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〈寄贈ノススメ〉美術館・博物館は好きですか?

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【ラ・シエスタ、スペインの思い出】ギュスターヴ・ドレ
国立西洋美術館所蔵


美術館・博物館というと○○展のような展覧会が行われる展示施設としてのイメージが強いと思います。
でも美術館・博物館は歴史・芸術・民俗・産業・自然科学等に関する資料の収集して保管する機能も大きいのです。
それらを調査研究し、展覧会等で展示したり教育普及等の活動も行われています。
国の施設だけではなく地方の美術館・博物館ではその地方の文化財保存、歴史を調べていたりもします。
いわば人類共通の知的財産である美術品等々を未来に残す為にある施設だと言えるでしょう。

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3月25日に富山県立水墨画美術館まで行って来ました。

富山県立水墨画美術館は日本で唯一の水墨画専門の小さな(と書くと余計かもしれませんが💦)美術館です。
2月21日から4月11日まで「水美(=水墨画美術館)コレクションでめぐるこころの旅」という展覧会を開催していました。
本当は2月19日の開会式の招待状をいただいていたのですが首都圏では緊急事態宣言の最中でしたのでそれが解除されるまで待っての訪問となりました。

さて何故こんな時期に遠く離れた美術館へと行かなくてはならなかったのか……
それは我が家から寄贈した絵のお披露目がこの展覧会でされたからなのです。
絵の状態とそれに付随するキャプション、更に保管について等のチェックの為にはるばる日本列島を横断して太平洋側から日本海側まで弾丸で旅することになりました。

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寄贈した物は私の曾祖父が画家本人から贈られた水墨画の掛け軸です。
由来がはっきりしているし絵が描かれた時期も箱書きにあるので寄贈はすんなり行くだろう……と思っていましたがところがどっこい、そんな状態でも手続きに非常に時間がかかりました。

私の方の準備としてはまず家族全員の説得がありました。
学芸員の方から伺ったのですが遺言によって絵の寄贈が決まっていても相続人の誰かがごねて話が流れるというのはざらにあるそうです。
受け入れる方も色々大変なことがありまた過去にトラブル等もあったようで水墨画美術館では個人からの寄託は受けていないとのことでした。

家族を納得させたら次は受け入れ先の美術館探しです。
美術館によって集めている物の系統があり(例えば京都国立近代美術館では過去に賞を取った絵以外は要らないと言われました)やみくもに当たって砕けろよりも各美術館の特徴を調べた方が良いと分かりました。

そんなこんなでようやく水墨画美術館に辿り着き交渉して……1年くらいかかってようやく受け入れが決まったので風呂敷に包んだ掛け軸を担いで美術館に行ったのが3年前。

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これが絵を持っていた時に渡された預かり書です。

この時点ではまだ寄贈したことにはなっていません。
受け取った絵を鑑定に出しその金額が500万円を超えていたら国から何かくれるとか何とか説明されましたがそんな金額になるとは思えないので聞き流しました😅

どうして美術館から鑑定に出すのに絵を受け取る(預かる)のにそんなに時間がかかったのか……はおそらく「本物」であることを美術館の方で確信出来ないと受け入れ出来ないからだと思います。
調べてみると、海外の話として出てきた例ですが、寄贈された絵が実は贋作だったという事件もあったようで……💦
鑑定にかけるにもお金も手間もかかるというシビアな面があるので仕方がないことかもしれません。

そしてまた1年以上経過し昨年ようやく寄贈手続きが終わりました。
寄贈先が富山県立水墨画美術館なので富山県知事よりお礼の立派な賞状をいただきました。

後は上記の預かり書を美術館に返却して寄贈品とその周囲をチェックしたら手続きの諸々は本当にお終い。
……ということでこのコロナ禍ですがどうしても現地に行く必要があったというわけです。

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我が家と同じように美術品が押し入れに眠っているお宅もあるのではないでしょうか?
個人で最適な状態で美術品を保つには難しいものがあると思います。
美術品に造詣が深い人の相続人が必ずしも知識を持っているとも限りません(我が家はこのパターンです)。
もしその美術品が良いものであれば「人類共通の知的財産」として未来に残す為に美術館・博物館に寄贈するのもひとつの方法だと思います。

私の趣味のひとつは美術品の鑑賞ですがたまに展示してある絵にカビやシミの跡を見ることがあります。
入手して綺麗にしたものの取り切れなかったんだな~とその裏の努力を感じますが、せっかくの美術品、出来れば美しい状態で見たかったと残念に感じます。
そして思うのはきっと個々人の家で人知れず朽ちていく美術品が多いのだろうな~ということ。

日本でも海外でも一般家庭から名品が見つかったりしています。
【若冲の最初期の彩色画を新発見 京都・福田美術館】
 https://www.sankei.com/west/news/191105/wst1911050035-n1.html
【台所で見つかった中世の名画、29億円で落札 フランス】
 https://www.bbc.com/japanese/50205162
【屋根裏の絵はカラヴァッジョ? 予想落札価格180億円の理由を探る】
 https://bijutsutecho.com/magazine/insight/19887

もしただで寄贈なんて嫌だと思われる場合には信頼出来る画廊にお任せするという方法もあります。
(銀座の加島美術はお勧めですので興味のある方は検索してみてください)


