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心の訓練に関する二十四の教誨(きょうかい)

すべての行動は、菩提心という一つの意思のもとに行われなければなりません。

始まりには善き心構えを持ち、終わりには回向の心を持つべきです。

まずは容易なことから実践を始めてください。

心と身体がいかなる状況に置かれても、忍耐してください。

自らの命をかけて、誓約と教誨を守ってください。

自己の煩悩の認識、煩悩の捨断、煩悩を持続させないことという、三つの困難なる行を実践してください。

すべてを大乗の道に転化してください。

すべての衆生を包み込み、しかも広く行き渡った慈悲の実践を重んじてください。

内的、外的、環境的な、実践のための三つの条件を手に入れてください。

最初は、粗雑な煩悩から浄化していってください。

有意義なものはすぐに実践してください。

師への尊敬、念正智、心を訓練する喜びという三つを、衰退させないでください。

身体において師や三宝を供養することから離れず、言葉において教えから離れず、心において慈悲や菩提心から離れないでください。

もし悪習に逆戻りするならば、自分の陥った事態について瞑想してください。

人間として生きる今こそ実践してください。

将来も常に菩提心という鎧をまとってください。

忍辱、関心、味わい、哀れみ、親愛、随喜などに関する誤った理解をしないでください。

心の訓練は、時々ではなく常に真剣に実践してください。

ひるまずに集中して実践してください。

分析と吟味によって、煩悩から解き放たれるようにしてください。

他者のために善いことをしても、自慢しないでください。

短気や狭い了見を捨ててください。

一時的に盛んに行うのではなく、継続して実践してください。

見返りを期待しないでください。


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