浅い眠り

このところ、夜半に目が覚めてしまうことが多くなりました。

連日、テレビのニュースやワイドショーに映し出されるウクライナの状況。
無慈悲なまでに病院やら学校、民間施設を狙った爆撃は、目を覆うばかりでございます。
そんな中で、避難先に向かう幼き子供、母子、老人たちの姿が痛々しく、心が痛みます。

親とはぐれてしまったのか、おまえだけでも生き延びてほしいと親に言われて一人避難してきたのか、泣きじゃくりながら、一人ふらふらと歩いている幼子の姿が目に焼き付いております。

彼と同年代くらいの可愛い孫のいる我が身としては、おもわず目頭を押さえてしまう光景でございます。

そのような状景が走馬燈のように眠りを妨げるのでございます。

あの幼き子供たちは、酷寒の空の下、いま、どうしているのであろうか。食事は、トイレは、寝床は？
歩き疲れ、痛くなった足や身体を休められているのであろうか。
別れ別れになった父や母の夢をみながら、泣き疲れて、眠りについているのであろうか。
暖かくして眠っているのであろうか。

一日でも、一秒でも早く、父や母、兄弟姉妹、おじいちゃんやおばあちゃん、学校のお友達や近所のお友達と、穏やかに、幸せに、暮らしてもらいたいと願うばかりでございます。

今宵もまた、浅い眠りの時間が近づいてまいりました。

ウクライナから避難された方々、
　　ウクライナに残っている方々に幸あれ！

おやすみなさい

(画像はTBS ニュースより)