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富山に向かった日は曇り時々雨でしたが北陸新幹線の中から白銀の北アルプス(長野県民に忖度♪)富山に着いてからも立山(富山県民に忖度♪)が美しく見えていました。
しかし旅行記にするのは掲示板が長くなりましたので最後に帰りの東京駅で偶然見かけたドクターイエローの画像を貼っておきます。

また美術館や博物館巡りを心ゆくまで出来る日が早く来ますように🙏


115 件のコメント
66 - 115 / 115

>> noel@ベータ版 さん

えーーー!推理小説ですか?読んでみたいです。面白そう~。

>(の割には作者名もタイトルも覚えていません)<
えーーー!それはとっても残念です(>_<)
誰か、どなたか、教えてください~。何かヒントをください~^^;

実は私も、ウイキペディア「絵巻の分割と所有者の変転」を読んだだけで、これはすごい物語だわ・・・と思ったのでございますw「1919年当時所有者」一覧を見ただけでゾワッと鳥肌立ちましたでございますww・・・珠玉のコレクションをお持ちの蒐集家ばかり・・・そして今、それぞれの私設美術館・博物館へ収まり、あるいは国立系の博物館へ寄贈だったり、文化庁保管だったり・・・そしてなお「個人蔵」の割合多く、そしてさらに、多くの断簡が文化財に指定されている・・・すごいです。

未指定のものもあるようですが、きっと指定されたくないのでしょうね・・・(自由にできなくなる。自分で所有する楽しみがなくなるから。)

>いくつかを見た事がありますがこちらもそれぞれの断片を集めての展覧会はどこかがしてくれないものでしょうか?<
何年か前に、京博でどんびしゃの特別展やってました。見に行きたかったですが、都合がつかず、いけませんでした。残念です。

↓これです。すごいですよね~ちょっとした同窓会みたい^^;おお~みんな久しぶりやな~みたいな感じ?
●流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
https://www.kyohaku.go.jp/jp/special/koremade/36kasen_2019.html

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

>同窓会みたい^^;おお~みんな久しぶりやな~みたいな

実感こもってて😆😆
横レスすみませんが、本当に作品から口ぐちにそんなつぶやきが聞こえてきそうですネッ!

推理小説も、じんでサンがお書きの漫画も読んでみたいです!

>> noel@ベータ版 さん

私も水彩画習っといて家では極細のペンを使って描くくらいで… それも今は仕事やら介護やらでサボってます。アカンアカン!

色を使いこなすのは難しいですが、透明水彩画のにじみが好きです✨

>> じんで@肘の君 さん

運の無さが微妙でクイズ等をことごとくハズしまくるという点では只者ではないかもしれません(T-T)カナシイ……

じんでさんも「ギャラリーフェイク」を読まれていたのですね!
あの作品とても面白いですよね。
アンティーク時計の話ではその頃ネットで知り合った時計マニアの方が時計の名称と実際の時計が違っているとおっしゃていておもしろかったです(その方は趣味が高じてその後アンティーク時計の販売を始められました)。

展示できない収蔵品や美術館・博物館に収蔵するにはちょっと難ありな物も興味深いものですよね。
(そして実は美術館博物館側が展示するものじゃないと無意識の内に思っているものこそ美術ファンが見たいものである可能性もあります。これらについてはプロの学芸員の方に訴え続けていたらその内聞いてもらえるのではないかと期待しているのでした)

先のコメントで私が上げた南蛮文化館には重要文化財もありますがそれ以外もなかなか良いらしいのです。
5月と11月の2ヶ月しかオープンしていないという意味ではなかなか訪れるチャンスが少ないながらもちょっと足りない系(失礼!)の物もあって非常に面白いところなんだとか。
http://www.namban.jp/namban/
個人でここまで出来る人ってなかなかいないですよねぇ……

あのバブル時代の買った物は自分の物、どうしようが勝手という発言は物議を醸しましたし日本の企業人の教養の無さを世界に向けて発信してしまった恥ずかしい出来事でしたね。
本人の死後ゴッホはサザビーズに、ルノワールはバブル崩壊後に海外に流出らしいですがなんともはや……💧

今回富山水墨画美術館で色々と話をしてきたのですが富山における美術(を含む芸術)についての歴史を専門に研究されているということで今はそちらの方面でも少しばかりですが協力させていただいています。
若い画家を引き連れて横山大観が富山を訪れ氷見の方に行っていた等の足跡も追われているとか年月が経ってしまっているので調査は中々大変なようです。
でも少しずつ分かって来ていることも多い様で富田渓仙もその線から富山に来た可能性もあるそうです。
松本清張の代表作に「点と線」という作品がありますが、色々な点が繋がって線になる面白さはやはり現実に味わっていると面白いです。

