mvno化出来ぬSoftBank／ソフトバンク系全端末は買ってはいけない。

もう１つ、ソフトバンクの端末をMVNOで使うために買ってはいけない理由としては、将来的にもソフトバンク系のMVNOが出てくる可能性が低いことが挙げられます。

ドコモ、au、ソフトバンクがMVNO向けに回線を貸し出すときの接続料ですが、L2、10Mbps当たりの接続料が2015年４月30日現在、
ドコモ　　　　　945,059円
ａｕ　　　　　1,166,191円
ソフトバンク　1,352,562円
これだけ違います。それでなくても薄利多売のMVNO業者が、ソフトバンクから回線を借りて商売したって採算は全く合いません。だから、ソフトバンク系のMVNOが出てくる可能性は極めて低いです。

なぜソフトバンクがこれだけ高いかというと、携帯・スマホと基地局までは無線通信ですが、そこから先は光ファイバー網ですが、ソフトバンクは自前の光ファイバー網はほとんどないのでNTTから借りなければいけません。だから安く提供できないのです。

ソフトバンクの端末でそのまま使えるMVNOが出てこない以上、MVNOで使うためにソフトバンクの端末を買うのは全く意味ないですよね。