大手キャリア3社のデータを比較すると
大手キャリア3社の純増数や解約率を比較した記事が出ていました。
・携帯キャリア3社の決算から契約数に関する指標を比較する
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/mca/20160212_743324.html
特に解約率に関するデータが面白く、比較してみると、ドコモは横ばいで
au・ソフトバンクは右肩上がりなんですよね。
理由としては、ドコモはMVNOへ移行した際も殆どがドコモ回線を借りたMVNOへの
移行で変動がないのに対して、auはmineoなどごく一部で制約が多い為ドコモ系MVNOへ
流れている、ソフトバンクはMVNO自体が無い為au同様、ドコモ系MVNO流れているのだと
思います。
大手キャリアの契約数は大きい為、MVNOでの変動は今まで殆ど数字に現れてきてません
でしたが、数字に明確に浮かび上がる状況になったという事は興味深い事だなと
思いました。(^^
7 件のコメント
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つまりYモバイルが増えて全体では増えてるんですね。
このままだとau一人負けですねw
MVNO嫌ったのが数字でハッキリ出始めたと思います。
昨日は子供のNexus5の修理以来にY!Mobileに行ってきましたが、代替機が2ヶ月待ちってコトで、要するに代替機が必要なら修理も2ヶ月待ちと言われてビックラこきましたよ。
解約数ではなく解約率ですからシェアの大きい程、率は低くなりますから割り引いて考える必要があります。
もし同じ解約率ならシェアの低いキャリヤの転入数が多くなっているということですから数年でシェアが均一化されます。(それこそがMNP優遇作戦を仕掛けたソフトバンクの思惑なのですが)
ただし、auの解約率の低さはシェアだけではなさそうです。
元記事のどちらの表もYモバイルを含んだ数字ですよ。
また、元記事の1枚目のグラフで点線の右肩下がりになっているのは通信モジュール(フォトビジョンなど)のようです。
そして表の数字はMNO単体の解約率で、MVNOは含んでいません。
各社の決算資料を見て確認しました。
記事の中に「MVNOに出て行っているのが1つの要因。」とコメントがあるように、auの解約率が上がったのはmineoが頑張っている証拠だと思います(^-^)
ワイモバを経験したら、その次はMVNOに流れて行くのは必然です。私の周りでは、この春MVNOデビューを予定してる知人はauが一人、あとはソフバンとワイモバです。
キャリア>>>ワイモバ>>イオン>楽天>>IIJ>その他の大手MVNO>>特徴のあるMVNO
人の相談に乗りながら感じる「ハードルの低さ」ランキングはこんな感じですかね。二年縛りがなきゃもっと雪崩をうったように大移動が起きるんでしょうけど、現状ではmineoは下流で客が流れてくるのを待つしかありません。
その時間的余裕を使って、実績を積み重ね、IIJの様に鉄板の評価と信頼を築き上げることができればどのMVNOにも天下を取るチャンスはあります。
だから…増強のペースは評判に先行する速さで頑張らないといかんのですよ。…その点で、残念ながらmineoは既に大きな失敗してしまったと思います。
これを取り返すのはかなり大変ですよ。DTIがあれだけ高速を出し続けても、過去の実績が評価を押し下げてるのを見れば、その苦労はわかるでしょう。トップ取り続ける位の事をしないと評価を取り戻すのは困難です。
頑張れ!中の人!!
しかし、解約率って1%前後しかないんですね。
例えばauだと契約者数が約4,500万人で解約率が0.91%だから、大手キャリアやMVNOへのMNPを含む総解約者数が第3Qで約40万人となり、これが2年間(計8Q)続いたとしても総解約者数はたったの320万人。
ということは、残りの4,180万人(93%)は、2年後もそのまま契約更新してるということになりますか…。
MVNOとしては、まだまだ「切り崩す余地がある」ということですね。
圧倒的大多数の人は、料金面以外では満足しているということなのでしょうね。
私は、外では平日の昼休みにブラウザを使う程度なので1万円払うのがもったいないのでmineoへ移行しました。
そういったライトユーザー層の取り込みとわかりやすさと安定した通信速度が、MVNOのシェア拡大の課題なのだと思います。
格安SIMの話をすると、やはり安かろう悪かろうというリアクションが少なからずありますから。