"crowned as No.1 in customer satisfaction"

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2022.02.06 17:30

Gマスター

非公正な「No.1 調査」への抗議状
No.1を謳うために結果ありきの調査を誘導する姿勢に強く抗議をするとともに、市場調査を行う意義についての声明
https://www.jmra-net.or.jp/rule/20220118.html

非公正な「No.1 調査」への抗議状
https://www.jmra-net.or.jp/Portals/0/rule/20220118_001.pdf

マクロミル　調査会社としての責任
“No.1調査”に対する当社の姿勢
昨今、「満足度No.1」「シェアNo.1」といった自社商品の優位性を示す広告が増えており、その根拠としてインターネットリサーチの結果が示されている事例が多数見受けられます
しかし中には、著しく公平性・客観性を欠き、インターネットリサーチの信頼性を貶めるような調査データも多数見受けられます
https://www.macromill.com/company/way/governance/responsibility.html

インテージが2018年に行った自主企画調査の結果を見てみると、No.1の表示で“買いたくなる気持ち”が高まる私と同じような人は一定数いる
この「売上No.1」表示の近くに目を向けると、小さい文字で根拠となる出典データが添えられていることをご存じでしょうか
https://www.intageholdings.co.jp/staffblog/article/200116.html

世の中には色んなランキングがあるのでござるが、ここ数年あちこちで見かける唐揚げ店の店頭には「唐揚げグランプリ１位」とか「金賞」とかを標榜する看板やステッカーが貼られていて、このお店は？って思った時についついそれを信用して買ってしまうこともありそうでござる

ＢＳで放送されている健康商品とかでも「効果が報告されています」とか、「売り切れ続出」とかと言うフレーズよりも、「お客さま満足度1位」の方がなにかしら訴えてくるものがあるかも知れないと思う人も多いかも知れないでござる

マイネ王を利用されている賢明な方々は「Ｎｏ.1」とかと言う言葉に影響されることもないかも知れないでござるが、２者選択の場合、やっぱり「Ｎｏ.２」よりは「Ｎｏ.1」の方がって思ってしまうのが人情でござる

上のマクロミルの文中とかにもあるのでござるが、ランキングとか満足度調査の場合には、どこの会社などがどんな方法で、どんなサンプル数で調査をした結果なのかをチェックしておいた方が安心な場合もあるかも知れないでござる

アンケート調査が回って来た場合、本調査の前の予備調査で、有利な調査結果を出すために一部を振り落としてしまったり、そもそもが調査対象のプロフィールからアンケート依頼をしてクライアントに有利な調査をしているようなものもあるようでござる

満足度調査で、こういうのが時々あるのでござる
「個客を大切にしていると思う会社にチェックを入れてください」
○ｄ社
○Ｓ社
○Ｋ社
○Ｕ社
○Ｙ社
○Ｍ社
○それ以外
謝礼が発生する場合の調査の中には、真面目に答えている人も多いと思うのでござるが、もしＹ社の点数を上げたい場合は、一番上にＹ社をおいておくと良い場合もあるでござる
ちゃんとした調査だと、その並びは恣意的なものではなくて、ランダムになっていたりするようでござる
当然、全問一番上とか「それ以外」にチェックを入れるような回答は弾くと言うシステムはあるようでござるが、ちょっと工夫をするだけで調査結果を左右する事は、もっと頭の良い人なら「クライアントのため」にやってても不思議はなかったりしそうでござる

どこの調査がどうで、どの調査結果がどうのって事は分らないのでござるが、”No.1”が溢れている現在、分っててそれに振り回されるのも良いのでござるが、逆に何かを見失ってしまう可能性もあるかも知れないので、その辺の見極めが大切でござる

「KOTAROが好きな１００人に調査した結果、KOTAROの好感度は１００％でした」みたいな調査結果よくみかける気もするでござる

関係ないのでござるが、某▲■デンキで「一番売れてるのはどれですか？」と質問すると、回答はそのお店が一番売りたい商品名が返ってくると聞いた事があるでござる

以上、ネットにはびこる怪しげな「No.1」商法もそうでござるが、アンケート結果や調査結果などについては、小さな文字で書かれている部分にも注目して安易に引っ掛からないようにしたいものでござる、な話でござる

以下、余談でござる