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

私は気になったものは次から次へと読むクセがあるのでたしかその作者の作品で最後に読んだのが作者自身の若い頃をモチーフにした推理小説だったような……?と検索してみて出てきたのが高橋克彦でした。
しかし高橋克彦で佐竹本三十六歌仙絵モチーフの作品は検索しても出てきません。
たしか小野小町の絵についてを巡る話だったように思うのですが???
肉筆浮世絵が贋作が出過ぎて日本ではタブーになったというのも同じ作者の作品で読んだ覚えがありますが高橋克彦は浮世絵シリーズと呼ばれる推理物があるからそれのどれかかも?
記憶の中ではアメリカの美術館で出てきたけれどそれに該当しそうなものもありそうで、足の裏にご飯がついた様な気持ちになって図書館で高橋克彦の本を探しましたが……最近人気がないのか開架に置かれていませんでした💦
実はマンガでも小野小町の断片についてのものを読んだことがあるので佐竹本三十六歌仙絵巻切断は結構人気のモチーフなのかもしれません。

愛知県図書館で美術にまつわるミステリー本やその他をまとめた資料があったのでもし興味がおありでしたらどうぞ🙂
https://blog.goo.ne.jp/ak96/e/dd32e37e4cbddb512f2ffb384285ab97
(私が読んだカラヴァッジョ物は中に入っていないようなので漏れている本もあるとは思いますが)

佐竹本三十六歌仙絵の所有者変遷も面白いですよね。
バブルが弾けて財を失ってすぐに手放した所有者だとかどこかで聞いたような話も……😅
小野小町を最初に所有したのは相場師の方だったからよくネタにされているのでしょうか?
こちらの方のブログがコンパクトに纏められていて参考になります。
https://blog.goo.ne.jp/ak96/e/dd32e37e4cbddb512f2ffb384285ab97

>> noel@ベータ版 さん

MOA美術館、収蔵品が素晴らしいですね!行きたい美術館の一つです。仁清の色絵藤花文茶壺めっちゃ見たいのですが未だ叶わず。サン美も行きたい…疫病め…

京博の佐竹本の特別展は前後期両方行くことが出来ました。切断にも驚きましたが、断簡の表具に室町時代の絵画をぶった切って使われているのも衝撃でした∑(゚Д゚)なんという事をー!(TT)
展示自体は応挙館の襖絵が来ていて絵巻分割の籤引きの場が再現されていたり、1件ずつ床の間のような空間で拝見できたり、他の歌仙絵との比較も見られて楽しく観る事ができました。

動く歩道の展示、また今後もあるといいですね。私も体験してみたいです。今後は混雑を避け距離を保って見られるような工夫が増えていくのかなと思っています(^^)

>> 117umie さん

17giumieさんも絵を描かれているんですね。凄いです!
以前掲示板で弓弦羽神社と香雪美術館について教えていただきましたm(_ _ )m
白鶴美術館と大谷美術館も庭園が素敵なんですね。白鶴美術館は別の掲示板で教えてもらったのですが、どちらも行った事が無いのでチェックしました。ありがとうございます(^^)
ホント不安無く移動できるようになったら、行きたい美術館・博物館がいっぱいです。

>> 117umie さん

「ギャラリーフェイク」、美術関係が好きならとても面白いと思われますよ♪
機会があれば読んでみてください。
あと「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」というマンガもあります。
こちらもお勧め。
突っ込みながら楽しく読めますよ~

水彩画のにじみは良いですよね。
日本画でも「たらしこみ」という技法名があります♪
立派な技法なのですよね。

>> hiroro_02@🐸💚 さん

仁清の「色絵藤花文茶壺」はいつでも展示されているから急がないでも大丈夫だと思いますよ~
基本的に毎年2月頃(梅の季節)に「紅白梅図屏風」が公開されているのでそれと合わせて見学も良いかもしれません。
(私は3年ごとに岩佐又兵衛展詣……)

大阪に住んでいた子供の頃はよく京博にも連れて行ってもらいました。
今から考えるとあちこちに美術館、博物館、資料館、遺跡等々があったのだからもっと行っておけば良かったです。
(東博はトーハクだけれど京都はキョーハクとカタカナにはしないのね)

>断簡の表具に室町時代の絵画をぶった切って使われているのも衝撃でした∑(゚Д゚)なんという事をー!(TT)

なんということをー!②
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

趣味人といえば趣味人だけれど成金でもあったからなのでしょうか?
悲しいですね💧

佐竹本の同窓会w、またあるようでしたら行ってみたいものです。
あれば良いですよね~~~

それまで皆、疫病に負けずに長生きしましょうね(^^)

>> noel@ベータ版 さん

>3年ごとに岩佐又兵衛展詣

羨ましいです~!
常設展示だからでしょうか、2016年の京博「国宝」展でもMOA美術館と石川県立美術館所蔵の仁清作品は交渉しても貸出ししてもらえなかったそうです。
光琳「紅白梅図屏風」も拝見したい作品です。

そういえばキョーハクとは書かずに京博ですね。余談ですが以前、京博近くの知積院で「トーハクは何処ですか?」と聞かれて『え、そこにあるのはキョーハクですが…』と思ったのですが聞かれていたのは知積院の長谷川等伯「楓図壁貼付」の展示場所でした(^^;)


>ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

ですよね(TT)明治時代の数寄者、金にあかせて「こんな凄いこと出来るんだぜ!」みたいな感覚だったのでしょうか。
子供っぽい所もあるのか益田鈍翁も歌仙絵は自分でくじ引きと言っておきながら、当たらなかったからって不機嫌になったり。(それで斎宮女御のくじを譲ってもらってる)

見たい美術品はまだまだ沢山あるので倒れるわけにはいきません。疫病が去るまで今は耐えます。

>> hiroro_02@🐸💚 さん

コチラこそ、ゆず丸を教えていただいて、ありがとうございます☺️
コロナがなかったらコレから美術館巡りにもいい季節なのに〜(TдT)

ところで、hiroro_02さんもnoelさんもご存じでした?
私は今知りました💦
京博のマスコット、トラりん!!😳
なかなかなキャラクターざんす!

