【SIM道楽】クラウドWiFi 最新機 GlocalMe "DuoTurbo" ひと足お先に体験レポ
「クラウドWiFi」 と言うと、昨年来 「○○○○WiFi」 を初めとする国内向け 「無制限ポケットWiFi」 を謳ったサービスの接続トラブルによるサービス破綻として知られてしまいました。
しかし本来の使用法としては uCloudLink社のクラウドSIMテクノロジーを搭載した GlocalMeデバイスとGlocalMe専用アプリによる 海外 140+ヵ国を "物理SIM(ローミング)不要" のまま "現地キャリアに直接・接続"することで ローコスト、高い接続品質を可能にする仕組みが売り物となっています。
これまでに発売された一連の GlocalMeデバイスの特徴と、それらを利用(OEM)した国内 「(無制限)ポケットWiFi」 サービスの関係を一覧表(↓)にしてみました。
GlocalMeデバイスを使ったクラウドWiFiサービスで最近のマイネ王で話題になっていた投稿は :
・ GlocalMe U3モデル (国内限定版)
「モニター募集】モバイルWiFiトライアル(無料)」
by スタッフブログ
https://king.mineo.jp/staff_blogs/1541
・ GlocalMe U2sモデル (国内限定版)
「100GB通信付モバイルルーターおてがるWiFi届きました」
by corgitanXさん
https://king.mineo.jp/reports/110239
これらのサービスは GlocalMeデバイスを利用しながら、海外クラウド・サービス利用を封印して、国内利用に特化し、GlocalMe製品を使いながら、本来の機能の一部を限定的に利用可能にしたサービスを提供しているのが特徴です。(海外利用のための国別クラウド・プランや、WWプランの購入は出来ません)
また本年3月に DuoTurboモデルが発表された時点で当方がマイネ王で紹介したスレは ↓ URL ですので参照して頂きたいと思います。
・ GlocalMe DuoTurboモデル
【SIM道楽】クラウドSIM モバイルWiFi機 GlocalMe "Duo Turbo" 新登場(3/31)
https://king.mineo.jp/reports/108802
さて、長~い(汗)前振りはこれくらいにして、ここからが本題です。
今回の体験レポで紹介する最新モデル GlocalMe Duo Turboは、140+ヵ国のグローバル・ローミングに対応し クラウドSIMを採用した 従来同様 のモバイルWiFi・ホットスポット機能に加えて、今回の特徴としては 「Dual Modem」と呼ばれる、一つの接続回線の他にバックアップ回線が常時スタンバイしている機能が付けられていることです。
何らかの理由で現在繋いでいる回線が上手く使えなくなった時に、シームレス (リスタート不要)で スタンバイ回線に接続スイッチされる機能が付いているというのですが… ホントかしら !? (笑)
その辺りを中心に体験レポできればいいなぁ~と考えていましたが、幸か不幸か、当方のモバイル電波環境はすこぶる良好で、クラウドSIM(VSIMと呼ぶ)接続も、物理スロットの追加SIM接続も、ネットワーク接続が乱れるような状況が再現できないので。。。というか、どうすれば 「Dual Modem」の「シームレス (リスタート不要)で スイッチ」が体験できるか、それが難題になってます(笑) まぁ、後日への課題ということで。
ということで、
今回は国内未発売ということなので、米国からの「購入(輸入)経緯」と、「開封の儀」の体験レポです。
まず「購入(輸入)」の儀 :
発端は、GlocalMe(USA)社のセールスマンからDMでのディスカウント・オファーでした。
既に G3, G4の二機種の購入や、海外ローカル・プランの購入実績が多々あったこと事実ですが、興味を持っていたDuoTurboにこのタイミングでのディスカウント・オファーは正に当方の道楽欲望を満たすのにグッドタイミングでした。
本体価格 : US$+169.99 (付属 1GB/WW+8GB/USA)
ディスカウント : US$ -42.49
デリバリー : US$ +9.00
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計 : US$ 137.40
2019年モデルのG4購入の場合には Alibaba経由 GlocalMe(深セン)から購入しましたが、今回の Duo Turbo モデルは ディスカウント・オファーが入ったのと、その後の交渉による大幅ディスカウントのお陰で 「輸入消費税」も掛からなかったのでラッキーな買い物となりました。
