先日明け方に食器の洗い物をしていた時に重ねていた食器がピッタリ張り付いてしまって四苦八苦しました。

あ…ありのまま 先日　起こった事を話すぜ！

「おれは　夜中に目が覚めて寝付けなかったので、
母がため込んでいた洗い物を片付けていたら、
接着剤を使用したわけでもないのに、いつのまにか
重ねていた食器がくっついてどれだけ力を入れても
ダメだった」

な…　何を言っているのか　わからねーと思うが　

おれも　何がどうなったのか　わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…　催眠術だとか超常現象だとか

そんなチャチなもんじゃあ　断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を　味わったぜ…


寝られない日々が続きそれに伴ってPCの前に座っていることが増えました。経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、長時間座っているというのも案外疲れるものです。かといって筋トレするまでの元気はなくて、少しだけ身体を動かすついでに何か役に立てるものと言う条件を満たしているものは「食器を洗うこと」だった訳です。これだと少なくとも食器を洗っている時は立位ですし、母の負担を軽減させることもできますし、終わった後は何となく気分がすっきりするので実は割と好きだったりします。

先日いつものように食器を洗っていた時に、重ねていた食器がピッタリとくっついてしまいどれだけ力を入れてもびくともともしななかったのです。もちろん力を入れると言っても対象が陶器である以上、壊れない程度に力を加えました。水につけたり何なら洗剤につけ込んでも取れる気配は無かったです。隙間にスプーンを差し込んだりしてもやっぱりだめでしたし、そこで力を入れすぎると食器に傷が付きそうな予感しかしなかったのでさてどうしたものかと悩みました。

20分ぐらい格闘してから自室に戻りダメもとで「重なった食器がくっついた時の対処法」を調べたら、その情報が出てきたのでインターネットと言うのは本当に便利だなとつくづく感じました。その情報をWeb上に掲載している方にも感謝の気持ちでいっぱいです。

詳しくは

重なって取れなくなった食器　傷つけずに上手くはずす方法はコレ！　ゆる～り主婦の便利ノート　より

https://yuruyurukomomo.com/1491.html

様々な方法が紹介されてはいましたが、ぬるま湯にしばらくつけておくと言う方法で今回の危機を乗り越えることが出来ました。ぬるま湯につけてすぐに解決したわけでなく、軽く衝撃を加えたり食器を転がしたりあれこれとしていたら、何の前触れもなく剥がれてくれました。

それにしてもどうして強い力を加えても剥がれなかったのでしょうか？

それは重なった食器の隙間の大気圧が何らかの拍子に1気圧を大きく下回ったからです。さすがに真空状態と言うわけではないでしょうけど、仮に真空に近かった場合ですと、1気圧は一平方センチメートルあたり1㎏の力が加わっているため、そこそこの大きさの食器だと何十キロと言う大きな力を加えないといけないことになります。

一気圧は一平方センチメートルならば水銀柱を760mm、水なら10m と同等の力です。

力で何とかなるならいいですが大抵の場合は食器の方が先に壊れます。暖めると食器の隙間の大気圧が上昇するため無事に剥がれてくれると言うことになります。剥がれるまでに時間がかかったのは食器内部の空気に熱が伝わるのに時間が必要だったからでしょう。

何処にでも売っている食器だったら早々に諦めていたところですが、今回の食器は丁度一年前に「岐阜県・土岐市」で「テイクアウトウェア」で手に入れた土岐の焼き物だったのです。中々手に入る代物でも無いので、自分で言うのもなんですがかなり頑張らせて頂きました。