オフ会で知ったmineoの凄さ
本日大阪オフ会に参加させて頂きました。
久し振りのオフ会で、学ぶことも多く大変有意義なひと時でしたが、
中でも特に驚いたのが「広告フリー」についてでした。
今まで「広告フリー」についてあまり考えたこともなく、どんなシステムなのかよく分かっていなかったので、同じテーブルに座っておられたぼうだろうさんにお聞きしたところ、以下のような驚きの事実が次々と判明しました。
①広告によって消費する通信量はユーザーの消費パケット全体の凡そ2割近くにもなる
②従って、この広告によって消費するデータをノーカウントにすれば月間のデータ量は2割近く少なく済むことになる
③「広告フリー」とは、まさにこれを実現しようとするもので、(全てではないが)、かなりの広告のデータをノーカウントにし、ユーザーのデータ消費量を2割近く減らすことができる優れもの、であるにもかかわらず、なんと無料で提供されている。
④一方で、「広告フリー」によってユーザーのデータ通信量から削減されたデータ通信コストは一体誰が負担しているのか?、というと、なんとmineoが負担しているとのこと
⑤つまり、これまでユーザーが支払っていた「広告によって消費する通信量」を、mineoが肩代わりしてくれる、という信じがたいオプションが「広告フリー」であることが判明
⑥mineoにとっては、単にデータ通信コストの負担が増えるだけでなく、ユーザーがより少ないパケット契約に変更するリスクまである
…にもかかわらず、「広告フリー」を実装することを決めたmineoって凄い!、さすがは「フリータンク」を生み出した会社だ、と改めて思いました。
少しでも客単価を上げようとする昨今の風潮の中で逆を行くmineoに拍手。
👏👏👏👏👏👏
0612追伸:
本日タイミング良く「無料オプションサービス「広告フリー」のご案内」という一斉メールが届きました。
内容としては凡そ以下の通り
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スマホでの通信量の約4割が広告によって消費されているというデータもあります。(広告ブロックアプリを活用した自社調べ)
…中略…
現在「広告フリー」をご利用いただいている方のデータ節約量は平均で約16% (中央値 11%)です。
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ということで、下記のスタッフブログへのリンクが貼られていました。(上図参照)
https://king.mineo.jp/staff_blogs/2212
「広告フリー」によるパケット節約量比率は約16%!最新データを公開!
日によっては半分位の消費パケットが減ることもあります。さらなるmineoの次の一手に期待です。
スタッフブログでも説明がありましたが、広告ブロック機能を体感したことがない方には取っ付きにくいテーマです。直接説明を受けると理解が深まるとおもいます。
この機能を無償で提供するのは素晴らしいですね。mineoは基本単価が高いと言われて久しいですが、(言葉は悪いですが)パケットばら撒き、深夜フリーや広告フリーを享受することで元が取れてきます。それを選択するかどうかは利用者次第です。
ここがちょっと疑問な所なのですが、「データ通信コスト」とは何か、という事ですね。
mineoはオプテージの光回線eo光と同じ所を利用してインターネット接続をしていると思いますが、恐らく従量制で課金される物ではないと思うので、広告分の通信が費用としてかかっているという訳ではないような気がします。広告費分のデータ量を「負担」しているというイメージがちょっとよくわからない所です。
物凄く厳密に言うと、データ量が増えるとオプテージの電気代などがほんの少し気付かない程度に増えるかも知れない、とかいう事は有り得るかも知れませんが、データ量がコストに直結する物は無いような気がします。
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もしかして、「データ通信コスト」がMNOに支払う接続料金だとすると、広告フリーの分線を太くする、とう事は別に無いと推測します。
という事はやっぱり広告フリーは、オプテージにとって
・収入が減る確率が上がる
・支出が増える可能性は低い
んじゃないかなあと推測します。
まあ、広告フリーという特典によってユーザー数を増やすのを目的としてるんでしょうね。
最近のmineoは、値段は下げずに付加価値を高める方向性という感じがするので、その一環なのでしょうね。
>> さと さん
>「データ通信コスト」とは何か「広告フリー」適用前であれば、「広告によって消費する通信量」は全てユーザーの消費パケットとしてカウントされるので、mineoとしては通信料として徴収できていたパケット通信になります。
それが「広告フリー」適用後は、「広告によって消費する通信量」はーザーの消費パケットとしてはカウントされず、通信料として徴収できないパケット通信となります。
まあ、それによって10GB契約の人が5GB 契約にダウン契約することにはならないとは思いますが、1GB契約と5GB 契約を行き来しながら調整している人などは「広告フリー」によって削減された通信量相当分をまるまる支払わない形になりますので、この収益を失うことを「mineoが負担している」と表現したものです。
>> Dark Side of the Moon さん
「データ通信コスト」と書かれているのは、mineoが外部に支払うコストではなく、
ユーザーにとってのコスト(データ消費)
という意味ですね。理解しました。
今回の場合は、キャリアとの接続料を指していると思いますが、こちらも帯域での課金です。
広告フリーで収入が減った分は、オプテージが負担しているという考え方も間違ってはいないと思いますが、正確には広告フリー分は増速を抑制し、速度低下はユーザー全体で負担しているといった方が正しいのでは。
私も広告フリーは付けており、特定の広告は節約ONでも10Mbps以上出たりして恩恵にあずかっていますが、適用外の広告も多く最近は特に動画広告が増え待ち時間が長すぎるので結局ブロックしちゃいますね。
>> ゆ~ちゃん84 さん
>特定の広告は節約ONでも10Mbps以上出たりして恩恵にあずかっていますえっまじですか?!
広告フリーを付けると、広告の通信は、低速制限外になって高速ダウンロードされるという事ですね??
そうだとすると、この仕様良いのかなーもしかしてバグなんじゃないだろうか。
>> さと さん
>ユーザーにとってのコスト(データ消費)という意味ですね。ユーザーから当然徴収できるデータ消費コストを無料化するということです。
>> Dark Side of the Moon さん
わかりました。値下げ=コスト負担 という意味合いだったんですね。
>> ゆ~ちゃん84 さん
>正確には広告フリー分は増速を抑制し、>速度低下はユーザー全体で負担している
ちょっと意味が分かりませんでした。
ユーザーの消費パケットが広告相当分だけ減ることとどう関係があるのでしょうか?
>> さと さん
>もしかしてバグなんじゃないだろうか。バグではなく、mineoマイページと同じ仕様になっているようです。
>> Dark Side of the Moon さん
>mineoマイページと同じ仕様になっているようです。えええ~~~驚き!
>> Dark Side of the Moon さん
広告フリーを使ったら、データ量が増えるので(高速化する仕様)、mineo全体が遅くなっちゃうという事だと思います。そういう特殊なビジネスモデルがあるワケじゃなく、純然としたmineo側の持ち出しなのですね。