2016年 回顧録

この一年のMVNOを楽しませて頂き、ありがとうございました。
年末を迎え、来し方行く末について、少しばかり感じているところを書いてみたいと思います。

最近のdocomo-SIMはすこぶる調子が良いように感じています。　これはmineo-Dに限ったことではなく、(まともな設備投資をしてくれる)docomo-SIMを使ったサービスMVNOなら総じて言えるような気がしています。
2012年前後頃だったか、iPhoneのエリア・カバレッジ偽装で大ブーイングを浴びたAUが、汚名挽回を期してなりふり構わず一気にプラチナバンド・LTEを導入し設備増強して巻き返しを計った結果が出始めたころ、一足遅れで2014年春頃にmineo-Aが登場したように思います。

一方で、一足早くLTE接続を謳い文句にして登場していたIIJmio-Dや OCN-Dですが、接続ではしばしば3G/LTEの間を行ったり来たりするような状況の中、mineo-AのB18のLTE接続性とDN速度の安定性はとても魅力的に映っていたことを思い出します。 「ブルーオーシャン」なんて言葉が言われたのも此の頃でしたね。

現在は…というと、横綱キャリア/docomoの底力とでも言いましょうか、着実に、高速設備増強、安定通信、かつ電波カバレッジを改善してきているようで、移動体の中でも通信が切れたりする事なく、やはりキャリアとしての安定性は抜群で、押しも押されもしない、と言えるところに来ているように感じています。 MVNOに対する前向きな協力姿勢にも好感をもちます。

そんなわけで、私の場合も、サービス開始当初から利用していたmineo-Aでしたが、2か月ほど前にmineo-Dに切り替えました。 SIMの種類も単純明快、どのスマホでも条件なく挿し替え出来るし、テザリングやVoLTEといった共通サービスレベルを提供してくれているのが有難いです。iOSのバージョンアップ毎に大きな心配する必要ないのも、見逃せない重要ポイントですね。 これはApple社の問題と言うよりは、キャリアプロファイルでサービスレベルに制限を仕掛けるAUの基本姿勢に大きな不安と不満を感じています。

時代は 市場でのSIMフリー機のシェア(キャリア版からのSIMロック解除版も含め)が増加の一途を辿っているとか…　長いことSIMフリー派の私にとって、もはやAUの選択肢は不要となりましたので、mineo-A, IIJ-A, UQmobile-Aの全てのAU系SIMを今月末で解約しました。

そして今は、mineo-Dと、0円-SIM(D), それから Y!mobileデータ専用500円SIMを利用しています。　
ところで…Y!mobile SIMってなかなか面白いSIMで、魔の12:30でも接続スピードが落ちないことは周知のことですが、他にも　xxx@yahoo.ne.jpのキャリアメール(各種認証にキャリアメールとして利用できる)アドレスがついて来たり、xxx@ymobile.ne.jpというMMSが利用可能なアドレスをくれたりと、いずれも無料で付いてきます。LINEの年齢認証などもちろんOK、ID検索が可能です。。。
等々、今後ともサービスレベルの異なる面白いSIMが出てくることを期待して、2016年の最後の投稿でした(笑)

皆さん、良いお年をお迎えください!