掲示板

”my iphone boxes”

Appleがやった事は、当然数えきれないほどの事があるのでござるが、日本にAppleが進出してきてから日本の情報通信業界を大きく変革してしまうことになった事の内で身近なものがいくつかあるのでござる

その一つが「定価」を無くした事でござる
日本では家電やミシン、パソコンにそれぞれ定価(後、メーカー希望価格)がつけられていて、実際にその価格で販売もしてないのに、「定価の30%引き」などと消費者を欺くようなセールスがよくされていたでござる
お店で値段交渉する時には、殆どのお店で定価からの割引での話になっていた事があったかと思うでござる

余談でござるが、家電量販店には、同じ商品でいくつかのランクの価格がPOSレジに登録されていた事があったようでござる
普通の客、ちょっと良い客、常連、VIP待遇みたいなようなものがあったようでござる
店員ならここまでの値引き、売り場のチーフならここまで、更に上ならここまでみたいな感じだったように聞いているでござる

また、プライスカードには暗号が書かれていて、値引き可能な額が表示されていたようでござる
実際に見たことはないのでござるが、「ABD11105234JUY」の場合、500円の値引きが可能みたいなパターンでござる

はっきり言って客を見て販売していたと言う公正な商売では無かった時代の話でござる

で、話をAppleに戻すと2つ目は、情報通信機器のパッケージングでござる
Appleの製品が日本で販売されるようになってからだと思うのでござるが、Macintoshの大きな段ボールには、ちゃんとデザインされたイラスト画像が印刷されていたでござる
商品によっては箱に商品のセールスポイントが印刷されたシールが貼られていたのでござる

店頭に積み上げてもそれでも店の雰囲気を盛り上げるようにした段ボール箱の先駆けだったようでござる
MacBookもお店で買ったらそのまま袋に入れずに持ち帰りたいと思わせるようなデザインをしていたようでござる
ただ、アメリカなどでは強奪されるので袋に入れたと言う話もあるようでござる

3つ目は、PCなどの梱包から取説を無くした事でござる
非難囂々だったようでござるが、ちょっとしたパンフ程度のものがあっても、日本のパソコンメーカーのように取説が何冊も入っていた時代では驚いた人も多かったようでござる
当然、当時は、携帯電話やスマホにも厚さ1cm以上の取説が普通に同梱されていたようでござる

スリム化と言えば、

長い前置きはおいといて、本題にうつるでござる
いつの間にかiPhoneの箱が溜って来ていたでござる

2022-02-15_12.03.25.jpg

iPhone七兄弟、一番上が4で一番下が13でござる
充電器を外した事でかなりスリムになってきたようでござる

コロナ禍で在宅時間が増えたのか、#TeamKeepTheBox と言うハッシュタグを作ってみなさん遊んでいるようでござる

と言う事なので、ヤフオクをチェックしてみると空箱詐欺ではなく空箱でもそれなりに値段がついているようでござる

その昔、ソフマップがまだ薄暗い階段を上がって行った汚いオフィスビルの一室で営業をしていた頃、かどうかは分らないのでござるが、ファミコンカセットの買取りは、箱有りと箱無しで値段が1.5倍以上違っていたようで、箱だけでも高く売れた事があったようでござる


箱を大切に保存したいのは同じだと思う方も多いかも知れないのでござるが、本体の方はちょっと危険な状態になってしまうかも知れないので適当に処分なりしておく方が良いかも知れないでござる

2022-02-15_12.04.50.jpg

以上、時には「捨てる勇気が欲しい」な話でござる


なお、Appleが行ってきた事については他の企業も当然やってきたかも知れないのでござるが、それなりのエポックメイキングな事の例として挙げただけでござるので、当然鯛はないのでござる


0 件のコメント
コメントはまだありません。
コメントするには、ログインまたはメンバー登録(無料)が必要です。