日経展示会に公安調査庁が出展

今日から、日経主催の「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」というのがありまして、軽く見てきました。

メインは「リテールテック」という店舗関係の展示で東1-3ホールを使っているのですが、3ホールの一部はSECURITY SHOWということで物理セキュリティを扱ってます。
※EIZOが出ていても、それはIPカメラをチェックするディスプレイとか

で、驚いたのがコレ。善良な民間人なので公安の監視対象になる事はないのでドギマギすることはないですが、広報活動をするような組織だったかなぁ？

国益を守るためには情報セキュリティも必要らしく、その辺のパネルも展示してありました。
「官庁でも情報セキュリティ人材は足らないハズ。引き抜きですか育成ですか？」と聞いたところ「元ハッカーは身元に問題がある」との事。まあ、公安の一員となるなら身辺調査をガチガチにやりそうだから、フツーの人が入れるところじゃないだろう(笑)

リテールテックで面白かったのは「カートにカメラ仕込んで、入れると画像認識で商品登録」というソリューション。初めにスマホアプリでカートのQRコードを読ませるとアプリの電子カートと同期する仕組みです。
ポイと放り込んでも認識するし、カートから出せば電子カートから外れていて実用性は高いのですが、バーコードと画像の紐づけ学習で手間取りそう。

あと、BrotherがAmazonの「Transparencyプログラム」用ラベラーを展示していました。以前は大手に作成依頼が必要だったのでロットが多くないと使えなかったのですが、10万円ぐらいのラベラー買えばTransparencyプログラムの基準を満たしたラベルが作れるので、時計とかの小ロットでも対応できるとの事。
※逆に言えばこれをやらなきゃいけないほどamazonに偽物汚染があるって事を意味しますけどね