コールセンターに電話をかけまくる「コロナコール」爆誕！炎上！休止！

ちなみに炎上したのはこの文章があったからのようです
「
本サービスからの着信を拒否される自治体さまはお申し出いただければ設定いたします。設定手数料として 33,000円(税込)を申し付けます。なお、本サービスからの着信を拒否される前に、すべてに方が本サービスが不要となるようにどなたさまからの受付も可能な窓口を用意されることをオススメいたします。
設定をご希望の自治体さまは、祝日を除く平日(月～木)の 13:00～13:59 の間に 050-3137-1111 までファッ　クスでご連絡ください。内容を確認してこちらからファッ　クスで折り返しいたします。なお支払い方法は 33,000円分の Amazon ギフトのみとさせていただきます。
」
※どうやら卑猥な表現が含まれているのでスペースを意図的に入れてます

鬼電話wwwwww

どうも当人と思われるTwitterアカウントが出てきました……「時制に乗って(乗ったつもりで)予約用として公開したけど元々の発想はチケットの先取用なんですよ。」

鬼電話するから、いやなら金払えってことだよねぇ。

これはあかんでしょ。電話を代行だけでも一般ピープルに影響が多く出そうなのに(より繋がりにくくなる)それを逆手に取って金銭を要求するとか。
威力業務妨害で逮捕や〜

私は技術的には面白いと思いますが、対象がまずかったですね。
インターネット上のチケット申込みなどにスクリプトを組んで、何度も手動操作をしなくてもいい方法もあるようです。私は知識がないのでできませんが。
これもコロナワクチン接種の予約に利用できますが、おおっぴらにやったり営利目的にやったら、思い切りバッシングを受けること、間違いないです。

火事場泥棒な感じですね。
このご時世では道義的に反するかと。
なんでもビジネスにするのは凄いですけどねぇ〜

大規模接種会場の前にパラソル出して
ネット予約代行をした方がお金になるんじゃない？
代行料金は「お気持ち」にしておけば…

まあやらないだろうけどね。

個人的には「技術的な仕組みとして機能実現を含めたソリューション化」と考えたのかな？、とは思いますが、それであれば「なぜ IVR(自動音声応答。ま、一般的にはコールセンターシステムのことも指しますね)の仕組みも考えてうまくソリューション化しなかったのかな？」とは感じますけど。

本来だったら「一定以上の接続要求」は
●待ち行列に入れて順次接続
→一般的なコールセンターシステム(ACD：着信呼自動分配装置に回る)

●ACDに対応する人数(オペレーター)以上は初めから接続させない
→フリーダイヤルとかナビダイヤルで制御可能な「回線数制御」

の、いずれかどちらかにする訳で、後者にすると結局問い合わせ利用者が「いつまで経っても話中だから」とクレームになるので、単に ACDの待ち行列へ回すだけなんですけどね。

こう言うのを解消する一番の方法って「そもそも問い合わせ自体を一定時間内で終わらせるように運営すること」ですし、さらには「問い合わせてくる利用者の事前知識も想定して時間を弾き出す」事が重要なんです。
昔々、そういうの制度設計したことあるんで。

それと実際には「公衆接続網自体って、確か最小リダイヤル間隔が規定されていた」はずなので、大量に回線を持ってるからランダムなりラウンドロビンなり、と出来たとしても最終的には公衆網側の交換機(最近は完全にNW-SWのようなものだったかと？)で制限掛けてた記憶があるんですよね。

どっちにしても「技術的には可能だからやってみました」としても結局公専公接続とかと話がリンクするので、難しい問題だと感じます。

こういうのってあの「山崎はるか」さんって得意そう。
自分で思い出してめっちゃ懐かしくなりました。「ダイヤモンドアプリコット」とか「Ugtop」とか…あの頃に戻りたい（笑）