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空がとても綺麗だった【昔の映画の演出意図】

幸福の黄色いハンカチを観た。
場面のカット割で汗、体臭、服の香りが画面から匂ってくる感覚がした。
その場にいる感じとでも言おうか。

最後の場面の青空がとても美しく、ちょっと冷たい心地よい風、暖かな空気が頬を撫でるような気がして幸せな気持ちになった。

出演者の1人武田鉄矢氏の談話でこの青空を撮るために一週間粘ったという。
それを知った時に「ああ、監督の視線(感覚)を共有できたのだなあ」とうれしく思った。

きっと俳優だけではなく場面も芝居を演じていたのだろうなと。


8 件のコメント
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このラストシーンですね。
私も感動しました。
任仁空
任仁空さん・投稿者
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>> なかっぴ さん

そうです。
涙が流れるというような感動ではなく幸福感に包まれる感動でした。

個人的に俳優の演技では渥美清氏の演技が一番印象に残りましたね。
あの天才的な間のとり方はずし方リズム感と表情はなんなんだろう。
あんなに観ていて心地良い芝居ができる人はそうはいないでしょう。
こんにちは。

4K8Kの時代になっても時代を超えて色褪せないものはありますね。

物語序盤に高倉健が食堂に入ってビールとラーメンとかつ丼を頼むシーンがありますが実際に2日飯を抜いて撮影したとか、桃井かおりが「仮免まで行ったのよ」とファミリアを運転するシーンがありますが、武田鉄矢当人も当時は免許が無かった(この映画撮影の20年後に取得)とか、裏話(武田鉄矢がのちに語っている)も結構面白いです。
任仁空
任仁空さん・投稿者
Gマスター

>> 電人 さん

ああ、だからあんなに美味そうにがっついてたんですね。
見ているこちらもビールがすごく飲みたくなりましたものw

桃井かおりさんの役は最初山口百恵さんの予定だったらしいのですがスケジュールが合わなくて桃井かおりさんになったと聞きました。
この役に関しては桃井かおりさんで正解でしたね。
ちょっと頭が足りなさそうな感じは山口百恵さんでは(演出的にも)できなかったかもしれませんし。

武田氏が桃井さんとケンカする場面を撮る前日に実際に大げんかになってその気分のままに演じたら初めて監督に演技を褒められたというエピソードも面白かったです。
脚本、演出、役者、カメラ

全て揃った時、名作になるのかも。

健さんと武田鉄矢ってちょっと
想像付かない組み合わせでした😅
映画にかける努力と裏話が知れて、良かった。
任仁空
任仁空さん・投稿者
Gマスター

>> 5gh@🍏🍏💚💚 さん

たしかにそうだと言えます。
舞台や映画は総合芸術とはよく表したものです。
そして、名作と呼ばれるものはトラブルさえも味方につけますね。

しかも演技初心者でしたからね当時の武田鉄矢氏は。
桃井かおりさんとの相性も良かった(※撮影当初はめちゃくちゃ仲悪かったそうですがw)
任仁空
任仁空さん・投稿者
Gマスター

>> Z5 premium さん

知るとより楽しく観れますね。
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