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「色絵藤花文茶壺」はMOA美術館のシンボル的な扱いなのでそのせいかもしれませんね。
常設展示でもこれだけはいくつかある展示室の合間に専用の小部屋というか展示スペースが作られていて展示されている作品が何であろうともそこに茶壺が置かれている……という感じなのです。
いつ行ってもそこにあるのであまり有り難みがない(というかそこにも絵巻を置いてとさえ思ってしまう💦)……かもしれません(^^;)

かわりにサントリー美術館の野々村仁清「色絵鶴香合」のちょっと変わった方向からの画像をどうぞ。
茶壺みたいに大きくありませんが私はこちらの作品の方が好みです。
(サントリー美術館も所蔵品は写真撮影OKの美術館です)

長谷川等伯といえばやはりトーハクにある「松林図屏風」。
いつ拝見しても胸に迫るものがあります。

明治時代の数寄者は様々なエピソードがありますよね。
呆れるエピソードも沢山ありますが美術に新しい風を吹き込んだ人々でもあり……
あまり目立たない方かもしれませんが山崎種二のエピソードが好きです。
古典作品を買い込んだら贋作だったのでそれ以降同時代の作家の作品を購入したそうですが、その結果が山種美術館でありまた他の子ども達が相続した美術品が(出身地である)高崎の美術館に寄託されていたりします。
私は高崎タワー美術館で何点か見る機会がありましたが山種美術館に収められていないものでもこんな素敵な美術品を購入されていたのかと感動しました。
本物を手にするなら現在活動している作家から購入するというのは真理だと思いますしパトロンとして芸術家を育てられたというのは功績ですよね。

>> 117umie さん

トラりんは hiroro_02さんの掲示板でどなたかが貼ってくださっていたような……
なかなかなキャラクターですよね(^^)

トーハクのキャラクターはトーハクくん(本名 東 博 あずまひろし)とユリノキちゃんです。
時々トーハクの中を着ぐるみが歩いているような……
前に名刺をもらったことがあります(^^;)
(しかしトーハク、昨年春に常設展の料金を500円から一挙に倍の1000円にしたのはあんまりだと思います……)

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>> 117umie さん

>美術館巡りにもいい季節なのに〜(TдT)

お庭眺めるのも今はホントいい季節ですよね…

トラりん、ファンです♪写真お願いするといつも可愛いポーズを取ってくれます。写真は2108年池大雅展の時のものです。トラりんにも長らく出会っていません(TT)
グッズも色々売っていますが、トラりんは自分のグッズを持った人を見かけると土下座してお礼してました(何故土下座^^;)
ブログも写真がいっぱいです♪佐竹本のついでに↓
特別展「流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」を見に行くリン♪
https://www.kyohaku.go.jp/jp/torarin/blog/2019/10/191018.html

>> hiroro_02@🐸💚 さん

土下座!
それはすごい( ・_・;)!
もし京博に行ってトラりんを見つけたらダッシュでトラりんグッズを購入して写真もお願いしなくては♪
関西らしくすごくノリが良いのですね!
ブログも持っているとは……

トーハクくんも「1089ブログ」に記事があるっぽいけれど真面目に読んだことがないのでトラりんブログと共に読んでみます。
出かけられないなら家で楽しめることを探せばいいじゃない♪
いつか本物を見る日の為に知識を身につけられたら良いな~
アカン、ツボに入って笑い過ぎでマジで涙が🤣🤣 ヤメテトメテ💧

にしても土下座まで〜

ブログでトラりん見つけたけど、そのページは見てませんでした!
ありがとうございます!
やたらフットワーク軽いキャラだ、
なんか元気でた(笑)

>> noel@ベータ版 さん

鶴ちゃん可愛い!(⊙ꇴ⊙)
サン美の写真ありがとうございます。写真OK、図録と違うアングルで記録が出来ていいですね。

MOAもやはり専用部屋展示なんですね。サンリツ服部美術館の本阿弥光悦の白楽「不二山」も専用部屋があるようで、こちらも見に行かないと貸出しはなさそうです(^^;)
「松林図屏風」は2016年の国宝展でやっと見ることが出来ました。トーハクの等伯を京博で♪引きで見ると静謐な雰囲気ですが近づいてみると荒々しいというか迫力のある筆致でした。

山崎種二と山種美術館のエピソード知りませんでした。
同時代の人からしたらそれほど…という作品でも後世の私達からしたら凄いお宝です。審美眼と先見の明があったのですね。素晴らしいエピソードです。

東博(あずまひろし)、この字面見るだけで笑ってしまう……いつか会いたいです。
noelさん、京博に行かれた際は是非是非トラりんに会って下さい♪私もトーハクくんに会えるようになるまではブログ読みます(^^)

