iOS限定！d Wi-Fiへ自動接続できるプロファイルを作りました！

d Wi-Fiはドコモユーザーだけでなく、
ｄアカウントとｄポイントクラブ入会、及びｄポイントカード利用登録の３つの条件を満たせば誰でも使えます。

私の主観になりますが、フリーWi-Fiにしてはそこそこ速度も出ますし気に入っています。

しかし、面倒なのが接続時のログイン操作。
自動接続・自動ログインができるのは、下記いずれかの環境。
・ドコモMNO契約のSIMが挿さっている端末（SIM認証）
・”ｄアカウント設定アプリ”で自動接続の初期設定を済ませた端末
　（ドコモのSIM（MVNO含む）が挿さっていると不可とのこと。ドコモ公式サイトより。）

よって、ドコモ系MVNOを利用している方はd Wi-Fiへ自動接続・自動ログインをする公式な方法がなく、毎回Web認証によるログインが必要です。

が、d Wi-Fi（0001docomo）は IEEE802.1X認証 に対応しています。
そこで、iOS端末限定にはなりますが、d Wi-Fi に IEEE802.1X認証 を用いて自動接続を可能にするプロファイルを作りました。
Mac と iOS端末 で使えます。
セキュリティに関しては、通信内容は WPA2 により暗号化され、認証時は IEEE802.1X を使用しているため安心です。

ダウンロードリンクを貼っておきますので、インストールして是非お試しください。
https://drive.google.com/file/d/10gpwz5VVokx0e1DW35nCADwIdhY6OHLW/view

当プロファイルの構成
・Wi-Fi：＂0001docomo＂に自動接続
・暗号化方式：WPA2エンタープライズ
・認証プロトコル：TTLS（MSCHAPv2）、PEAP
・認証に用いる証明書：Baltimore CyberTrust Root、DigiCert Global Root CA

ドコモのSIM（MVNO含む）と併用する場合は注意事項があります。後述。

　〜 使い方 〜

※＂d Wi-Fi パスワード＂が未設定の方は、先に＂d Wi-Fi 設定＂サイトで＂d Wi-Fi パスワード＂を設定してください。（ｄアカウントのパスワードとは異なります。）
※ドコモのSIM（MVNO含む）と併用する場合は、先にSIMを挿してから、当プロファイルをインストールしてください。（理由は後述。）

① プロファイルのインストールを始めます。
② 手順の途中でユーザー名とパスワードの入力を求められます。
　 ユーザー名：”ｄアカウント名”-dwifi@docomo
　 （例：ｄアカウント名が＂ABCD1234＂の場合は＂ABCD1234-dwifi@docomo＂と入力）
　 パスワード：d Wi-Fi パスワード
　 （＂d Wi-Fi 設定＂サイトで設定・確認できます。）
③ プロファイルのインストールが完了すればＯＫです。
④ d Wi-Fiスポットに入ると、＂0001docomo＂へ自動接続され、同時にログインも完了します。
　 自宅などのWi-Fiと同じ使い勝手です。

　〜 応用 〜
・複数端末で使えます！（同時に接続できるのは５台まで。）
・自動で接続して欲しくないけど、ログイン操作は省略したい場合の設定。
　① ＂0001docomo＂の圏内に行きます。
　② Wi-Fiの設定画面を開き、＂0001docomo＂の右にある＂ｉ＂をタップします。
　③ ＂自動接続＂をＯＦＦにします。
　この場合、d Wi-Fiスポットに入っても自動で接続はされませんが、Wi-Fiの設定画面から＂0001docomo＂をタップすると接続・ログインされます。
　「d Wi-Fiを使いたい時だけ手動で接続したい。」という方にオススメです。


　〜 注意事項 〜
・恐れ入りますが、上手くいかなかったとしても個別のサポートは致しかねます。
・SSID＂0000docomo＂は IEEE802.1X認証 をサポートしていないため、この方法は使えません。
・d Wi-Fiスポットによっては、SSID＂0000docomo＂のみのスポットもあるようです。
・ドコモのSIM（MVNO含む）を使う端末は、少々クセがあります。
　以下、自己研究と予想。
　まず、当プロファイルをインストール後にSIMを挿すと、自動接続・自動ログインができなくなります。
　ドコモのキャリア設定には、d Wi-FiにSIM認証を用いて接続する設定が含まれていると思われます。
　原因として、当プロファイルをインストール後にSIMを挿入するとドコモのキャリア設定により0001docomoにSIM認証を用いて接続する設定が上書きされてしまう為。（プロファイルは残ったまま。）
　そうなった場合は、当プロファイルを再度インストールすれば当プロファイルの設定で上書きされ、再度自動接続・自動ログインが使えるようになります。