iij、コンシューマー向けeSIMをIoT機器で使うための新技術開発
GSMAにはコンシューマー向けeSIM以外にIoT向けeSIMの規格があるのですが、前者はプル型に対して後者はプッシュ型と仕組みが全然違っており、かつ、後者はハードウェアメーカーなりサービス事業者は通信キャリアと契約して取得しなければならず、サブスクビジネスができる代わりに仕掛けも大きく必要。
では、プル型のコンシューマー向けeSIMはかなりリッチなUIが必要なわけでIoT機器では使えまません。ということで、IoT機器側に最小限のインターフェースLPA-Bridge(通信モジュールへのI/F含む)だけ入れてもらって、そのほかの部分をスマホのLPAでやっちまおうというのが今回の技術。
「特許出願中」ということで、iijが独占的に使うとか、ライセンシングビジネスをするのかと思ったのですが、そういうことはない、との事。
詳しくは16日からのET+でブース開くから組み込み機器作っているところとか使おうと思っている人は見てね💝
というお話です。
要するに通信モジュール経由でeUICCの読み書きができるなら、それでやっちゃえってことですが、商売のネタになるかどうかは展示会での反響次第なんでしょう。
ちなみに後ろのblogには堂前さんの解説ビデオがありますが、ひげのおじさんが直接説明してもいいんじゃないの?
IIJ、ウェアラブル機器やIoTデバイスなどでコンシューマ向けeSIMの利用を可能にする新技術「LPA Bridge」を開発
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2022/1114-2.html
IoT機器をeSIM対応にするLPA Bridgeの開発・実装とPoCへのお誘い
https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/15708
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GSMA: グローバルローミングのルール
コンシューマ: 利用客
プル型: 利用客からのアプローチを待つ方法
リッチなUI: コストの高いUI機器
前者: 利用客向けesim規格
後者: iot向けesim規格
分解していくと何を指してるのかは分かってきたが疲れた。
また今度~