>> 117umie さん

笑っていただけて良かったです。
トラりん、自称ツイッターのエゴサの鬼ですがファンサービスの鬼でもあります。楽しいコメントと可愛い写真で是非癒されてください♪(私は京博のまわしものではありませんよ~(≧∇≦))

>> noel@ベータ版 さん

先日いろいろ整理していたら、紐の結び方の本が出てきました。
多分母が購入したものと思います。
私もこらで勉強したいと思っています。

焼き物類は、まだ母のモノなのでいろいろ相続関係をクリアにしないとまだ寄贈はできない状態ですが、
地元の作家さんの作品が多く、また地元の美術館の名誉館長さんは、母がお世話なっている方なので、
その時はご相談に乗っていただけるのては?と思っています。

我が家の場合、多分まだちょっと先の話になると思いますが。

>> HAYA さん

紐の結び方の本、私も持っています。
飾り結びもやってみると面白いのでたまに長い紐を用意して本を見ながら結んでは解き結んでは解き……趣味としても良さそうです。
(もはや美術とは関係ないかもしれませんけれど)

地元の美術勘の名誉館長さんとお知り合いとはラッキーですね!
それなら話が早いかもしれません。
美術関係の方はそちらの方でのネットワークをお持ちみたいですからうちの美術館よりもあそこが良いよ~等と教えてくれたりもします。
画を寄贈した富山県水墨画美術館も知らなかったのですが問い合わせを続けている間にお話してくださった学芸員の方から教えてもらいました。
(水墨画というのは日本美術の中でもちょっと特殊な分難しいものがあると先日話に聞きましたがどういう意味かは??? ただ問い合わせている内に美術館が欲しいのは水墨画よりも色がついた絵であるという印象は受けました)

いつまでもお母様がお元気でいらっしゃると良いですね(^^)
好きな物に囲まれた生活は、こういう時期であるからこそ、きっと心に潤いが与えられるものだと思います。
noelさん、みなさま、

みなさんのたくさんのコメントを読み、所有権ってものすごく強力な権利なんだな~と、ぼんやり考えていました。寄贈する人もいれば、返却を求める人もいる・・・(あ、ですが返却を求められても、きちんとした法手続きを踏んでいるので、もうどうしようもないそうです。当たり前ですけど・・・。)

返却で思い出したのですが(話がそれてすみません)名画「黄金のアデーレ」をベースにした映画を観ました。レプリカの陶板画を、大塚国際美術館で観たのがきっかけでした。実話です。これは歴史的な背景が大きく、なんともコメントしようがないですが、オーストリアの国立美術館所蔵だったものが、元の所有者へ返還されます。でも、売却されてしまうんです・・・やはり、一個人で絵の管理をするには責任が重すぎるのだろうか?・・・などと思いました。売却先は、ロナルド・ローダー(エスティローダーの社長)です。

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

寄贈の他に所有権を有したまま作品を美術館・博物館に委ねる寄託という方法もありますね。
ただこれだと後々問題が起こりやすいそうで富山県水墨画美術館でも過去に問題が起こったため企業以外からの寄託は受けていないという話でした。
考えられるのは寄託者が鬼籍に入られてからの相続問題などでしょうか。

隣市に私立美術館があるのですがそこに多くの品を寄託されている方の物を中心とした展覧会が開かれたことがあります。
私の友人がそこでボランティアをしているのですがある時ひとつの展示品の写真を撮りたいと許可を求められたそうです。
寄託品ですのでお断りをしたところその尋ねて来られた方はその品の元の持ち主の娘でとても懐かしいので父の思い出として写真を撮らせて欲しいと言われたのだとか。
結局館長にバトンパスしたそうですが、元の持ち主の関係者であっても写真撮影を今の持ち主が許すかどうかは分からないし難しいところですよね。

「黄金のアデーレ」も本来の持ち主はオーストリアの美術館に寄贈したいという意思を持っていたとう話ですが相続人はアメリカ在住。
有名な話ですけれど何年も裁判で戦って取り返した絵を結局当時最高の金額で売却したということにショックを受けた方も多かったとか。
ただ売却先がナチスが収奪したものを取り戻す運動をしていた人でありその美術館であり……
戦争さえなければ今でもオーストリアにあの絵はあったことでしょう。
これに限らず文化財略奪の問題は根が深く難しいです。

参考サイト:
「文化財略奪」の歴史を検討する
http://studium.xsrv.jp/demo/review/LAB030429_cultural_assets/index.html
寄託のお話し興味深いですね。まさにアデーレみたい^^;

「略奪」という表現は怖いです💦 信仰が絡んでいると、略奪した側は、本来、もとある場所に戻しただけ・・・と思っているように感じます。奈良にも、仏像系がそういう感じで転々とする物語がたくさんあるみたいですw

>> ねむ125@マイそくSL_ さん

色々あるみたいですよね~
廃仏毀釈で仏像が置物として流れて行ったりとかetc..
美術品=財産(お金)と感じる人がいる限り醜い話は生まれてくるのかもしれません。
似ているのか似ていないのか分からないけれど世界の紛争地域の多くが宝石の産出地と被っているという話も思い出します。

