グローバルIPアドレスとは?
https://www.ntt.com/about-us/information/info_20211020.html
ここに書かれているグローバルIPアドレスとは、平たく言うと、全世界でひとつのマイナンバーのようなものです。
これに対し、プライベートIPアドレスとは、oo大学のAさんですとか、oo会社のBさんなどのように複数、持つこともできますし、変更も可能です。
よって、グローバルIPは、プライベートIPアドレスと比較して、全世界における個人の特定と管理が可能になります。
賛否は、いろいろとあるかと考えますが、いかがでしょうか。
6 件のコメント
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でも、プライベートアドレスが必要なIPv4(アドレス不足)から、IPv6へと変わって行っていますので、グローバル/プライベートとアドレス変換する事はその内に無くなりますね。
「oo大学のAさんですとか、oo会社のBさんなどのように」と書かれている通り、
今後は「OCNのCさんです」というアドレスが選択できるようですね。
プライベートアドレスは「変更も可能です」と書かれていますが、実際にはその組織のネットワーク管理者が管轄しているので、自由に変えられるかどうかは、それぞれの組織で異なります。
OCNモバイルユーザーという組織内でのアドレス管理方法に賛否があるという事であれば、わかります。
ただ、グローバルかプライベートかを自分で選べるそうなので、何も問題無いのではないでしょうか。
一般的にはグローバルアドレスを貰う為には追加費用を払うプロバイダが多いですが、今までOCNは全員グローバルという贅沢な状態だった訳ですね。
固定回線であれば、IPv4グローバルアドレスが直接付与される形の方がVPNや特定ポート番号での通信を行いたい時等に利用しやすいのでメリットがあります。
ただ、モバイル回線の場合は外部から余分にパケットが飛んできたりするので、それがないプライベートIPアドレスの方がバッテリーが持ちやすくなります。
ある意味これだけネットワークに繋がる状況が発生してきていてもなんとか使えるネットワークを維持できているのは CGNAT(Carieer Grade NAT)を含めた NATおよび Dynamic IPの仕組みを RFC含めて提案し続けて継続的に改修を行ってきたから、ってことです。
IPv6だったら IPv4と比べて云々、という言説も目にしますけど、逆に言うと IPv6は「特定のネットワークに対する到達性がほぼ担保されてしまう」ので、IPv4よりもさらに厳密なセキュリティ対策をしないといろいろ危ないんですけどね。(^^)
動的DNSで、VPN他各種サーバーを自前で立てたりすることが出来なくなりますが、普通の興味のない人にはあまり関係の無い話です。
昔々、ロケフリサーバーとか立てて、録画したTV番組をガラケーでみられるようにしましたが、今ではビデオデッキ自体にメーカーの無料サービスと合わせて出先で視聴できるようになりましたから、全く必要がなくなりましたね。
IPv6での接続が進むでしょうから、最終的にはIPv4接続もLAN内だけになるかも知れませんね。