監視運用している人からシステム担当や管理者へ障害発生を伝える際、今までは電話連絡で時間を割く必要があったりシステム担当や管理者に連絡が付かずに困る場面が発生していたそうです。
そこでIIJ独自開発で、「Barry(バリー)」という自動的にシステムからのトラブル通知を検知し、システム担当グループメンバー全員に呼び出しの連絡が出来、発生箇所やトラブルの内容を正確に伝えるが出来るシステムが使用される様になったそうです。
また、Baryyのマスコットキャラクターとして「バリーくんと」いう犬のマスコットキャラクターが誕生し、ぬいぐるみやストラップ等のノベルティグッズが誕生した様です。(^^)
私も、木製ストラップやステッカーをIIJ Engineers Blogでの抽プレで頂いた事があるのですが愛着が持てる可愛らしいキャラクターだなと思いました。
その後、フリートーク・Q&Aコーナーでは、OCNモバイルONEの新規受付終了の影響やKDDIがIIJ株を取得し持ち株比率10.9%になった事について質問しましたが、前者については、世界的にMVNOがMNOに買収されたりMVNOの顧客数が減っていくという所があるそうで、日本国内だけの流れではないそうです。
後者に関しては、NTTが所有していたIIJ株をKDDIに売却する事になったそうで、突然KDDI回線を使用するタイプAを推したりという事にはならないというお話でした。
その後、オフトーク会が行われ、今回もZOOMでした。
今回は、堂前さんと佐々木さんがお話される場面が多くそれを聞く場面が中心でしたが、フリートークで質問したOCNモバイルONE新規受付終了の話やKDDIがIIJ株を取得した話題、さらにお二人がIIJに入社した頃の話があったりして面白かったです。(^^)
ドコモの通信品質についての話題ではユーザーからの具体的にどんな状況の時に繋がりにくくなったりするかという話が出ていましたが、基本的には人の多い場所で基地局が混雑して発生しているのだろうなという印象でした。
次回開催は未定でリモートなのかリアル開催なのかも決まっていないそうです。
そろそろリアル開催を期待したいなと思います。(^^)
僕が興味深かったのはeSIMの定義ですね。
一般的にはEmbedded(埋め込まれた)SIMの略とされていますが
RSPに対応していれば物理SIMでもeSIMというのは新たな知見でした(esim.me等の存在は知ってましたが…)
確かに現状MVNOにとって苦難の時期のように感じます。
接続料の低廉化は継続的に取り組んで欲しいところですが,肝心のdocomo自身のネットワークがよろしくない状況なので…。
わたしもオフライン開催に期待したいですが、自宅でまったり参加できるオンラインの「ゆるさ」も捨てがたいです。夏の暑い時期はオンライン、それ以外の季節はオフラインという使い分けもありかなあと。
てか、バリーくんが好きすぎてつらい!マイぴょんと(ry
でも、IIJ的にも、スライドで名前としてmineoが挙がっていたのは、オプテージ的にはよかったかもね!
IIJ、インターネット接続事業者向けのアウトソーシングサービス「IIJ xSPプラットフォームサービス/キャッシュDNS」を提供開始
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2023/0621-2.html
>> ゆりこネット@11月遠征多め さん
オフライン参加だったらお会いしたいで!今なら京成パンダプレゼントだったりw
あと、某ガラケー向けのWordPressプラグインはありがとうね!あんちゃんもIIJmioのサービスインのころ使ってたで!
確かにマイぴょんもバリーくん並の仕事をすると面白そうですね。(^^)
eSIMに関しては本来の意味は組み込みなものの、「書き換え可能」というのがポイントという印象があります。
>のんびり小屋暮らし@ウグイスが初鳴き🐦さん
こちらこそありがとうございます。(^^)
>ヒィロさん
MVNOに関しては、世界的に減少していく流れの様です。
その一方でIIJmioさんは今まで通り頑張っていくとの事でした。(^^)
ドコモのネットワークが良くないという話は今回結構出ましたが、IIJさんではドコモが公表した事以上の事は分からない様です。
ドコモは夏までに対策すると発表していますが、実際どこまで改善するかは分からないので、どうしても困る場合は他の回線に移った方が良さそうです。(^^;
>ゆりこネット@6月移動月間さん
仰る通り本編は座学といった感じなので、オンラインの手軽さは良いものがありますね。(^^)
>あんちゃん@1ソマリア・シリングさん
確かにmineoさんドコモ回線を使用したMVNOの一例として出てましたね。(^^)
あとマイぴょんが質問に出ていたのも良かったです。(^^ゞ
>amiyyさん
メリットしてはDNS over HTTPS(DoH)が使える辺りかなと思いますが、個人ユーザーだと分かりづらい部分なのでmineoさんで導入するかは微妙な所かもしれませんね。(^^;
>摩伽@Y.Hykwさん
5Gに対応するとなるとフルMVNOのシステムを大きく変える必要が出てくるのでおそらくすぐには出てこなさそうな気がします。(^^;
>> Kanon好き さん
>>個人ユーザーだと分かりづらい部分なのでmineoさんで導入するかは微妙な所かもしれませんね昔ですがmineoのDNSが超絶遅かったんですよ。
https://king.mineo.jp/my/cyatarow/reports/33442/comments/950268
なので、アウトソースして性能が向上するだけでも個人ユーザーのメリットはあるかもしれませんよ。