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プロコフィエフ

今日のコンサートはアンコールも含め4曲オールプロコフィエフ
井上道義さんもプログラムを組んだ時はこんな状況になっているとは
思ってもいなかったでしょう
プロコフィエフ、激戦の続くドネツィク州出身
自身戦禍を逃れ疎開先で作曲もしています
眠っているモスクワの墓地からどんな思いで故郷を見ているのか

世界情勢以上に気になるのはソリストの服部百音さん
美人です。(不謹慎ですが、平和ボケしてます)
ちょっと冷たすぎるかな、と思っていっましたが
アンコールで見せたお茶目さ
そんな面を引き出す井上道義演出。
様々な点で面白い仕掛けをする指揮者です

後半、百音さんが私の2列ぐらい後ろで鑑賞したのには驚きました
彼女が最初に師事したザハール・ブロンはカザフスタン人
プロコフィエフの7番をどんな気持ちで聴いていたのか
7番完成の半年後にプロコフィエフはこの世を去ります


6 件のコメント
1 - 6 / 6

7番はプレヴィンのが好きでしたねー。
他におすすめってあります?
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター

>> Yz925@CicottoGPT さん

4曲併せて1時間余り
いつもよりかなり早く16時35分ごろ終演でした。
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター

>> fsm さん

お薦めできるほど聴きこんでいません
逆にどうかと思うのがチェコ・フィル/コシュラー
冒頭の第1主題部分が全編通してかなりゆっくりなのが気になります
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター
道義より その1

時は止められない?でも止めてみたい?
この日のバイオリンコンチェルト一楽章途中で服部モネのE線が、盛大な音と共に
切れた。いつぞやショスタコーヴィッチのカデンツァの後で肩当が落っこちた事故を
思い出す間もなく、指揮の道義は「まだ一楽章前半・・やり直そう」と思った時には、
モネはもうコンマスの豊島君の楽器をひったくっていた。
「そうか‼それも良し!」と続けて行った。僕はそれでもやけに冷静で(ジジイ?)
見るからに大きすぎる豊島の楽器で彼女が崩壊したらすぐに止めようと音楽を続け
ていた。顎当てのない楽器を体をひん曲げながら突き進むヤンチャ娘・・・
楽章終わりまで完走。その後自分の楽器が戻り練習と変わらずマジカルなこの
作品を弾き終えてしまった。「人生一途、音楽をとめないぜ!」と言わんばかり。
良いな!!。

その後、道義は彼女からいつもアンコールは一人なんで寂しいから...と言われて
決めた三つのオレンジへの恋から「マーチ」を楽しく演奏。それでもお客さんは
「大声をだすな!」指示に素直に従い浮世の皆様、素直な受け身人生・・・・
甲子園ではヤンやヤンやなのに。 (続)
おはよお
おはよおさん・投稿者
マスター
道義より その2

(ここからの文3日目)
ちなみにパックのオケは一度も陽性者が出ていない。(一回ガセネタがあっただけ)
立派な青年たち!なのだ。今回殆どのメンバーはマスク無しで本番に臨んだ。
(もちろんこれは自由選択ですからマスクしたい人はします)
とはいえ・・このオケの演奏は放っておくとジジ臭くなるのはなぜなんだ。
このコンサートの前に千葉県立少年少女オケやったせいもあるが、あの20歳で定年
を迎える子供のオケのはち切れんばかりのエネルギーとどうしても比べてしまう。
1日目は珍しくNHKが録音に来たせいか・・どうも安全運転。
2日目も75歳の道義はなんか空回り気分。

今から望む3日目はさらに本質に迫る演奏を期待しているんです。
この曲は「青春」と題名がつけられるが、晩年プロコフィエフは母国や友人に村八分
状態にされ、貧乏と孤独で病気で相当苦しい状態。彼特有のあの湧き出る旋律と
前衛的な前向きな歓びの希求が・・・・どこか影を帯びています。
そんな甘くも苦くもある彼のこの曲を表現してくれると良いと思って
ホールに向かいます。まてよ・・・これって文章的に破綻してないか?
きっとパックオケのようにジジ臭く若々しさを演奏すればこの7番の本質に
迫れるというのかもしれない!爆笑
・・・・・・

3日目終わってみると、心配事が大きく改善されすべて素晴らしかったと感じて
既に自宅にいます。
百音ちゃんも弱音と最大音の彼女なりのマジックの使い方が1日目とは大きく
違ってきていました。
このオケとのコンサートは常に3日間あるので飽きずに深堀り出来る人、
やる気のある人には素晴らしい経験と思います。
周辺に住む皆さま、まだまだ伸び盛りの西宮北口の素晴らしきホールで
暖かく才能に満ちた若者を見て下さってありがとう。
(光輪に縁どられているコウキユウレイペテン指揮者より)
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