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スーパーヒーロー戦記のネタバレあり感想

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ノーザンベースより宇宙へと昇る一筋の塔の頂点には、仮面ライダーとスーパー戦隊の物語が記された無数の本が封印されている本棚があり,その本棚をアスモデウスが解放し、衛兵たちを打ち破ると、すべての本を融合させ、自らの野望を果たすべく行動を開始する。

そんなことを知らず、作者は作品にとって神だと話す飛羽真は、登場人物を傷つけたくないという思いからアイデアが思い浮かばず、悩んでいた所に、見かねたユーリは「面白い本がある」と見慣れない一冊の「ゼンカイジャー」を手渡した。
本が光りはじめ、飛羽真と芽衣・ユーリはゼンカイジャーの本の中に、賢人は別の本の世界に閉じ込められてしまった。
飛羽真たち3人が目を覚ますと、そこはキカイノイドと人間が共存する世界で、キカイノイドに驚いた飛羽真たちの前に、五色田介人を探すジュランの姿が。
ジュランと行動をともにした飛羽真たちの前に暴れまわる怪人が現れ、協力して戦う中、その様子を1人スケッチする謎の少年を襲おうとした怪人が、少年が鉛筆を向けると、怪人の攻撃は止まり怯んでしまい、驚く芽依に保護されたが、次の瞬間、一緒に戦っていたユーリが突然消滅してしまった。

章太郎と名乗る少年は、セイバーたち戦っていたヒーローのスケッチを続けていたが、セッちゃんを通じて飛羽真と通信できるようになった介人が声をかけた。
ソフィアによると、ノーザンベースの頂点にあるアガスティアベースに眠っていた禁書がアスモデウスによって解放され、現実と物語の境界があいまいになっている。

アスモデウスは手下である戦隊メギドとライダーワルドを生み出して、次なる計画を開始したアスモデウスは、世界に向け闇の触手を向け始めた。

ヒーローたちが激闘を繰り広げる中、少し離れたところでその様子をスケッチする章太郎の側にはなんとアスモデウスが、ヒーローたちの世界を解放し、章太郎に存分に見せたとアスモデウス。
章太郎はヒーローの活躍を見れば見るほど、自身が書きたいヒーロー像がわからなくなってしまったと、章太郎はこれまでスケッチしてきたヒーローたちの絵を破り始めた!
破られたヒーローは、戦っているヒーローに影響し、次々とその存在を消滅していき、戸惑う飛羽真の前で介人も消滅。
ついに大量の怪人と飛羽真・芽衣の2人だけになってしまい、章太郎の言葉に失望したアスモデウスは用済みだと話し章太郎を消し去り、
仮面ライダーセイバーの本の中にはこれまで飛羽真が体験してきたことが綴られ、その結末はアスモデウスの勝利という形で締めくくられていた事態は物語に描かれた通りに進み、ついに飛羽真も消滅してしまった・・・。

・・・本棚から一冊の本を見つけた飛羽真。
その本の名は「石ノ森章太郎伝」・・・飛羽真は章太郎の正体が石ノ森章太郎であることを悟った瞬間、飛羽真は章太郎の住むアパートに来ていた。
章太郎の描いたメルヘンチックな作品が出版社に認められたと報告する芽衣の様子を見ていた飛羽真は、章太郎に「ヒーローを書いてほしい」と声をかけるが、芽衣は章太郎が二度とヒーローを書かないことを決めたと告げた。ヒーローを描くことは同時に悪も描くことであり、そのことが苦痛でたまらなかった。

そう、アスモデウスの狙いはヒーロー作品を生み出す作者=神に苦痛を与え、ヒーローを描くことをさせない。つまり、ヒーローが存在しない世界で存分に暴れるというのが、アスモデウスが考えた作戦を看破した飛羽真は、章太郎に人間臭いヒーローを書くことが本当にやりたいことではないのかと迫り、正義も悪もすべて人間が生み出したもの、そういった面をすべて描くことがヒーローだと。
飛羽真の呼びかけに目が覚めた章太郎は、再びヒーローを描くことを決め、一緒に新たな作品を執筆し始めた。

世界はアスモデウスの思惑通り、怪人たちが破壊活動を繰り広げ混乱に包まれていたが、そこへ現れた飛羽真と章太郎は、新たに描いた「スーパーヒーロー戦記」の本を掲げ、消えてしまったヒーローたちをよみがえらせた。

歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊が勢ぞろいするなか、飛羽真と介人も仲間とともに変身し、怪人たちと戦いを始め、次々と怪人たちを圧倒していくなか、アスモデウスは強力な攻撃で反撃を開始し、そこへ章太郎たちも見知らぬ新たなヒーロー:仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスが現れた。2人はアスモデウスを圧倒すると、どこかへ消えていった。

ひるんだアスモデウスに歴代ヒーローたちは総攻撃を開始。巨大化で対抗するアスモデウスだが、最後は仮面ライダーセイバースーパーヒーロー戦記フォームやゼンカイザーたちの合体攻撃と言うタコ殴りで撃破した。

戦いを終えた飛羽真たちの前で、仮面ライダー1号:本郷猛が変身を解除し、章太郎のことを「先生」と呼び、石ノ森章太郎はすでにこの世からいなくなった存在で、後に誕生した飛羽真や介人のことを優しく見つめ、帰るべき世界へと戻っていった。

普通に、セイバー単体でもよかったような気がするが、コメディ担当も必要だったのかな?
まあ、この手の作者と登場人物が語るような話は他にでもあったような気がするだけに、流石に、今の子供達には分かりにくかったのでは思う。
しかも、芽依を石ノ森先生のお姉さん的な立ち位置するとはw

それにしても、何の予備知識無しで、仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスを見られるとは思いもしなかった。


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