【SIM道楽】チョット予想外! 昼時間帯の速度低下が改善された? eSIM速度比較 12:30

　iPhoneXSから始まったeSIMスマホの登場に牽引されるように、日本国内で利用できるeSIMサービスも一年前に比べると随分と増えて来ました。
　IIJmioの フル・MVNOをベース(PLMN=44003)としたeSIMに始まり、現在では Rakuten Un-Limit, ahamo, povo, LINEMOと続き、Docomo, SoftBank(Y!mobile), au(UQ)のキャリア本体でもeSIMプランを揃えている状況になっています。
　また10月後半にはMVNOの LinksMate社から、IIJmioのようなフル・MVNOの仕組みを新たに構築することなく、ライトMVNOのままでありながら Docomoより丸ごと提供されたeSIMサービスを取り込んだeSIMサービスの提供が開始されました。 この仕組みは Docoomoとの契約が済めばどのMVNOでもeSIMサービスの提供が開始できるということなので早晩 LinksMateに続く Docomo-eSIM MVNO社が増加していくことと思います。

　前置きが長くなりましたが、今回は IIJmio-eSIM, LinksMate-eSIM そして povo2.0-eSIMについて 鬼門となっている 昼時混雑時間帯での速度を比較してみました。

① 左画 IIJmio-eSIM (@12:35)
・ 2GB/440円(データ)
・ Ping = 78ms
・ Jitter = 42ms
・ DN = 22.5Mbps
・ UP = 4.31Mbps

② 中央画 LinksMate-eSIM (@12:33)
・ 3GB/550円(データ)
・ Ping = 58ms
・ Jitter = 6ms
・ DN = 15.1Mbps
・ UP = 7.89Mbps

③ 右画 povo2.0-eSIM (@12:33)
・ 10GB/お詫びギガ(データ&音声)
・ Ping = 19ms
・ Jitter = 5ms
・ DN = 26.5Mbps
・ UP = 3.79Mbps　


　いずれのeSIMサービスも、お昼時真っただ中の 12:30時間帯であるにもかかわらず DN=10Mbps以上で接続していました。以前の経験から予想していた状態とは大きく異なり、とても安定していて快適な接続パフォーマンスでした。　混雑時の動画多用のヘビー・ユーザーや 連続垂れ流しストリーミング・ユーザーを積極的に帯域制御するアルゴリズムで 小データー量の断続的利用の一般ユーザー向けには快適な環境になって来ているのでしょうか。
　また実際の使用としてYahooニュースのブラウジングや、PayPay等のキャッシュレス決済アプリの起動も全くもって問題なく、何といってもコンビニで恥をかく心配は忘れて良さそうです(笑)