バイク・北アルプス・新そば・そして温泉
本格的な冬のバイクツーリングに行って来ました。
例年は、11月に信州ツーリングを兼ねて戸隠へ新そばを食べに行っていましたが、先月の中旬に風邪をひいてしまい、12月へ順延となっていました。
ワクチン5回目も済ませ、抗原検査キットで陰性も確認でき、準備万端での出発です。
出発は0:00。東京の気温は6℃です。今季一番の冷え込みです。
白馬では雪が降っていて、その雪も朝には上がる予報なので上手くいけば雪景色の北アルプスを見ることが出来るかもしれません。
R254を進むと段々と気温が下がってきます。
川越で4℃、寄居町では2℃、群馬に入り下仁田では0℃まで下がり、内山峠を超えて長野県に入るとマイナス1℃でした。
小県郡青木村の共同湯の有乳湯へ到着は開店直後の6:10でした。
http://www.vill.aoki.nagano.jp/assoc/hotsprig/hotspring2.html
まだ夜明け前です。気温はマイナス2℃。想定していた通りとは言え身体は冷え切っています。
早く温泉に入って温まることにしましょう。
入浴料金は200円。若干温めのお湯が湯口からドバドバと流れる源泉かけ流しのお湯です。
硫黄の香りがする、アルカリ性の泉質で肌がツルツルとします。
さらに、カランやシャワーからのお湯も温泉なんですよ。
有乳湯の玄関の隣には、足湯スペースも有り、レトロな郵便ポストが良い感じです。
温泉でしっかりと身体を温め、田沢温泉を後にしたのは7:00。
天気は快晴です。
雪景色の北アルプスを見に白馬村へ向かうことにしましょう。
残念なことに、白馬村は昨晩からの雪がまだ降っていました。
北アルプスは見えませんが、雪景色の林の中はとても幻想的で、決して良い条件では無い冬のツーリングですが、ここまで来て本当に良かったと思いました。
路面の凍結に注意して峠を登って行きます。
白沢洞門から見た北アルプスもご覧のとおりです。
手前のスキー場は見えますが、その奥の北アルプスは雲の中です。
相変わらず雪がちらついています。
白馬村をあとにして戸隠までやってきました。
10:00開店のそば店で少し遅めの朝食をいただきました。
写真では分かりづらいかも知れませんが、蕎麦が淡く緑がかっています。
この色合はこの時期ならではのものですね。
戸隠高原の新そば祭りは終わってしまっていたけれど、新そばを食べることができました。
新そばの後は、再び温泉です。
信州高山温泉郷の子安温泉に来ました。
https://koyasu-onsen.com/
入浴料金は500円。
ここも源泉かけ流しの温泉で、なんでも医療的な効果が認められる療養泉だそうです。
お湯は茶色のにごり湯です。
子安温泉を後にしたのは12:30。
いったん、須坂の街へ降りてからR406で菅平へ駆け上り、上田市真田へ降りたところでR144へ乗り換えて鳥居峠を超えて群馬県へ入ります。
鳥居峠は上信国境と共に利根川水系と信濃川水系の分水嶺となっています。
今年の9月に行った上信国境中央分水嶺超えツーリングの時には時間切れで鳥居峠はパスしていたので、今回で宿題の回収が出来ました。
鳥居峠を超えてこのままノンビリと東京へ帰っても良かったのですが、まだ時間も早いということで3件目の温泉に行きことにしました。
やってきたのは、川原湯温泉の大湯です。
http://www.kawarayu.jp/ouyu.html
入浴料金は500円。ここも源泉かけ流しのお湯です。
少し熱めの内湯は湯の花も見られ、なんだか少し得をした気分です。
露天風呂の脇は八ッ場ダム。
ダム湖を渡る風が気持ちよく、少し温めのお湯と相まって長く入っていられる感じです。
ここのお湯はよく体が温まりました。
中々汗が止まらず、バイクウェアを着ることが出来ません。
よく温まる温泉は嬉しいのですが、冬のバイクツーリングではこれは困ったことですね。
川原湯温泉の後はR406で倉渕を通り、r10で安中を抜け富岡市へ。
富岡からはR254で東京へ戻りました。
東京着は21:00でした。
本日のルートです。
全行程650.3km、行動時間21時間でした。
当時は現在も移転して営業している王湯(大湯ではないですよ😅)の他にも共同浴場がありまして、笹湯という小さな鄙びた所に入りました。
あ~~~
今回も疲れた。
と、
思わせていただき、
ありがとうございました。
次回は、何処行こうかな~~
と考えてます(行きもしないのに)
>> YAKUN0290 さん
こんにちは。正しい名前を教えてきただき、ありがとうございます。
私も昔の川原湯温泉の王湯に入った事があります。
今とは源泉が違うのでしょうか、湯の花がもっと舞っていたような気がします。
他にも聖天の湯という共同湯があったと記憶しています。
>> seno01 さん
こんにちは。楽しんでいただたようで何よりです。
わたしも色々な紀行文を読んでは自分が旅をしたような妄想をして楽しんでいます。
>> じんで@肘の君 さん
こんにちは。おかげさまで楽しい旅が出来ました。
ナントカと煙は高い所へ登りたがる。と言われますが、私は高い山や峠を超えるのが大好きなんです。
多くの山岳道路が冬季通行止めになっているので、来年の初夏までは暫くおとなしくしています。