【書評】酒鬼薔薇聖斗事件の被害者・土師淳くんの父親の手記『淳』を読んでみて

あんちゃんにゃ！真面目な話なので、飼い主のオノデラさんに頼んで、猫語は取ってもらうね！

ところで、少年法が改正されたことがニュースで報じられていますが、縁があって、神戸連続児童殺傷事件の被害者である土師淳くんの父親の手記『淳』を読んでみました。

■命の尊さを痛感
命の尊さは尊重されなければなりません。誰もが、同じように生まれ、社会へと旅立っていきます。一度、命を失ってしまうと、もう二度と同じ生命はこの社会には戻ることができません。

誰もが誕生した時点で、母親、父親が喜んでくれると思います。そして、成長する段階で、多くの方からの助けと愛情を得て、成長していきます。

今回、神戸で発生した元少年A（酒鬼薔薇聖斗）の事件で、淳くんが殺害されてしまい、淳くんはもう二度と多くの方々からの愛情を得ることは二度と得ることができません。

命は尊重されるべきです。

持論ですが、死刑執行済ですが、オウム事件の麻原彰晃（松本智津夫）も京アニ事件の青葉真司も障がい者施設事件の植松聖も、名古屋大の学生で「エホバの証人」の信者を殺めてしまった大内万里亜も、もっと刑を厳しくすべきです。命を奪ったことに対しての責任をもっと厳しくすべきです。

■淳くんのお父さんらを苦しめた過剰報道は議論の余地があり
淳くんのお父さんは、淳くんの事件が発生されてから、かなりの報道関係者から迷惑を被ったと、『淳』の中で書かれています。

そんなに被害者に対して、報道する必要があるのでしょうか？それなら、加害者に関して報道し、加害者が社会復帰した際に困らない程度、報道されるべきです。

被害者については、大切な命が失われた中、そっとしておくべきではないでしょうか？あんな過剰報道は、被害者にとって良くないものだと思います。

■まとめ
2日で読みました。1998年ぐらいの出版ですが、みなさんメルカリなどで購入して読んでみてください。