武です、幽玄と、尾を消す寅

学生オケと馬鹿にできない！

青少年オーケストラの草分け、Bundesjugendorchesterが、夏のフェスティバル「Young Euro Classic 2021」の一環でベルリン・コンツェルトハウスで行った8/6の演奏が公開されています。
演目は、Dvorakの9番。

歴史あるコンツェルトハウスの響きが素晴らしいのは言うまでもないのですが、決してそれにごまかされたわけではない充実した音に感動します。
これから彼らが生み出すであろう未来の音への期待が高まります。
楽しそうに演奏しているのもいいですね！

指揮のElias Grandyの手綱さばきもなかなかですね。初めて聴きましたが、テンポのゆらぎとかの表情付けが見栄を切りすぎるところが気になったりはしますが、明快な曲作りは好感が持てます。弦の対向配置も相まって、各パートが明快に聞こえるのも良い。
でも1楽章の主題は繰り返してほしかったな。