最近注目しているインド産の Arch Linuxディストロ(編集あり)
最近注目してるのはインドで開発されているGaruda Linux です。 シンプルで軽量なArch Linuxベースのディストリビューションです。
Distro Watch.comでは上位にランクされていて、Endeavor OSやmanjaro Linuxに次いで人気です。
Garuda Linuxには様々エディションが用意されていますが、今回使用したのはちょっと上級者向けのKDE-Gitです。URLを開くとエディションのスクリーンショットとおおまかな説明、ダウンロードリンクが表示されます。
https://garudalinux.org/downloads.html
日本語対応済み、ブラウザは同梱されていないので、システムインストール後にセットアップ時に、好みの物を選択してインストールするようになっています。
今回は11年前の古いノートパソコン(dynabook T451/59DW)で動かしてみました。
PCのスペック
CPU : Core i7-2670QM
RAM : 8GB
ストレージ:SSD(160GB)換装済
まずはダウンロードしたISOイメージ約2.4GBをGnome Disk ユーティリティーで書き込んで USBメモリーからブートします。
Twitterにも呟いています👇
https://twitter.com/NBOX_L_Turbo/status/1569580099250569216?s=20&t=3J7JiBhV_HChoNsQop7weQ
Garuda Assistantを起動すると日本語入力に必要なインプットメソッド(Fcitx Fcitx5またはIbusのどれか一つを選択)と"manjaro-asian-input-supprt"(最初にmanjaro Linuxで採用されたのでこの名がある)のインストールもここで行えます。
他にも追加で必要な日本語入力エンジンの"fcitx5-mozc"とインプットメソッド設定アプリ"fcitx5-configtool"はGUIの"Discover"ソフトウェアセンターから検索してインストールできます。
KDEの設定からシステム情報を見てみました。設定項目の日本語表示がキレイですね。
インドで開発されていてローリングリリース(サポート期間が長い、一度インストールすれば再インストールなしでサポートが無限に続く)
のArch Linuxベースのディストロを紹介してみました。他のエディションに比べて派手なアイコンやデスクトップ効果はありません。
一通り試した後に、実機にもインストールして日本語入力設定まで完了しました。
システムのインストールが終わって再起動すると、Garuda セットアップ アシスタントが立ち上がって指示従って操作していくと、アップデートから日本語入力システムの導入、追加のアプリケーションのインストールまで一連の作業を進めることができます。
すべてのインストール作業が完了したらシステムを再起動します。
日本語入力に必要な設定へ↓↓↓
【日本語入力Fcitx5の設定】
タスクバーのアイコンをクリック[KDEシステム設定]→[地域の設定]→[🐧入力メソッド]を開きます。
設定前は【キーボード-英語】のみとなっています。
「システムレイアウトを選択」をクリックするとダイアログボックスが開く。
すべての言語のプルダウンメニューから日本語(jpn)(レイアウトが「日本語」になっていることを確認)を選択してOK。「修正」を押して追加。「入力メソッドを追加」をクリックし「Mozc」を探して追加。[Apply]をクリックして設定を保存します。
テキストエディタかKonsole(ターミナル)を開いて[半/全]キーを押すと「あ(全角かな)」と一瞬表示されてタスクバーにもオレンジ色で[あ]と出て❝ひらがな漢字入力モード❞になります。もう一度[半/全]を押すと[ja]が一瞬表示されて❝英数入力モード❞になります。
"Stacer"というシステムモニター兼メンテナンスアプリ(キャッシュクリーナー)が同梱されています。ブラウザ(firefox)を立ち上げて2.3GBほどしか消費していません。
KDEは、ドライバーがぎょうさんいるイメージがあって近寄ってません(汗)
しかし、USBから起動などとしないで、あっさりWindowsは削除しましょう(笑)
このネタ、交流スペース/フリートークでは、何か勿体ない気が。
こういうのって、やっぱりI Tネタに書き込まれた方がいいような。
交流スペースでは雑談ネタが次々誕生するので(あちらより3倍くらいは速く)どんどん下流へと押し流されて行ってしまうので、