(注) :「電子機器」に該当する DuoTurboには輸入関税は掛からないのと、今回の大幅なディスカウントのお陰で課税価格が下がり、輸入消費税も無料対象になったのはラッキーでした…が、Comercial Invoiceには 「Unit Value=US$50.00」という記載になっていたので、uCloudLink社の香港スピリットが感じられました…(笑))
5/30 ウェブから発注 (通常発送 +$9.00)
6/01 Fedex引き取り
6/02 Fedex発送(航空便)
6/03 成田到着(+税関検査)
6/04 自宅到着(ゆうパック/トラッキング有)
発注から到着まで Fedex(+ゆうパック)による間は通過ゲートごとにトラッキングされるので進捗が分かって安心でした。
まぁ、わざわざGlocalMe(USA)社から購入しなくても、amazon.com(USA)では既に通常販売を開始しているので、もう少し待てば amazon.co.jp(日本)でも販売開始されると思われることから、興味ある向きは暫くお待ち~ということですね。
さてさて、
開封の儀 :
https://www.amazon.com/vdp/04cd5bb26b92442891d1d3fe9cf93b00?product=B08SQTYTHJ&ref=cm_sw_em_r_ib_dt_y1JYQNBYD90At
いろいろ写真も撮ってみましたが、それよりも、amazon.com(USA・販売中)サイトによく纏められている動画が載っていたので、そちらを覗いてみてもらった方が分かりやすいと思いますので、↑ URL(Video)参照して下さい。
スペックは ↓ 、また技適も既に昨年11月に 取得されています。
マニュアル関係は、英語と中国語の 2か国語
そして デバイス上の液晶表示は、英語、中国語、韓国語、日本語の 4か国語となっています。(日本で発売する時には日本語マニュアルもいつもの通り付けられるものかと思います)
最後に、クラウドWiFi(VSIM)を使用して、iPhoneと Oppo Reno-Aの二機種から WiFi接続して 接続状況を OoKla測定してみました。
クラウドWiFi(VSIM)の国内接続先は : SoftBank
OoKla TGTサーバー : Tsukuba
WiFi : 2.4GHz
両ケースとも、PING値=37msを示していることから、クラウドWiFi(VSIM)の接続先がローミングでなく、SoftBank本家の SIMをクラウド(VSIM)化したものに接続されていることが推察されます。
懸案の「Dual Modem」の「シームレス (リスタート不要)で スイッチ」体験は また後日のお楽しみということで♬♬
以上、新しモノ好き、珍しモノ好きユーザー向け、いつもながらのニッチな「SIM道楽」。コロナ禍の最中でも緊急事態宣言下にもかかわらず、海外に出られなくたってお楽しみガジェットはスピーディーに入手できました~というお話しでした( ´∀` )/
ここまで到達された方に おまけティップス !!
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GlocalMe(USA)のセールスマンより、"大幅な~"とは言えませんが、15%オフが適用されるリフェラル・リンクを貰いました。
興味ある方は当方の「マイページ」にてリンクをご利用ください。ただし~自己責任でお願いします。(利用自由、連絡不要)
技適 : 217-204155 については ↑ の通りです。
Fedexで NY(USA)から 5日で届きました。スタンダード・シッピングを選択したのですが エクスプレスで来たようです。
ので、仕方なく。
エアチップ3連射!!!
いつも興味深い記事を有難うございます。
mineoの新サービスでの適用を期待していたのですが、mineoはU3でした。
なお、この機種、以下のサービスで適用されているように思います。
https://zeus-wifi.jp/
改善を期待しています。
一般に、個人輸入に掛かる税金は
①輸入関税 (商品分類別)
②消費税 (一律)
の二種類です。
商品価格を A とすると、A x 60% が1万円を超えない範囲であれば、①②とも非課税(無料)なります。
また、輸入品の分類に対して関税率は異なりますが、「電子機器」に該当するものは商品価格に拘わらず、①の関税率 0% となり、②の消費税のみが対象となります。
なので電子機器で 商品価格が16666円以下の製品には①②とも税金が掛からないことになります。
万一輸入関税や、消費税が掛かった場合でも最終配送会社が配送時に徴収するので、輸入者は税関まで出掛ける必要はありません。