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surviving in a vuca world

「永遠」だとか「永久」だとか言う言葉は、一部の二人の間だけに存在するものかも知れなくて、実際にはあり得ない目標みたいなものと言えなくもなく、「安値日本一への挑戦」をデカデカと看板に書いていたあの家電量販店のキャッチフレーズとそうは変わらないのではないかと言う無粋な事を言う人もいそうでござるが、そこは他人はほっとけやの二人だけの甘い世界の話でござる


「オレの結婚はゆとり教育世代の円周率だったな」居酒屋で隣のおっさんがボソっと呟いていたでござる
「3年って事ですか?」
「いや、3ヶ月」

ま、歌の世界では”forever ”とか”forevermore”とかはJAROを気にする事もなくどんどん量産される歌詞のようでござる

そもそもが製品寿命ってものがあるので、「永久保証」ってのを信じてはいけないのかも知れないのでござる
永久保証の2GBのmicroSDを旅に出して、成長して帰ってこないかと期待していたが2GBのままで帰って来たことがあったでござる

恋愛や、歌の歌詞だけならいいのでござるが、「そういうの聞いてないよ」って言いたくなることが実際に起きてしまう事が現実でござる

いつまでも使えると言う事すら考えてなかった日常に普通にあったアプリが使えなくなる現実に直面した人も多いかも知れないでござる
使えないのは分っていてもホーム画面からいきなり消えるとショックだと思う人もいるかも知れないでござる



最近話題になった「永久」はこちらでござる

一部言いがかりをつけているような事かも知れないのでござるがあの家電量販店のキャッチフレーズのように逃げ道は用意されているようでござる

キャッチフレーズと言えば、mineoとかに書かれている”best effort”は、「めちゃくちゃ努力してしてまっせ」みたいな雰囲気なのでござるが、最近の大臣の答弁のように「できる限り全ての・・・」みたいな逃げ道がある部分が好きだったりするのでござる


ひょっとしたら消滅してしまうポイント繫がりな話でござる

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「一部を除きヤフーサービスのTポイント利用・付与が
PayPayに変わります 」
https://points.yahoo.co.jp/info/renewal/
「※Tマネーは移行されません。Tマネーをご利用中の方はYahoo! JAPANカードで必ず使い切ってください」

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新しいポイント「ソフトバンクポイント」の提供開始について
https://www.softbank.jp/biz/news/mobile/20211201/
「1年間Tポイントの変動(付与・利用・交換)がない場合は、Tポイントが失効いたします」

ソフトバンクのモバイル契約がある場合は、「通話・通信料へのTポイント利用」の方が簡単にゼロにできそうでござる


以下、本題でござる

カード会社のポイントとかは、日頃普通に消費していれば、無くなると聞いてもそんなに慌てる事もないかも知れないのでござるが「TSUTAYA TV」でコンテンツを購入していた人はこのニュースで一瞬青ざめたかも知れないでござる

そもそも利用規約とかに書いてあったのかも知れないのでござるが、生きてる限りずっと利用できると言う甘い見とおしはないものの、それなりの期間利用できると思っていたのが無くなるのはさすがに想定はしてなかったかも知れないでござる

救済策は購入代金の返還や他の動画サイトへの移行などあるようでござる
あんな動画やこんな動画も同じように視聴できるかどうかは不明でござる

ここでしかないコンテンツと言う事で利用開始して購入した人もいるかも知れないので、代金が返還されたとしても、他のサービスに引き継がれたとしてもそれで満足って事には当然ならないのでござる

2013年にサービス終了した楽天Rabooは、一部を楽天ポイントで返還、楽天koboイーブックストアに登録した人にはコンテンツ購入代金の40%を付与したようでござる


ローソンがやっていたエルパカBOOKSは、電子書籍サービス終了で、全額Pontaで返還したようでござる
エルパカBOOKS(電子書籍)サービス終了のお知らせ
https://www.hmv.co.jp/news/article/1402070048/

東芝がやっていた「BookPlace」は2年で「BookLive! for Toshiba」になり、「Book Place for U-NEXT」などを経て、U-NEXTにに集約されてしまったでござる

『BookPlace』から『U-NEXT』への統合について
https://help.unext.jp/guide/detail/integrate-bookplace-into-unext1

電子書籍を利用する人の中には、またいつか老人ホームに入所したり、ひょっとしたら入院をしたりすることになったとしても、好きな本を読みふけって日がな一日を穏やかに過せるかもと期待している人もいるかも知れないのでござるが、まさかと思った事が起きてしまう時代に「永遠」や「永久」どころか「デカッド」や「スコア」すら怪しいものかも知れないでござる

音楽などのサブスクサービスも当然サービスが終了したらダウンロードした楽曲は聴けなくなるだろうし、そのサービスでしか聴けなかった曲は「永遠」に聴けなくなるかも知れないのでござる
「デジタル」よりも「ヴァイナル」と言う流れにもひょっとしたら、そういう危惧も影響しているのかも知れないでござる



以上、”eternity is where true love exists”な話でござる


ある日一人の頭の良いヤツが呟いたでござる
「電子ブック終了かぁ、で、購入した金額分を後でポイントで返却してくれるのか、だったらバンバン購入して読み倒して、ポイントで返してもらったら丸儲けだぞ」
それを聞きつけた人達によって未曾有の閉店セールが始まったようでござる

彼の錬金術はその後「オイラの方式」として永く伝えられる事になったでござる



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