『ありがとう』って言われると…
本職のヒトは『学童擁護員』っていうらしい。
アタイが勤めている営業所、車が結構ビュンビュン通る国道に面している。
で、道向かいには小学校が。
横断歩道(信号機有り)はあるものの、安全が担保されるかというとそうでもない(だろう)。児童が飛び出しちゃうとか車が突っ込んでくるっていうのは(あってはならない、けど)よくある話。
いつ、誰が始めたのかは営業所の誰も知らないんだ。
誰かに依頼されて始めたわけでもなさそう。
月末に配布される当番表に従って、朝になると誰かが横断歩道に立つ。
『おっはよ~ございま~っす』
「おはよう!気をつけてね!いってらっしゃい!」
『横断歩道じゃないところを渡るな!』
『押しボタンを押したら、信号が青になるまでじっとしてろ!』
『怪我したくなかったら言うことを聞けゴルァ!』
たぶんアタイは児童に人気なかったと思う。いつも怒ってばかりだし。
で、この時期になるとお約束の行事。
小学校の各学年から一人ずつ、子どもたちが営業所にやって来る。
『いつも見守ってくれている皆さんへ』って表彰状みたいな体裁の、お礼の手紙をくれるんだ。
いただいた手紙は営業所の入口にいつも飾ってある。
子供たちの安全を守り続けている我々の勲章だ!と言いたいところだけど、そんなに大層なもんじゃない。
『今年度も交通事故ゼロで良かったね❤』程度のこと、かな?
毎度お約束で、所長がお手紙を受け取る。
引率の教員やPTA?の皆さんが拍手!みたいな。
「アレ?河嶋さん、なんで泣いてるんですか?」
うるさい。こっちを見るな!
1年の間にこのガキ、もとい児童がこんなに大きくなったんだと思うとね……
歳喰うと涙腺がアレみたいですな。
余談。
営業所の入口にある花壇に、この子達が花の種を蒔いてくれる。
喰える植物以外の判別が全く出来ないけど、何かのお花が咲くのは楽しみ😁
純真無垢な子ども達........
ポンちゃんの気持ち良ーく分かるでぇ~
地元チルドレンの安全はアタイ達と『きしゅう君(県警のマスコットキャラクター)』が守っている!は、ちょっと言い過ぎかな(^^)
きしゅう君、頼もしいのはいいんだけど何か怖いです
ゆるキャラながら武装してる(警察官だから拳銃を持ってる)っぽい…
みんなみんな桃ちゃんの子供も同じ👶
話題を届けてくれていつもありがとう。