いちごジャム　作りました

実家からイチゴが届きました。
農家というわけではないですが、畑があります。
それで、いくらかの野菜を作っています。
今年のイチゴの出来は今ひとつ。
天候が悪かったそうです。

２週連続でイチゴが届きましたので、今回はイチゴジェムにしてみます。

写真をあげるなら、ガスコンロをきれいにしておけばよかった　(^^;
イチゴを洗って、水を良く切ったら、鍋に移して、砂糖を入れて煮込みます。
煮込んでいる間は、ときどきアクを取り除きます。
めちゃくちゃアク出るんです

とにかく煮込んで、水分を飛ばします。ネットのいろんなレシピもありますが、今回は１時間煮込みました。

ジャムを炊く、という言い方もしますね。
どうなんだろう？と思って電子辞書を調べたら、フランスの詩人 Francis Jammes が出てきました。。。
最近は何か調べるとき、インターネットの情報もありますが、電子辞書は信頼性があると思っています。ただ、うちのは古い。SII SR-G9003。SIIの電子辞書は一部の社会人には人気があったのですが、電子辞書市場も規模が小さくなり、ほとんどはカシオに持っていかれました。ちなみにこのSII SR-G9003はパソコンに接続して使えるPasoramaがウリでした。　　　　　　　

煮込んでいる間は、アクを取りますが、そればかりじゃ時間が余ります。
で、本を読んでいました。
ジャムは完成後、煮沸殺菌したガラスビンに入れます。普通のことです。
菌にもいろいろいるそうで、芽胞形成の菌は、煮沸殺菌には耐性があるらしいです。病院勤めなどで、そういう微生物仕事に関わっている人は詳しいみたい。グルタラールという薬品で殺菌すると良いらしいです。でも、イチゴも煮込んでいますから、瓶ばかり無菌にしても無意味です。
まあ、そんなことばかり気にしていたら、いちごジャムなんか作れません。
イチゴを洗って、ビンはきれいにして煮沸して、あと手を綺麗に洗ってから作ります。

手を洗う、と言えば、センメルヴェイス・イグナーツ。
当時の医師は手洗いの習慣が無く、死体解剖後に分娩も診ていたとか。
センメルウェイズはいろいろと調査した結果、手洗いを薦めますが、当時の医学界からは受け入れられず、挙句ボロクソに言われ、鬱状態になります。
このあたり、自分と重なる気もします。もしかしたら、自分の前世はセンメルヴェイスかも？

ジャムを瓶に入れる前には熱湯で煮沸消毒をします。
芽胞形成菌のことは気にしない。

なんがかんだでジャムが出来ました。
最後にレモン果汁をちょっだけ入れておきます。
色彩が鮮やかになります。入れないと、なんだか暗くなります。

出来栄えは。。。かなりの満足です。
イチゴの量が多いから、味が濃いです。

ちょこっと煮て、ペクチンを入れてどろっとさせることもできますが、自作のときは、たっぷりのイチゴにたっぷりの砂糖で、しっかり煮込んでドロリとさせたいです。
ちなみに、「いちごジャム」が欲しいだけなら買った方が安いです。
イチゴをもらったとしても、ガス代もかかるし、時間がかなりかかります。
でも、おいしいですよー。

自分は写真のように、イチゴの形を残す流派？ですが、煮込み中に潰すのもアリです。
問題は。。。一人暮らしなので、このジャムをそんなに食べるのか？ということ。
パンはもちろん、ヨーグルトと混ぜたり、紅茶に入れるのも良いです。

ブランデーと一緒に煮込むのもあり？　そんな気もしてきました。R20ですね。やっている人、いるみたいでした。次回（来年）チャレンジしてみます。