号外

新聞の発行数が減り続けているようですが号外は人気ですね
新聞社も号外だけ売ったらどうですかね

江戸時代ならかわら版
古くからあったようですが、発行がハッキリしているのは乞胸仁太夫
乞胸（こうむね）、人別は町人ですが仕事は浅草の車善七支配になる一族
(フーテンの寅さんこと車寅次郎、浅草の車ということは直系ですね）
仁太夫の号外はまず喧嘩と火事を翌日には発行、その他敵討、小町番付
相撲番付、参勤交代の大名参観付け、歌舞伎役者番付等を掲載
人気を博したそうです
速報性も重視したようですが時には失敗も
天保の次の年号「嘉政」と書いたが実際は「弘化」、売り歩いた仁太夫の手下が処分されたりしたことも
彼らは大岡越前によって正式に認められましたが
各地の縁日などに出向くため、密偵としての役割もありました

乞胸仁太夫、なかなかのアイデアマン
「古札納め」なる商売もやってます
年末に古くなった神社仏閣のお札の処分を請け負い集め
それを再生して売ったそうです

新聞配達員を出前に使っているようですが、まだ空き時間が多そう
仁太夫にあやかり事業展開
プロ野球や箱根駅伝のノウハウでオリンピック、
電通や博報堂から仕事を奪うとか
ヘッドハンティングでなく犯罪者支援事業も兼ねて

ともあれ世界NO.1