私が住む地域にある企業の創業者が洋画を集めていたそうなのです。
そして自分が死んだら管理が出来ないだろうから美術館に寄贈するようにと子どもに言ったところ子どもが美術館を建てたので美術品は寄贈ではなく子どもに相続させコレクションの絵は子どもが作った小さな美術館へに納められました。
……とここまではいいのです。
この美術館、いつまでたってもオープンしないのですよ。
窓から中に絵が掛かっているのが見えたりはするのですが。
そしてある日美術館であるはずの扉に看板が掲げられました。
「ネイルサロン」
……

一般的に美術館では保存保管の為に化学物質を中に入れないようにしているから万年筆どころかシャープペンシルまで使用禁止になっています。
メモを取りたい時には鉛筆を貸してくれるのが普通ですよね。
でもネイルサロンになってしまったら化学物質があちらこちらに置かれていそうです。
油絵は日本画よりも強いとはいえ劣化しないわけでもないのに……
これ良く出来たたとえ話ではなく実話なのです。
たまにこの美術館になるはずだったネイルサロンの前を通りかかりますがその度に残念な気持ちになるのでした。
とっても、参考になりました。

>> 花笑み さん

おはようございます☀

参考になったとしたらとても嬉しいです😊

>> noel@ベータ版 さん

>フェルメール
>光る広すぎるおでこが特徴的な女性像を描く画家

吹き出しましたw。酷い…けどw。

>> wagami さん

いやだってフェルメールの女性は皆おでこが広くて(更に光っている)人が多いと思われませんか?
レフ板の代わりなんだろうな……とは思いますが(^^;)

でもおでこは光っていないけれど1番おでこが広く描かれていて気の毒になるのは「少女」です。
https://artsandculture.google.com/asset/少女/0QGiiknexk25VA?hl=ja

>> noel@ベータ版 さん

『少女』初めて見ました!
彼女にこそターバンを!

今日もチラシミュージアム見てたら、来月から京都に田中一村が〜!
奄美の風景、今こそ見たいです。
 京都と言えばもはやトラりんしか浮かびませんが(笑)
>彼女にこそターバンを!

w。
何ですか、ここは、面白スレなんですかw。

>> 117umie さん

いやあの青いターバンの少女(真珠の耳飾りの少女)のターバンを外すと同じくらい広いおでこが現れそうですよ(^^;)。

田中一村、あまり好みじゃない入場券がお高い美術館に特別展で来た時にいくつかの作品を見ました。
(奄美に行くより安い、気に入らない美術館でも田中一村を見るためになら……と)

割と日本画家って最後には白黒の絵(水墨画)に行きたがる人が多いらしいのですが(と富山県水墨画美術館の学芸員さんがおっしゃっていました)田中一村は正反対の方へ行きましたよね~と話をしましたよ。
来月から京都に……その頃には変異ウイルスが猛威を振るっているのが収まれば良いですね。

>> wagami さん

美術に関する面白スレです(`・ω・´)キリッ
>レフ板
>ターバン

韻を踏んでるwww
絶妙のやり取りに笑ってしまいました(≧∇≦)
そして笑いながら新しい知識を得ました。まさに「面白くてためになる」スレですね♪
hiroro_02さんはここでもPhotographyで立てたスレの宣伝をしましょう♪

フェルメールは現存する作品が少ないことでも有名ですが、顧客が貴族ではなく商人が主であったとフェルメール展での解説にあったので購入された絵が朽ちて残らなかったのもかなりあるのではないかと勝手に思っています。
現存しないけれど記録に名前だから残る絵が……と資料にあっても実際個人的依頼で渡した絵が確実に記録されていたのかどうかは……?

個人宅にある物で良い物は美術館・博物館に寄贈しましょう~と掲示板のテーマにこじつけておきます(^^;)。

>> 117umie さん

田中一村展、5月に病院に行った帰りに寄れそうかも。
個人経営で5月11月の2ヶ月しか開館していない南蛮文化館よりもこちらの方が立ち寄りしやすそうではあります。
ただ眼科検診のフルコース後で目が見えにくい(正確には瞳孔が開いているので焦点調節が出来ない)のが難点だし時間指定なので病院から出る時間と京都に行く時間と美術館まで迷う時間と(方向音痴は常に迷う時間も入れておく必要があります)……
時間通りに行けなかった場合どうなるのだろう?
とローチケの予約販売画面を見ながら悩んでいます。

>> noel@ベータ版 さん

寄れたらいいですね〜!
けど、瞳孔開いての検診の後は心配です😰眩しいし、ピントもちょっと合いにくい感じで、慣れた道でも歩きにくいです。ムリしないで下さいネ✨
そして、検診結果が異状なしでありますように!!
(私は生まれつき片目が悪くて…
 本当に目は大事!)

私も方向音痴で大阪では100%迷います。京都はマス目なので少しマシ。

hiroro_02さんのフォトグラフィーも日本のみならず、台北のお写真も!
見応えのあるお写真ばかり🤩

コチラも志しの高いスレなのに、私なんかとんだ板汚しで…すみません。_(_^_)_ けど、本当にためになります🍀🍀

>> 117umie さん

板汚しなんておっしゃらないでくださいよ~
芸術論等は色々出されていますし学問としても成立していますが私たちの様な一般人はただ単に美術品を見て好きか嫌いか位で良いのだと思っています。
好きだとしたら何故好きなのか、嫌いだとしたら何故そう感じたのか、そこから自分自身が見えてくる……そんな鑑賞法でも良いのではないでしょうか?

