iPhone 14 eSIM利用→海外旅行でeSIM使える？

>>36 blue777さん

お問合せのポイントはとても重要なのですが、少しややこしいです。説明トライしてみます。

Q1 :
>>以下の2つは(mineoはIIJと読み換えると)
>>矛盾してると思うのですが…

A1 :
仮に、Ubigi-eSIMのインストール前の状態を
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IMEI① IIJmio-D 物理SIM/通話のみ (APN構成プロファイル無し)
IMEI② mineo-A eSIM (APN構成プロファイル有り)

と設定した場合に、mineo-AのAPN構成プロファイルはIMEI②に紐づけられています。

ここから、Ubigi-eSIMで mineo-Aを切替えると、

Ubigi-eSIMのインストール後の状態は
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IMEI① IIJmio-D 物理SIM/通話のみ (APN構成プロファイル無し)
IMEI② Ubigi-eSIM (APN手書き)
オフ : ③mineo-A eSIM

となりますが、実はmineo-Aの APN構成プロファイルは(削除しない限り) IMEI②に紐づいて残っています。それでも Ubigiの「手書きAPN」により強制的にオーバーライドされますので、mineo-Aの APN構成プロファイルは無視されます。削除不要で利用可です。

　ただし、(ここ重要)!! Ubigi-eSIMではなく、povo2.0, LINEMO, ahamo, irumo, Rakuten, 国産MVNO のような「APN手書き」機能が提供されないSIM/eSIMで切り替えようとすると、IMEI②に紐づけられていmineo-AのAPN構成プロファイルが有効のままになっているのでオーバーライドは出来ません。ネットワーク接続は不可となってしまいます。

　なので、(一般的に)、新たにeSIMや、デュアルSIMに不慣れなユーザーにガイドする場合には、「既にインストールされているAPN構成プロファイルは削除してください～」というのが""安全策""として説明されていると思います。

　また、Ubigi-eSIMのようにこの有用な「APN手書き」機能を提供しているSIMとしては、SIM2Fly, MTxC, Flexiroamなどの海外グローバルSIM勢ばかりで、国産SIM/eSIMにはアリマセン。例外的に、IIJmio-データ専用eSIM(Full-MVNO)は「APN手書き」機能を提供していますが、Ubigi-eSIMの「APN手書き」機能よりは劣性です。
　具体的に言うと、IIJmio-データ専用eSIM(Full-MVNO)の「APN手書き」では、IMEIに紐づけられた先住のAPN構成プロファイルをオーバーライドすることは出来ません。

　その違いが何処から来るのかと言うと、キャリアバンドルの違いです。Ubigi-eSIMではIMEI関連構成が ={Transatel 57.0+「APN(mbb)手書き」}で提供され、SIM2Flyでは={AIS 57.0+「APN(internet)手書き」}で提供ているのに対して、IIIJmio-データ専用eSIM(Full-MVNO)では = {Carrier 57.0(汎用バンドル/ノンキャリア用バンドル)+「APN(iijmio.jp)手書き」}が提供されていて、この場合(汎用バンドル/ノンキャリア用バンドル)というのは、不特定のSIMに対して自動的に提供される汎用バンドルなので非力です。残念ながらやはりAPN構成プロファイルの強制オーバーライドは出来ません。