読み捨てられ、直ぐに忘却の彼方の存在になってしまいがち。
とはいえ、人それぞれ見立てがありますわね。
読み応えがあるので、blogとかも併設されるといいような。
>> えのく さん
実機にもDebian 11ベースのopen Yellow OS 開発Beta1をインストール中です。検証が終わったら入れ直す予定でした。このあと、直ぐにインストールして日本語入力できるまで設定を済ませました。LXQt-Kwinよりメモリー消費は多いです。
>> 祖父と番長 さん
やっぱり、ITのカテゴリーに変更しますね。覚書的な内容です。興味ある方の目に止まればと思い載せてみました。定期的にクリーンインストールしたくなるタイプなのでローリングリリースにあまり魅力を感じなくて手は出してませんでしたがarchはwikiによくお世話になってます🤓
firefox(ブラウザ)を立ち上げないとRAM1.3GBくらいです。Linux Mintと比較してどうでしょう?KDEにしては軽いです。
シナモンと同じくらいな感じですね
時間があれば試してみたいです
PopOSも気になるしやりたいこと溜まる一方です😅
最近はGUIがしっかりしているので,詳しくなくても活用が進みますよね。良い状況となりました。
個人的にはサーバ周りでUbuntuに関わる程度です。
>> tekuteku1981 さん
Mint 21 MATE Editionでメモリーリソースチェックしてみました。Debian Ubuntu系が若干多めに消費する結果となりました。
>> ヒィロ さん
ほんと、Arch系使いやすくなりましたね。最近のArch LinuxベースのディストリビューションはGUIのアプリケーションを同梱し、使いやすくカスタマイズされたものが増えてきました。
手間のかかる日本語入力環境の構築もmanjaroを筆頭にMint寄りに簡単になってきました。Linux初心者のユーザーにも導入しやすくなりました。
押し流されが緩くなったので、興味ある方の目に付き易くなったかと思います。
仮に話題がレアケースで、難易度が高くて他人の反応はおとなしいものであっても、こだわった内容はそれだけで十分な価値があると思っています。
投稿され、更に本文が随分加筆されましたので、同じ趣向の方向けに大いに参考になっていますね。
インドのIT技術者は優秀な人も多く、日本でも結構働いているらしいと聞きます。
>> SASEBO さん
おぉ、検証ありがとうございますこうやって見ると大差ないですねぇ
試しにMintにKDEも入れてみようかな
>> tekuteku1981 さん
USB Liveブートでの検証ですが、日本語化のためアプリを実行させてたのでメモリーリソースが多くなったのかもしれません。英語のまま起動させて直ぐのときは600MBくらいでした。また、実機にインストールして検証やってみたいと思います。MATEデスクトップ環境って意外と軽いのかもしれませんね。>> 祖父と番長 さん
嬉しいコメントありがとうございます😭拙ない文章とアバウトな説明で分かりにくいとは思いますが、読んでくださって感謝です。
>> SASEBO さん
GNOME2ベースなんで軽量な部類に入ると思いますxfaceとかLMDEあたりまで軽量化されると今度は常用するの辛くなるので今の所これが一番気に入ってます🤗
お試し以外に,もしもの時も助かりますよね。
>> ヒィロ さん
ですです。USBメモリーに書き込んで持っておくと”レスキューツール”としても使えますね。>> tekuteku1981 さん
Linux Mint KDE Plasma Edition 検証してみました(≧∇≦)/BtopでのメモリーリソースはFirefoxでYoutubeを再生して2GBほどです。MATEとほとんど変わらないですね。コミュニティーエディションでリリースしてもいいと個人的に思います。
次回は同じくインドで開発されている❝Archcraft❞を紹介します。
Arch Linux をベースとした最小限の Linux ディストリビューションです。このプロジェクトはフル機能のデスクトップ環境ではなく、最小限のウィンドウマネージャを使用したグラフィカルユーザーインターフェースを提供します。Archcraft は Calamares システムインストーラーを使ってインストールされ、Arch User Repository (AUR) からのソフトウェアの取得を容易にする yay パッケージマネージャを含んでいます。〜DistroWatch.com〜(Deepl翻訳)