スクランブル発進の意義は?
他国の戦闘機等が勝手に日本の領空に入った場合には、自衛隊の戦闘機が緊急発進して、その飛行機を追いかけます。
これがスクランブル発進。
いつも不思議に思うのが、その飛行機を追いかけなくても対空ミサイルの照準を合わせる(ロックオン)だけで良いのではないだろうか。
元々領空侵犯したのは相手国なんだし、
スクランブル発進をする事は、相手の国に日本の戦闘機がどれぐらいの時間で追いつくのかを教える事になる。
ミサイルの照準を合わせるだけなら対応も早く、相手に自衛隊の対応能力を知られる事もない。
自衛隊は普段から、自国の領空に偵察機を飛ばしてれば事足りる様な。
スクランブル発進しなくればならない、何か国際的な決まりとかがあるのかなぁ?
9 件のコメント
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目視もしていない状態では、不明機がどういったものかわからないからです。機器にトラブルを起こした民間機、ハイジャック等も考えられる。亡命も。
しかも交戦中でも無いのにロックオンするのはとても危険な行為です。
(韓国艦の自衛隊機への照射事件はそれだけ異常なことを行っている)
領空を有している制空権を持っているというのはそういうことです。
そもそもなんですが、領空全体を対象とした対空ミサイル装備はありません。
領空侵犯だけならうっかり迷い込んだという言い訳が効きますが(度々は悪質なのですが)、ロックオンはうっかりではすまされません
これをキッカケに戦争が始まったら言い訳になりません
日本の領空を侵犯するのが「戦闘機だけ」とは限らないのでロックオンはアウトですよ。
あなたがもし、他人の土地に「間違ってうっかり」入っただけなのに銃口向けられたらどう思います?
まずはスクランブル発進して目視確認
→警告
→相手からの反撃
→ロックオン
うまく説明できないけれど、段階を踏まないと駄目だと思いますよ。
領空侵犯した奴は全て撃ち落とす国と仲良くしたい国はありません。
あなたは家の敷地内に一歩踏み込んだ子供をバットで殴るんですか?
領空と防空識別圏との違いが分かり、大変ためになりました。
1983年大韓航空機撃墜事件。
1988年アメリカ海軍がイラン民間機を撃墜。(イラン航空655便)
2014年ロシア軍がウクライナ上空で民間機を撃墜(マレーシア航空17便)
2020年イラン軍がイラン民間機を撃墜。(ウクライナ国際航空752便)
日本の航空自衛隊が迷子の民間機を対空ミサイルで狙うようになったらこの国はおしまいだと思います。
レーダーの光点1つには何百人が乗ってるかもしれないという想像力のなさが戦争を招きます。
「100キロ先の300万人都市キエフを2日で占領しろ」とか想像力のない無茶ブリ老人が起こした戦争を知りません?
ロシアの暴挙に怒る人は多いが想像力が同じレベルかそれ以下でビビりますね(軍拡やら核武装やら・・・)