夢航海　24年ありがとう

放水を先導に、ぱしふぃっくびいなす号が沖縄から神戸に帰ってきました
最後の航海です
１９９８年に就航、以来２４年間に６８０回ほど神戸に入港
数々の思い出を残して来ました

最後の雄姿

たくさんの出迎え客

余談ですが飛行機の乗降は左側です
それは船が左舷から接岸した名残、
と物識り顔で言う人がいます
ぱしふぃっくびいなす号は右舷から接岸しています

須磨翔風高和太鼓部の出迎えに船上からも拍手

最後の夢航海を終えました
一旦相生のドック入り、その後の行く末は決まっていません

クルーズ船市場、近年上昇基調の内にありました
2019年コロナ直前は2010年の倍近くまでなっていました
規制解除後運航されましたが業績は戻らなかったようです
日本でのコロナ発端が横浜のダイヤモンドプリンセスだった印象が残っていたのでしょうか
クルーズ船の寿命の目途は25年、潮時だったのも事実
後継船を新造すると相場500億円
日本クルーズ社には厳しい数字だったのか

一方客船以外にコンテナ船等を運航させている日本郵船と商船三井
前者は既に飛鳥Ⅱの後継をマイヤーベルフト社に発注済み
2025年就航予定
商船三井も2隻1000億円投じると発表
2027年完成予定
順調に行けば将来は4隻体制も視野にいれている

商船三井は国内初のLNG燃料フェリー
さんふらわあ くれないとさんふらわあ 　むらさきを発注
一番船　くれないは　　昨年3月に進水
13日別府航路に就きます

これも右舷接岸です

2月にフェリーわくわく体験セミナーが実施されます

むらさき　も昨年大晦日明石海峡で試運転

1月5日午後１時
まだ神戸にいるようです