それに美術のプロであるはずの学芸員が展示されている作品にいい加減なキャプションを付けていることもありますから、素人であることを卑下することは全くないと思います。

某美術館で行われたルドン展で最も心引かれたのはルドンの師ロドルフ・ブレスダンの「善きサマリア人」なのですがそのキャプションが聖書の解釈のままで絵をちゃんと見ていないのではないかと頭を悩まされました。
今文化遺産オンラインで見てみましたがこちらのキャプションも同じ……
https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/43281/1

すごく細かい版画で私は持参したルーペでその絵を見ていたのですがこれ全然「救済」の画面ではないのですよ!
もしどこかでこの版画をご覧になる機会があれば是非まじまじと見てください。
サマリア人は冷徹に<傷ついた>男を観察しています。
男は……頭が下に落ちている状態(普通はこの状態は怪我とは呼ばないし介抱も不可能なはず)……
回りの森の中には幻想的、怪しげなモノが隠れています。
タイトルから連想される聖書の場面と正反対の描写でそこに凄みがあるのですがプロって本物の絵をきちんと観ないのかな~とがっかりしました(そしてその美術館のサポーターは止めました)。
そしてルドンが師の画集を出すはずが出さなかったのは結局商業的に成功した自分よりも芸術家としての師匠が何段も上であると世に出したくなかったからかな~と感じました。
結果私の中のルドンの評価は器が小さい商業的に成功した人、ですw

国立西洋美術館はブレスダンの版画を持っているのでいつか反画質で特集を組んでくれないかと再オープンを楽しみにしています。

>> noel@ベータ版 さん

ありがとうございます!
好き嫌いや直感でいいんですね!

けど、noelさんは一般人とは…
やっぱりただモノじゃない〜〜!
(すでに何回も言われてる通り)
学芸員さんの知識を超えてますから!
(ウンウンと同意が聞こえます)

そしてリンクのキャプションは文中、ブレスダンを
 われらがブレダンスもこの系譜を
 知らないはずはない。
まさかの、お名前間違え??💦
実物の作品はルーペ必須ですね!

>> noel@ベータ版 さん

お言葉に甘えて宣伝させていただきます。

Photographyテーマ【美術館・博物館】
お気に入りの美術館・博物館の写真を思い出と共に♪
https://king.mineo.jp/photographies/372

立てて24時間経たないうちに想定外な事と不備がありまして、概要欄がすごく長くなってしまいましたが、目を通していただいた上で気軽に投稿していただけると嬉しいです(^^)
よろしくお願いします。

>> 117umie さん

版画室と打ったつもりが反画質となにやら特撮に出てきそうな名称になっていました💦
失礼いたしました🙏

美術品は離れて鑑賞するのとぐっと近付いて鑑賞するのと更に単眼鏡やルーペで細かく観察するのとetc.で見え方が違ってくるところも面白いですよね〜
からくり人形みたいな動く物はその動き、中のメカニズムも面白い……
世の中見るべき物がいっぱいです。

こんな時にでもバーチャルで見られる時代に感謝!
お陰で家にいても楽しめるのが嬉しい。
それをみんなでシェア出来るのも良いところ😊

さて私はフォトグラフィに何から貼りに行こうかなぁ〜♪

>> noel@ベータ版 さん

noelさん、単眼鏡やルーペのオススメありますか?(美術館鑑賞用)

私は、単眼鏡は適当なものを使っています(どこのだったか覚えていないです💦)ルーペはPeakとビクセンのを使っています。Peakは確か宝石鑑定用だった記憶があります。ちょっと使いずらいです。雨上がりの「苔」を観るのに買いましたが、最近は、スマホのIMEI番号を読むのに使ったりしています(爆)

IMG_1249.JPG

お勧めかどうかは分かりませんが私が使用している単眼鏡とルーペは画像の通りです。

単眼鏡のデザイン自体はビクセンの方が好みだったのですが結局購入したのはケンコーのギャラリーEYE(倍率4倍の方)
https://www.yodobashi.com/product/100000001004053586/
とビクセンのポケットリーディングルーペです。
https://www.yodobashi.com/product/100000001006068072/

ギャラリーEYEにした理由は視界が広く明るく見えること。
私はメガネを掛けているのですがケンコーの接眼レンズの脇部分を眼鏡用に折り返してアイレリーフを短く出来る仕様になっています。
(写真は折り返した状態で撮影しています)
6倍でなく4倍にしたのは6倍までの倍率は必要ないと判断したのと倍率が高くなると(当たり前ですが)見える部分が少なくなるから。
※ 付属のストラップは手で持つ用でしたがネックストラップを付けています。

ルーペは収納式レンズ保護ケース一体型が使いやすいので。
レンズを出したら保護ケースが持ち手になります。

人混みで美術品に近付いて鑑賞出来ないと分かっている時には普通の双眼鏡持参で出かけたりします。
でもコロナ禍でそんなに密になることはないだろうから当分はこのふたつ、何なら単眼鏡だけで良さそうです。

