睡眠負債返済中　＃抗うつ薬　＃うつ　＃不眠症　＃精神疾患

私は元来不眠症なので睡眠不足の日が普通でよく眠れたと感じることの方が稀です。こう考えると不眠症と言うのは人生において大きなハンディキャップを背負った状態になります。健常な方でも寝られないことはもちろんあると思います。ただ睡眠不足と言うのは数日だけなら何とかなるのですが、これがずっと続くと身体のあちこちを蝕むことになります。

さて私は精神科で「うつ」「不眠症」と診断が下っているので「抗うつ薬」や「睡眠薬」、そして「精神安定剤」が処方されています。「抗うつ薬」と「睡眠薬」は直観的に何のために処方されているか分かると思いますが、「精神安定剤」に関しては説明を受けないと分かりづらいところでしょう。私の場合は「睡眠薬の長期型」として処方されています。ここで言う「長期型」と言いますのは、薬の作用時間が長いと言う意味です。長いと言うとどれぐらいかと言いますと、「半減期」つまり服用してから血中濃度が半分になるまでの時間が24時間以上かかるものです。

そもそも「長期型」を服用している理由は「睡眠途中でなるべく目が覚めないようにする」ためです。効果の程はそれほどはっきり表れるわけではないので、依存性は比較的低いと言われています。もちろん急に飲むのを止めたりすれば離脱症状は表れます。逆に精神科の薬で比較的依存性の高いものは効果がはっきりと実感出来るものになるでしょう。名前こそ聞いたことがあるかもしれませんが、「ハルシオン」の様にすぐに効くタイプのものは依存性が高いと言われています。

睡眠薬を飲めば大抵は決まった時間に寝られるのですが、ここの所夜になっても眠気が来るどころか目が冴えていることが続きました。もちろん眠気はあるのですがいざ寝ようとすると寝られないと言うなかなか困った状態でした。気分の方の落ち込みこそありませんでしたが、さすがに眠ることが出来ていないだけあって、外に出ることに関してはかなり億劫に感じるようになりましたし、自動車の運転も危ないので家の中で出来ることをやっていく状態になりました。

私が家で家族のためにしていることと言えば

・食器を洗う
・家族に代わって調べ物、通販での物品購入をする
・通信機やコンピュータのメンテナンス
・愚痴聞き

こんなところです。最初と最後以外はコンピュータに慣れていないと中々難しいことだと思います。通信機器のメンテナンスって何するんだって思われるかもしれませんが、再起動をかけているだけです。「そんなに頻繁にしなくていい」と言われる方もいるかもしれません。メーカーや型番次第だと思いますし、後は使用環境も関係してくるのでしょう。私が実家に居なかった時は良く「インターネットに繋がらない」と言う電話がかかって着ていたものです。なので頻度はともかくとして一般的な家電よりはマメにメンテナンスが必要な機器類と言うことになるのでしょう。

話が反れてしまいましたので本題に戻します。先日の診察で主治医に「眠れない」「便秘がち」であることを告げたら「抗うつ薬」を少しだけ減薬されました。一旦これで様子を見て2週間後に通院することになります。減薬したての頃は特に変わったことはありませんでしたが、一昨日ぐらいから昼夜問わず眠気が催すようになりました。抗うつ薬は飲み続けることで脳内の神経伝達物質に作用しますが、そのバランスが少し変わってきているのでしょう。後は「睡眠負債」がかなり蓄積しているのでここぞとばかり返済モードに入ってしまったとも言えます。

しばらくはずっと眠い日が続くのでしょうが、次の通院日までには多少マシになっていると信じたいです。