うつ期に入ると、例えるなら出口の見えないトンネルに入ったような感覚です。

最後に記事を投稿してからおそらく1週間以上空いてしまったようです。以前だとそれだけ間隔が空いてしまいますと、ブログを訪れる人がガクっと減るものですが訪問者数にほとんど変化が無かったのが意外な感じでした。どんなキーワードでブログを見つけてくれているのかなと調べたところ、迷惑メールについて調べた結果だったりするので、私が定期的に迷惑メールについて書いていることが呼び水になっているのでしょう。

私は精神疾患持ちで、病状としては「うつ」「不眠症」を患っております。それに軽度ではありますが発達障害を患っております。ただ症状としてはそこまで重篤ではないので、一見すると健常者のように見えるそうです。それに様々な方に言われるのですが、「全然うつっぽくない」と言われたりもします。

ではどうして診断が下っているのにそう言われてしまうのでしょうか？その要因はいくつかあると思います。まず考えられるのは

「適切な治療を受けている」

からでしょう。私の場合はカウンセリングは受けておらず専ら投薬治療なのですが、今にして思うと投薬治療を受けてからイライラしたり焦燥感に苛まされたりと言うことは減りました。ストレスもそれなりに緩和されているのでしょう。不眠症については中々改善には至りませんが、こればかりは「うつ病」だけではなく様々な要因が絡み合っているので「これさえやっておけばOK」という特効薬はなさそうです。ただ言えるのは

「出来る範囲で規則正しい生活習慣を続ける」

ことが肝要なようです。寝られなかったからと言ってずっと床にいては却って体調を崩したりしますし。私は平日も休日も起きる時間は一定になるように心がけてますし、またそう言った習慣がついているとアラームなしでも自然と決まった時間に目が覚めます。

病気っぽく見えない理由の二つ目は

「それは今あなたと会話しているから」

これを目の前にいる人に伝えたいのです。調子が悪い時でも話すときはなるべく自分を良く見せようとしてしまい、それが結果として相手に一見すると健常者っぽく見せてしまうようです。身体の疾患とは違い一目では分かりづらいことも手伝って、精神疾患の方は周囲から「怠けている」だとか言われがちですし、私もそう言われて今まで生きてきました。

精神疾患の人も頑張れば健常者と同じ精神エネルギーになれるのですが、その「頑張る」と言う行為を持続させるには大きなエネルギーがいります。健常者は特に意識しなくてもそのパフォーマンスを出せるものですから、同じように振る舞っていると精神疾患を抱えている人は次第に参ってくるのです。数日とごく短い期間なら何とかなるけど長期間となると色々と無理が出てきます。

一週間以上ブログ更新出来ませんでしたが、今日はこうして記事を書くことが出来たので私のうつ状態は少しずつ回復傾向にあるのでしょう。トンネルの出口はすぐそこまで見えているようです。