たしか千葉市立美術館でルーペで鈴木春信の浮世絵を拝見していた時に美術館の方からルーペによって光が作品に集まる可能性を指摘されました。
それで最近は単眼鏡の方を使って鑑賞する方が多いです。
もちろんそこまで繊細な作品で無ければルーペで大丈夫だと思いますが。

ちなみに宝石用は中国製の30倍を使っています(^^;)。
正式な宝石用は10倍ですが30倍の方が素人の私には細かいところまで見られて楽しいので。
(スマホにつける顕微鏡も持っています♪)

>> noel@ベータ版 さん

>ねむ125さん
私も皆さんが使われてるアートスコープが気になっていました(^^)

noelさん、紹介ありがとうございます。
いつも目を<●><●>めっちゃ見開いて見ていますが細かいところまで見えず(当たり前だ)、1年ちょっと前に探していましたがそのうち鑑賞できなくなってしまってそのままでした(^^;)
単眼鏡(アートスコープ)で見ると非常に細かいところまで見えるのでそこが全体的な見掛けの違いになっているのだな〜と思うことがあります。

例えば円山応挙展に行った時に彼の晩年の作である孔雀の襖絵がドーンとあって同じ様な弟子が描いた孔雀の絵もあったのですが孔雀の目の中のハイライト(光って白い部分)が違うのを拡大して発見しました。
弟子の絵はツルッとした丸なのに対して応挙のハイライトはアメーバーの様な感じで……
ほんの些細な違いですが応挙の孔雀の目が生き生きとして見えるのはその為かと納得しました。
(単に晩年で手が震えていた可能性もあるかも?)

絵のパーツとしては本当に小さな物なのです。
でもきっとそういう積み重ねが全体的な違いを生み出しているのだと思いました。

アートスコープ、お勧めです!

>> hiroro_02@🐸💚 さん

>アートスコープが気になっていました(^^)<
ですよね^^!
私も自己流で適当に使っていましたので、知りたくなったのです。正倉院展に行くと、ベテランさん方が、それぞれの単眼鏡で鑑賞しています。それを横目に見ながら、ああいうのを持ってきたらいいのね?とマネしながらやってきましたw

>noelさん
アートスコープというのですね?ありがとうございます!
あと、現場でメモをとることがありますが、なぜ鉛筆でないとダメなのか理由を知りませんでした。これも勉強になりました^^
こんな風に、見ず知らずの人たちが教えてくださることを、ありがたく思います。

IMG_20210501_200134-01.jpeg

安物。

こんなのもありますよ、という事で。

Amazonで700円台で売ってる、Kenkoの単眼鏡です。おもちゃなの?って値段ですw。安物だけどそれなりに使える、というレビューが多かったので、とりあえず買ってみたら…うん、確かにそれなりに使えます。(ホームセンターで見たら2000円弱で売られてました。)

私の場合は仏像鑑賞用なのですが、こんな物でも、台座の上の仏像の頭部や法具の細部を見るのには十分役に立ちます。
(絵画に使うには、最短焦点距離がちょっと長過ぎるかもしれません。)

壊れても惜しくない値段なので気軽に持ち出せますし、胸ポケットにも入るくらいコンパクトで邪魔にもなりませんし。

単眼鏡なる物を初めて買うのにちょっと迷いましたけど、この価格なのでお試しで買って、そのまま常用にしています。

(しっかり見たい時は双眼鏡も持って行きます。ちょっと目立っちゃいますから、実際に出して使う事はほとんどありませんけど。)

DSC_0001_1.JPG

>> wagami さん

安物②。

ギャラリーEYE購入前は双眼鏡とルーペ、レイメイ藤井の単眼鏡を使用していました。
視力が弱い目で見るよりは良く見えました。
ただこの単眼鏡、見えすぎるというか倍率が10~30倍と高く大きく拡大して見える分見える範囲が狭く、観察したい部分に合わせるのが大変でした。
特に混雑する展覧会では絵の前でモタモタするのも気が引けて、更にいちいちメガネを外すのが面倒だった(メガネを落とすと大問題!)のでメガネをかけたまま美術品が鑑賞出来るアートスコープの購入に至りました。

書かれていらっしゃる通り何も最初から専門品を購入しなくても手頃な価格の物を入手してそこから考えるのが良いと私も思います。
我が家の中にはそんなお試し品でいっぱいです(^^;)。
100円ショップの物も使用していますが、さすがにオペラグラスは百均にはあったても単眼鏡はないですよね。

>> noel@ベータ版 さん

お邪魔します✌️
朝からこの掲示板を一から読ませて頂いてると、読みいってしまい通勤電車🚃で一駅乗り過ごすとこでした😱
なんかいろいろ考えさせていただきました🤔
単眼鏡欲しいです🪞小さい双眼鏡持って行きますが、結局使わない😅

>> SPEC-C@国宝マスター さん

コメントをありがとうございます。
電車、乗り過ごされなくて良かったです(^^;)

単眼鏡は荷物から出すときもさりげなくなので使いやすいですよ~
細かいところをしっかり見ることが出来るのでそこで作者の工夫に気付くこともありますし、こんな肉眼で見えにくいところにこんな遊びが……という発見も楽しいです。

美術品は想定された(鑑賞する)距離から離れて見るのととても近付いて部分的に観察するのと両方の楽しみ方があるので体力があれば長々と美術館や博物館に居座ることになりますね。
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